森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「ホテルデルーナ~月明りの恋人~」

2023-04-17 13:42:09 | 海外ドラマ

韓国ドラマ「怪物」を見終わってしまって、ヨ・ジングとシン・ハギュンのロスになり、何かないかと思ったら、姉がこの作品を勧めてくれました。

「怪物」の感想が、自分でも追記した方がいいんじゃないかと思うくらいあっさりとしてしまったのは、実は続けて見て、そして見終わってしまった「ホテルデルーナ」の余韻に浸りきっていたからでした。

またもwowow様からあらすじをお借りしました。

『<ストーリー>
生前のさまざまな事情を抱えた幽霊だけが泊まることができる「ホテル・デルーナ」は、明洞のど真ん中に位置し、一見するとボロボロに見えるが、幽霊にとっては最高級のホテルだった。疑い深く、気難しい性格のホテルのオーナー、チャン・マンウォル(IU)は、過去の剣士だったころに犯した罪によって呪いをかけられ、1000年もの間、幽霊を相手に働くことを余儀なくされていた。
エリートホテリエのク・チャンソン(ヨ・ジング)は、父親が20年前に交わした約束により、マンウォルからデルーナで働くよう迫られていた。拒否していたク・チャンソンだったが、デルーナで働くことを決意し、マンウォルとともに幽霊のおもてなしをしていくのだが…。』

このドラマも、全16話。

幹をなすマンウォルの過去の秘密と彼女の未来の物語以外にも、織り込まれるエピソードがいちいち胸に突き刺さり、瞳を濡らしながら見ていました。

私は特に、深いエピソードではなかったのに、亡くなってしまった主人のそばを離れずに、主人の後を追ってしまったワンコのお話に滂沱の涙でした。マゴ神の助けにより、いつでも外に行けたのに、そのそばを離れず死んだのです。そして主人とワンコは共に天国行きの車に乗っていきました。

こういうワンコを「星守る犬」っていうんですよね‥‥って、その言葉を言っただけで、あの映画が蘇ってきて、また泣いてしまう私。

エピソードで泣くようになってしまったのは、このお話がきっかけだったかもしれません。

まあ、こんな風に様々なエピソードがたくさんありましたが、そのエピソードもデルーナの従業員の恨みを晴らしたり、友人の悲劇やシリアルキラーのサスペンスもあったり多方面に渡っていて飽きることがありませんでした。なんか貞子っぽいのも出てくるし(笑)

それでもやはりメインのチャン・マンウォルを1300年デルーナに縛り付けてしまった、その過去の物語が一番で、本当に切なくて哀しくて、そして素敵です。

その1300年の恨みを買ってしまった、想い人コ・チョンミョンをイ・ドヒョンが演じましたが、この人も素敵な人なんですよね。

 

このドラマはアメリカでリメイクされるそうですね。じゃあ、日本でも・・・・。

でもね、意外と日本って、ファンタジー系のものって視聴率取れないし、こういうのって韓国の方が得意だと思うんです。それに韓国ドラマのセリフを日本の俳優さんが日本語でほぼ変わらずに言うとするじゃないですか。

耐えられない!!

恥ずかしくなっちゃって(笑)

韓国ドラマに嵌るっていうのは、ある種の異文化に触れるって感じもします(笑)(笑)

 

でもでもその異文化の物語素敵でした。近頃ドライアイに悩まされている方、生活にロマンチック不足な方にお勧めできるお話です。

 

以下はネタバレ全開の感想です。

 

ラストのシーンに「えっ、なに、これ変じゃない。」となり、そしてED後のシーンで驚いて、思わず検索してしまいました。

(ニューヨークの?)公園のベンチに座っているク・チャンソンの所に、数年前に三途の川を渡っていったチャン・マンウォルが表れます。

「思ったより早かったね。」

「待ってると思って急いだの。」

と、二人は寄り添って、幸せそうな微笑みを浮かべて終わりです。

幸せなハッピーエンド・・・・。

でもこの時私が思ったのは、

えっーーー。こんな素敵なお話だったのに、最後にめちゃくちゃにされた感じでいやだわ。だったのです。辻褄が合わないお話は嫌いですから。

でもシナリオを書いたホン姉妹によれば、これはク・チャンソンの幸せな妄想なのですって。

凄く納得しました。そうじゃなくちゃね。

 

私だって妄想しましたよ。

いつか来世で出会う二人。未来の都市の片隅で、二人は偶然出会い・・・ってね。

でもチャン・マンウォルはチャン・マンウォルではなく、ク・チャンソンはク・チャンソンではないはず。

いや、運命は、彼らにたまたま同じ名前を付けるとか・・・ねっ。それは私の幸せな妄想。

 

だけど、ホン姉妹によると、二人の別れる運命は決まっていて、最後シーンはおまけの視聴者サービスのようなものだったらしいです。

だけど私、そのシーンが本当に幸せそうで、それがク・チャンソンの妄想だったかと思うと、逆に切なさが増してまたも涙があふれてしまったのです・・・・が、ED後のド派手な「ホテルブルームーン」のシーンにまたもびっくり仰天。

私はほとんど韓流スターのことを知らない人なので、やっぱり調べちゃいましたよ。

最後に出てきた人は、キム・スヒョンと言う俳優さんで、まだ未見ですが「太陽を抱く月」の主演をした人なんですね。その時の子役が、なんとヨ・ジングなんですね。

そう言えば、このドラマの中でも「后妃になった女」でしたっけ ?

