森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

お墓参り☆地震☆花火

2021-03-21 01:33:31 | 梢は歌う(日記)

梅が終わったら、桜。

※          ※        ※

ひとつ前の記事「ブログ生活5555日 ♪」にたくさんのリアクションボタンを押していただきありがとうございました。

その記事に「15年と77日」と書きましたが、その記事を書くにあたって、少々読み直してみたのですが、なんだか私は切なくなってしまいました。

15年の重みは、かなり大きいのだと思います。

15年前は、私もまだ40代で父も健在。70代の初めにいた母だって元気溌剌です。

姉妹も義兄弟たちも皆元気で輝いていたのでした。私の一族にも変化がありました。

それは夫の家族にも言える事でした。

2006年の5月に「一族の食卓」 、8月には「一族の食卓2」を書きました。

お墓参りなどの後に、夜には一族で集まってお食事なんかをしていた楽しい時代があったのです。

その頃、私は彼らが好きでした。陽気な酔っ払いたち。

彼らはカッコ良かったし、単純に一族集合の食卓は楽しかったです。

 

だけどもう今となっては、それは無いのです。別に仲たがいしたわけではないけれど、・・・・・・・

そこは書けないと言うか、書く内容がないと言うか、年月がそういう形を作ってしまったのだと思います。

まあ、私の中ではありますよ。「アーア、この人たちはなぁ。」と思う事が。もっと露骨に不愉快な理由が。

強いて言えば、自分勝手な老いた母が未だにこの一族のリーダーだからだと思います。

でもだからと言って不仲と言うわけでもなく、そこはモヤモヤの部分です。

だけど私はこの変化がとっても寂しいのです。

 

日付が変わってしまうと思うので昨日になってしまいますが、お墓参りに行きました。

やっぱりその後にお昼を食べようとか、お茶を飲みに行こうとか何もないのです。

せっかくのお墓参りだと言うのに、みんなで集まっても楽しいとは思えないし勿体ない時間です。

と言いましても「こんな時代」の今は、こちら側からあんにお誘いするわけにもいかず、お墓で解散になりました。

 

なんだかやっぱり寂しくて、そしてつまらなく感じてしまいました。でもその時私はこの近くにいちご農園があった事を思い出しました。

それで帰りに立ち寄って買ってまいりました。

その苺は甘くて、とっても美味しかったのでした。

以前なら夫はそういう所に寄って欲しいと言っても、二つ返事の人ではありませんでした。これも時が変えたのかもしれません。可愛らしく手入れされた花壇の奥の直売所。そこは苺の香りに包まれていました。外にはお行儀の良いワンコがいて、夫の相手をしてくれたみたいで、苺を買ってお店から出てくるとニコニコとした彼が待っていました。

ほんのちょっとの、幸せな時間でした。

たった一つの満足が、その寂しさを埋めると言う事はある事だと思います。

 

ところで昨日、夕方の6時9分ごろ、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県で最大震度5強を観測した地震がありました。

津波注意報も出て、到達した津波は1メートルだとか。

私の家の方は、震度は3くらいだったと思うのですが、大きくそして長く揺れたので、少々気持ちが悪くなってしまいました。

だけど震度5強では、揺れも相当大きく感じ、家の中の散乱も大変だったと思います。

 

震源地とその周辺の皆様に、心からお見舞い申し上げます。

 

最近大きめの地震が続いているので、対岸の火事と思わずに、気持ち引き締めていきたいものですね。

実は、揺れ始める少し前、

「ちょっとトイレに行こうかな。でも面倒くさいから、もう少ししてから行こうかな。」と迷っていました。

そこにあの揺れが来たのです。

そして落ち着いた時に、私は思いました。

先に何があるか分からないので、トイレなど後回しにしてはいけないー。

いついかなることがあるか分からないのだから、と。

 

で、行きました。ついでにペーパーを変えたり、お掃除したり・・・・

そこに夫殿の声が・・・

「ママはトイレいるのか~。」

何をトイレまで追いかけて来ての用があるんだろうと思いリビングに戻ると、

「今花火が連続であがっていたんだよ。連続だったから綺麗だった。」と彼は言いました。

それで、トイレまで教えに来てくれたのですね。そしてそれはトイレに入っている間に終わってしまったと言う、ゲリラ花火だったのです。

だから、いついかなることがあるか分からない事だから、ご用は常にサッサと済ましておくのだ・・・といっても後の祭りで、残念に思っていたのでした。

 

するとかなり経ってから、妹から

「花火が上がっている。」とラインにメールと写真が送られてきました。

 

なかなか綺麗に撮れていて、私はこれで満足する事が出来たのでした。

 

 


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