ある日、ルート君が言いました。
「俺、藤原竜也のお芝居だったら観に行きたいな。」と。
それを聞いた私は、なんかとっても嬉しかったのです。私の好きなものに寄り添ってくれるような気がして。
張り切って、チケットを買い求めました。
たっちゃん、3年目もカムバックしてくれてありがとうと言う気持ちにもなりました。
この先にも彼は言いました。
「俺、生竜也、凄く楽しみにしてるんだ。藤原竜也、好きだからさ。」と。
6月9日は、実は朝から陶芸の窯出しがあって、そこをゆっくりしていたら間に合いません。自分の作ったものをすぐに仕舞って、会場まで一緒に来てもらったルート君の車に乗って最寄りの駅まで行き、そこから電車に乗り換えて行きました。
もう朝からバタバタし、そして緊張しました。
だけど赤坂に着いたら、もうそこはポッターの世界でした。
軽食を頂き
入場まで、そのハリーポッターの世界観を楽しみました。
ここに来るとどうしても、その頭を撫ぜたくなりますよね。
この日の私はどう見たって、太った緑の魔女という感じでした。
下の画像の絨毯は、エレベーターの中のものなんです。
私、杖を持っているので、エレベーター移動を許してもらえたのですね。
正直凄く助かりました。
なぜなら、このお芝居が終わって、さあ帰るかとなった時、左足が動かなくなってしまったからです。
引きずって帰りましたが、何があるのか分からない毎日なんて「怖い」しか言えません。
だけど、私的にはルート君がとっても楽しんでくれたのが分かっていたので、それだけで満足しました。
お芝居の感想は、さすがに3回目となると「以下同文」みたいな気持ちにもなりますよ。
でもどこがどうとは説明できないのですが、毎回演出などが変わっていると思います。
毎回新鮮で、そして切なさに泣けます。
でも今回は、ある人のセリフの話し方が、ちょっと苦手だったかも。
もちろん「私的には」ですよ。あくまでも。
カーテンコールの時もスタンディングオベーションの時も、ルート君と楽しみました。
まだラッタさんが小学校低学年の時、彼を連れてドラクエコンサートに行ったことがあるんです。ドラクエと言えど交響楽のコンサートですから、少し早いかなと思ったのですが、まったく大丈夫で親子で楽しみました。この時、ルート君はさすがにお留守番でした。
私はこの時思っていたのです。この先の人生で、同じようなことはたくさんあると。
だけどそれは勘違いで、仕事ばかりしていた毎日に追われ、とうとうこの先は何もないまま子供たちを大人にしてしまいました。
それは私の中の一つの悔いでもあったのです。
なんだか私、自分の中の宿題を一つずつやっているみたいな気持ちになっています。
「ハリーポッターと呪いの子」は、親たちと息子の物語。
舞台の下でも,親と息子の物語があったなんて言うと、ちょっと気恥しいかもしれませんね(;^_^A
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