19日日曜日、朝一番に見て参りました。
ドラマ版の「シャーロック」は見ていたような、見ていなかったようなそんな感じ。
そんな感じと言うのはどんな感じなのかさっぱり分からないと思うのですが、私が積極的に見ていなっかったとしても、夫が見ていてテレビから映像が流れて来ていたものだから、なんとなく視界に入っていたような感じです。別につまらなくて積極的に見ていなかったかというのではなく、仕事をしていたりウトウトしていたり、家事をしていたりしていたからだと思います。
だからどの話が印象的だったかと聞かれても、さっぱり覚えていないのです。
だけど今回の映画版は、夫よりも私の方が積極的に見に行こうと張り切っていたと思います。
ひとつは、イケメン二人を見て幸せな時間に浸ろうと思った言うのは冗談ですが(いやしかし、あながち、冗談とは言い切れないものがあるかも(笑))、タイトルの「バスカヴィル家の犬」に惹かれたからでしょうか。
これって、シャーロック・ホームズシリーズでは、有名なお話なんですよね。
シャーロック・ホームズのお話は、少々は知ってます。だけど少々しか知らないわけで、この有名なお話は知らなかったわけです。気になるじゃないですか。
ふたつ目は、・・・・・・・・・、ありゃ、思いつかないなぁ。やはり、イケメン二人を見て幸せな時間をってやつだったかも(^_^;)
ところで、理由に挙げたタイトルですが、実はこれ、コナン・ドイルの原作をモチーフにしてってやつで、この「モチーフ」って出てきたら、別物と考えた方が良いって事ですよね。
映画サイトのレビューを読んでいたら、原作ファンの方が「まったく別のお話」と言ってました。
じゃあ、ダメなのかというわけではありません。
思わず泣きました !!
「30点 !!」と、シャーロックに当たる獅子雄が言って、「はっ」っと冷静になりましたが、うっかりと騙されるところでした(^_^;)
でも犯罪の動機としてはどうかなと思っても、やっぱり泣けます。泣いてしまった事に後悔はないです。
ラストにも。
ただ私は・・・と言うのはネタバレになってしまうので、下の画像の下に続きます。
また元のお話も知りたくなってしまいました。原作は長いらしいので、グラナダ版の「シャーロック・ホームズの冒険」をレンタルしても良いかなと思っている所です。
あっ、ちょっと待って !
時々思い出す「AXN ミステリー」。
7月14日8時からベネディクト・カンバーバッチの「シャーロック」の「「バスカヴィルの犬(ハウンド)」/ The Hounds of Baskerville」を放送するみたいですね。
画像の下はネタバレしています。
蓮壁家の息子、千里の役を村上虹郎を使ってはダメでしょう。
彼に「助けてください。」と言われてしまうと、本当に可哀想で、それを見捨てて計画通り凍死させてしまう犯人たちは、同情に値しないなと、(「30点」の声で)冷静になった私は思うわけです。
どんな嫌な奴でも、殺してはいけないし、村上虹郎ではさらにダメだと思うのですよ。
もっと我儘いっぱいに育ったイヤーな感じの人を持ってきて欲しかったです。それを本来は彼が演じるべきなのかも知れませんが、彼はそこまで嫌な人ではなかったのかもしれませんよね。ただ蓮壁家の血の人だったと言うだけで殺されてしまったように感じ、同情してしまいました。ある意味彼も親の被害者ですよね。
地震、来るべき時に来たーと言う感じでしたね。
だけど小泉孝太郎演じる捨井は、なぜあのタイミングでって思ってしまいます。
思う人の所にも辿り着けず、逃げもせず、なんかメチャクチャ同情してしまいました。
可哀想と言えば、秘書の馬場(椎名桔平)にも。
本当に、探偵っていうやつは謎を解くだけ。誰も助けられないって感じがしました。
ただ「映画大好きポンポさん」の編集で撮影したものを切りまくるシーンを私は思い出し、夫と帰り道で話し合いました。
「きっとあの捨井は土砂に流されるけれど助かって、握りしめていた花を埋もれてしまった家の後に手向けるんだよ。それに獅子雄が最後に見ていたのは『ペットとの生活』とか言うサイトだったから、ワンコも助かって、そしてあの二人が育てるんだよ。もうすぐ彼らの所にあのワンコがやって来るのだと思うな。そのシーンを皆カットして、視聴者の皆さん、お考え下さいになっていたんだと思う。」
という事で落ち着きました。
じゃないと、救われないから。
その他の情報はこちらから→https://eiga.com/movie/94731/映画.com映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」