森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ありがとう、そしてさようなら

2024-10-06 14:00:32 | 同じ時代の船に乗る

4輪で終わりかと思っていた我が家の朝顔でしたが(9月の4枚☆2024)、なんと翌日も咲き、昨日は3輪もいっぺんに咲きました。

我が家のベランダは、猛暑の夏は本当に地獄のようで、そんな真夏にひょっこりと芽を出し期待もしてなかったのですが、途中で一度はケアしたものの、思った通り花など無縁な朝顔だったのです。涼しくなったので、きっと朝顔もホッとしたのでしょうね。

 

 

だけど・・・・

いつも素敵な朝顔がたくさん咲いていた庭の住人は、逝ってしまわれたのですね。

4日の日は、少し時間に余裕があったのでブログ周りをしていました。

そこで知ったある方の訃報。

今はコメント欄も閉じていますので、特別に深いお付き合いがあったわけではありません。

それでもブログの行き来はありました。

私はブログのお付き合いで一番大事なことは、お互いの記事を読みあうことだと思っています。

私もその方のブログに行きましたが、その方もよく来てくださいました。

 

ただ、バタバタしている時、または自分の体調がイマイチの時は来てくださった方のブログ訪問がやっとになることも多いのです。8月9月はまさにそれでした。

それで4日の日に他の方のブログで知ったのです。

その時、その方のブログに行ってみても、なぜこの記事で訃報が分かったのか分かりませんでしたが、その方と親しかった方がコメント欄に書き込んでくれたのです。

ショックでした。

同じマンションに同じくらいのお歳の方がいて、私のあこがれの人なのですが、その方のピンシャンと立っている佇まいが素敵なんです。

なんでかその方とイメージが重なっていました。

過去に娘さんを先に亡くしてしまった悲しみを抱えているというのに、それでも強く美しく生きている様に惹かれていました。

 

だけどこの日、私は今頃で本当に申し訳なかったのですが、別の方の訃報も知ったのです。

かつては所謂企業戦士でした。その後、アルコール依存に陥ってしまいました。きっと現役時代の過激さと必要に迫られた飲酒の習慣に、そこに導かれてしまったのかも知れません。

断酒後、コロナ前は自らゴミなどを拾い、街の浄化に努めていました。

病気になられても頑張っていらっしゃいましたが、これが最後の更新とその方がブログに投稿された後も、私が新しく記事を更新すると訪問してくれていたのです。

きっとあまり自由に動けなくなったお体で、それでも読んで応援してくれているのではないかと思っていました。

それならばもっと寄りそうな記事が書けないものかと思いつつ(美しい風景や花などの写真や、優しい詩の紹介とか)、結局何もしなかった私。ちょっと悔いの想いが残ります。

 

9月3日。私は何をしていたのでしょう。

呼吸器外来に行って、その帰り道に小さな秋を見つけていたと思います。

9月15日。私は何をしていたのでしょう。

姑を買い物に連れて行って、そして自分のうちの買い物。それだけでクタクタになっていたのではないかしら。

 

  

 

もうブログを通しての触れ合いが途絶えるのかと思うと、寂しい限りです。

ある時は頑張って、ある時はイキイキと生きていらっしゃった事を忘れはしません。

どうぞ安らかにお眠りください。

今までありがとうございました。

そしてさようなら。

 

※    ※    ※

素敵なブログです。

めんどりおばあの庭 (goo.ne.jp)

ヒゲジイのアル中よもやま話 (goo.ne.jp)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 名刑事コールマンの捜査と子... | トップ | 「ずぶぬれの木曜日」と「音叉」 »
最新の画像もっと見る

同じ時代の船に乗る」カテゴリの最新記事