11日、映画館のロビーでスマホを開けると、そのお知らせが入っていました。
とうとうドラえもん、力尽きたんだなと思いました。
ドラえもんの声で知られる大山のぶ代さんが、
9月29日午後、都内の病院で老衰のために亡くなられたのです。
たまたま今年の3月に「娘になった妻、のぶ代へ」という本を読みました。←感想の記事にリンクしています。
その記事内にも書きましたが、なぜ今頃その本を読んだのかと言えば、母が認知症になってしまったからで、看護していた夫の砂川さんの話を読んでみたかったからです。
無念にも砂川さんは2017年に、彼女を残して亡くなってしまいました。
それから7年、彼女は今、砂川さんに再会して微笑んでいるのではないでしょうか。きっとそうだと信じたいです。
今になって知ったことですが、のぶ代さんは、私の母と同じ学年の人だったのですね。6月に誕生日を迎えた私の母は91歳になりました。のぶ代さんは10月が誕生日だったので90歳だったのですが。
母と同じ時代を生きた人だったのだなと、なんだかしみじみとしました。
あっ、そう言えばですね、前にその本を読んだときに、彼女の本を持ってるなと探してみたらちゃんと本箱にあったのですよ。
私の本はカバーが無くなってしまいましたが、中がとっても綺麗でした。まだ結婚したばかりの時に買った本ですがおつまみのお料理中心だったので、2個ぐらい作ったきりになっていたのかも知れません。私の持っている本は、昭和56年の1月に発刊されて、10月には18刷発行。ベストセラーだったのですね。
ルート君はたくさんドラえもんに子守をしてもらいました。
素敵な時代をありがとうございました。
安らかにお眠りください。
同じ日、もう一つ飛び込んできたニュースは嬉しいものでした。
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞を受賞しました。
68年間、被爆者の立場から核廃絶を訴えてきました。
日本は唯一の被爆国だというのに、核兵器禁止条約に参加していないことを、ずっと苦々しく思ってきました。
だからこの核廃絶を訴えてきた人たちが受賞と聞いて、心から嬉しく感じたのでした。
それなのに
石破さんは「核共有」だなんて、言っちゃうし・・・・
日本と言う国は、どうなっていくのでしょうね。