森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜第一回「ありがた山の寒がらす」

2025-01-06 23:47:32 | ドラマ (大河)

【大事な事なので、記事には関係のないことなのですが追記させていただきます。パソコンで皆様のブログに訪問させていただいていますが、「いいね」などのアクションボタンが押せない状態になっています。申し訳ありません。これもこの前のサイバーテロの影響でしょうか。早くすべてが復旧しますように。】

「べらぼう」が始まりましたね。

冒頭、「ああ、私は好きなことがいっぱいあって良かったな。」と思ってしまいました。

「私は」と言いましたが、好きなことがたくさんある人はたくさんいらっしゃると思います。

ただ私のその好きな事の一つが、絵を見る事。

浮世絵もその範疇の中に入るものなんです。

そして私は無知。今だに知らないことがたくさんあるのです。

だから今回の大河も、凄く楽しみにしていました。

 

ちょっと姑の話なのですが、いきなり食事がほとんど取れなくなって、このままじゃ衰弱死してしまうわと言う状況になってきてしまって私は憂鬱。

起きてもやることもなく、気力もなくなっています。そんな母に「今日から大河ドラマが始まるよ。」と言うと、

「もう何年も見てないわ。」とのたまう。

私は心の中で「この前会った時に、『光る君へ』の中の石山寺の説明を、私に熱く語ってたじゃない。(母は大津出身)」と思いましたが、もちろん言いはしません。

「だけど今度は蔦屋・・・・・蔦屋・・・えっとなんだっけ・・・・・まあその蔦屋なんとかが主役なのよ。」と、私の知識はこんなもの。(知識じゃなくて単なるボケ的度忘れの可能性も(;^_^A)

「そしてその蔦屋なんとかを演じる主役が、綺麗な男なのよ。お母さん、元気出るから見た方が良いわよ。」←おすすめのポイントはいろいろあるのです。

「それにさ、彼がいなかったら(蔦屋なんとか)、浮世絵なんて読み捨てられる雑誌のようなものだったかもしれないと思うのよ。←勝手な私の考え
それを高いクオリティのものを見つけ後押しして、世に出していったから、逆に世界に流出して行って、そこはちょっと残念なんだけれど、だけど芸術として世に残り、海外の画家さんたちも彼らに影響されたのだから、その彼の物語が面白くないわけはないわ。」

「まあ、そうなの。面白そうね。」とにっこり笑って義母は言いましたが、その日の夜に、それを見たかは不明。

 

その蔦屋なんとか・・・じゃなくて・・・蔦屋重三郎を演じる横浜流星は、本当に美しい男性だと常々思っているわけですが、彼はその自身の美しさに頼らずに様々な役に体当たりで演じているような気がしていて、大好きな俳優さんです。

そしてその彼、やはり体当たりの演技(じゃなくて、余裕の演技かも知れませんが)でしたね。

初回で蔦屋重三郎がとっても好きになりました。

それに重三郎が、メディア王になっていく引き金が吉原再興の為だったなんて驚きました。(無知ですので)

 

冒頭から吉原炎上シーンで迫力がありましたね。

そしてOPも素敵でしたね。

音楽もジョン・グラムで期待値が上がります。

花魁姿の九郎助稲荷(綾瀬はるか)の吉原案内も面白かったですね。

だけど吉原に綾瀬はるかがいると、何となく「JIN-仁」を思い出していた私。そう言えば、このシナリオは同じ森下佳子が書かれているのですから、なにげにどこか同じ世界観が漂っていたのかもしれません。それは綾瀬はるかと言う世界観だったかな^^

衝撃的だったのは、やはり朝顔の裸体の死体だったでしょうか。

ツイッター(現X)の中には、やせ細ってなかった・病気の体ではなかったなどの意見もあったようですが、言われてみれば確かにそうだったなと思いました。でもこのシーンにそこまでのリアルさはいらなかったとも思いました。むしろ真っ白な裸体に哀しさが増しました。お芝居の世界では、敢えて見せずで何かを見せるということも大事なことだと思います。

 

しかし女郎屋の主人たちのゴージャスなお食事と比べての女郎たちの粗末すぎる食事には、心の底からむかつきました。

思わず、こいつらみんな飢えて死にやがれみたいな気持ちになったことは確かです。

ただHPのキャスト欄を読んでいたら、一概には言えない、これからが楽しみな方も多数いるのだと分かりました。

これからのエピソードが楽しみです。

実在の人物だと思うと、すぐに検索したくなってしまうのですが、今はちょっと我慢しています。始まったばかりですから。

と言いつつ、実は「田沼意知」については調べてしまいました。

ああ、この人は・・・・。

って、この人の事も、この人の欄ではありませんが、他の人の場所にこの先の事が書いてありました。要するに歴史の事実はネタバレではなくて、隠す必要がないってことなのですね。

 

「なりませぬ。」「よいではないか。」と藪の向こう側で、怪しいセリフのやり取りをしていた田沼意知。

でもそれは豪華なお弁当を、下女たちに分けてあげていたのでした。

そして重三郎と父・田沼意次との会話を遠くから見守り、その成り行きに楽しそうに笑っていたこの若様には、今後も期待できそうだと思いました。

でもこの人は、ああ・・・・・・。

って、今はそれは考えないことにしましょう。

 

田沼意次の言葉には説得力がありました。

まず自分はそれに向けて何かをしているのかと言うもの。

その言葉に、重三郎は目覚めます。

吉原に人が集まる工夫を考える。

次週からの彼の活躍が楽しみです。

 

でも私、ちょっと思うのですが、吉原が潤えば女郎たちはお腹一杯ご飯が食べられるのでしょうか。

今の時点でのあの食事の差 !!

吉原に必要なのは、上に立つ者たちの意識改革では ?

(なんか今の日本みたいね。むかむか)

だけどきっと重三郎の頑張りが、きっと何か風をおこしていくに違いありません。

 

ではまた次回に・・・・

と言いながら、「べらぼう」の感想は、ランダムでありテキトーです。

 

 


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