7月6日、今年の春に高校に進学し、私が最後に勉強のお手伝いをした子供の保護者様からラインが入りました。
その子が学校で作ったトウモロコシを、私にもおすそ分けしたいと言っていたので、玄関に置いておきますというものでした。お仕事に行く途中でのことなので、会わずに行くということなのですが助かりました。と言うのも、そのラインを私は実家に行く途中の電車の中で受け取ったからです。
すぐに私も受け取っておいてくださいと、夫にラインをしました。
頂いてすぐには食べられなかったわけですが、卒業した後も私の事を思い出し、そして自分が課題授業で作った作物を届けようと思ってくれたことが、私にはとっても嬉しく思いました。
私の毎日は、そんなささやかな幸せでいっぱいです。
だけどその中の触れ合った子供たちとの、心が温かくなるような思い出が積み重なるのはここまでの事だと思います。
辞めるという選択は、一つの扉を閉めてしまったということですから。
その扉を閉めた選択が間違えてなかったと思えるように、あの時の「ありがとう」また違う時の「ありがとう」を思い出しながら、この先も「時」を大切にしながら、笑って生きていこうと思っています。
そしてまた、あの時の「ありがとう」また違う時の「ありがとう」に、私も「ありがとう」と言いたいです。
感謝しています。