そんなタイトルのドラマの撮影風景が出てきて、ヨ・ジングが「王になった男」の主演だったことを思い出し、笑ってしまいました^^

 

あと少しだけ書かせてくださいね。

チャン・マンウォルを1300年、蛍の姿で見守り続けたコ・チョンミョン。ああ、それも切ない。だけど橋を渡っていく彼の誘いの手を、チャン・マンウォルは取らずク・チャンソンのもとに帰ってきます。つかの間の時間のために。

またも私は思ってしまいました。

ああ。コ・チョンミョン、かわいそうって。

だけどその後に、1300年前に死にかけていた少女チャン・マンウォルを助けたのが誰なのかが分かります。彼女がずっと首に巻いていたスカーフを渡し、「月の宿」の存在を教え、両親の死を慰めたのが前世の少年ク・チャンソンだったのでした。

二人の縁は、1300年の時を経て引き合わせ、そして愛し合ったのです。

二人はきっと、100年後かもしれないし、または1000年後かもしれませんが、いつかまた出会い幸せになることでしょう。(と、信じたいです。)

 

また最後に感じたのは、あの長い長い川を渡っていく橋、素敵だなと思いましたが、あのさびなどの補修はいつ誰がするんだろうって思ってた……じゃなくて、言いたいのはそこではなく、

橋を渡るまでに今生の記憶を、すべて忘れていくというところに感動しました。

苦しみも憎しみも失敗も、みんなみんな忘れていくのです。確かに愛した人も頑張ってやり切った事も、成功の喜びも忘れてしまうのかもしれません。

だけど橋を一人で渡っていくマンウォルの顔は、何かに魂がいっぱい満たされているような感じで、晴れ晴れとしていました。

そしてかっこ良かったです。

冒頭の、一人寂しく荒野を行くマンウォルとは大違いでしたね。

 

今度こそ最後の感想です。

私、食道楽って、昔からあまり好きじゃなかったんです。ちょっと友達に付き合ってと言う感じで今まで来たのですが、マンウォルを見ていたら「食道楽」って言うのも楽しいかなって思えてきました。💛 ちょっと危険な感想かもしれません(笑)

 

ちょっと長く熱く書いてしまいました(;^_^A

お読みくださりありがとうございました。

 

しかし韓国ドラマは、確かに沼。

次は「絶対彼氏」を見ようかなと思ったけれど、これ、奥様、40話もあるザますよ~。

これしばらくは、手を付けないようにするザます。

恐ろしいザます。

って、ザますって何でしょう。恐ろしさのあまり言葉も変に。

とりあえずやることをやり、読むべきものを読み、学ぶべきものを学び、見ようと思った映画などを見てから、この沼に戻ってくることにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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韓国ドラマ「怪物」

2023-04-16 00:44:37 | 海外ドラマ

あえてタイトルの前に「韓国ドラマ」と付けました。

じゃないと、今だと是枝監督の新作の「怪物」の検索で引っかかってしまう方もいらっしゃるかもしれませんから。そちらの映画も、シナリオ・音楽・キャスト、みな興味があり、見てみたい作品ではあります。

で、こちらは、たまにはアマゾンプライムで何かを見てみようかなと思って開きタイトルに惹かれて見てみました。

この時は、まだこれから公開になる同じタイトルの映画のことは知らなかった頃です。

 

この作品、全16話なのですが、最後までしっかり見ると、「あー面白かったなぁ」と思い、また「なんか感動したなぁ」ともなり、「終わっちゃって寂しいな。」ともなるのです。

つまり面白かったし、とっても良かったです。

でももし星をつけるとしたら、私は「☆☆☆★★★」かしら。★は20点

この作品の幹になる部分は、もしかした「犯人は誰 ?」ではないのかもしれません。もしそうなら、連続殺人犯はあの人で、その後に続く恐ろしい真相の犯人はあの人という部分は、意外性がないからで、怪しい人が犯人です。

しかもシリアルキラーは8話、つまり話半分の段階で分かってしまうのです。

その後のさらなる秘密の犯人も、思った通り・・・・。

だからつまり、たぶん面白いのはそこじゃないと思うのです。

だけど「★★」をマイナスにして、☆四つをつけなかった理由もまたそこにあって、後半に行くにつれてお話が、あまり好みじゃなくなっていったからなんです。

 

途中で

「えっ、まさか!?

それはどういうこと?」という映像が入ります。

主人公の刑事が犯人だなんてありえません。なのにその映像では、彼は思わず犯人なのかと思わせるようなものなのです。

しかしその真相も、最後の最後にというように引っ張られることはありません。

すこぶる納得のいく流れでした。

深淵を除くものは、深淵もまたお前を見詰めているー。

怪物を捕まえるには、自らも怪物になる  ?

二人の刑事が、悪の姿をさらそうとするとき、彼らの犯した罪と罰とは。

 

バディものでありながら、信じあう二人という関係でないのが、もどかしくもありですが、逆にそこが最後のジンワリした感動を生んだように思います。

 

と言っても、シリアルキラーのあの人、本当に怖いですよ。

 

二人の刑事に

ヨ・ジング(ハン・ジュウォン)×シン・ハギュン(イ・ドンシク)。

 

『20年前、双子の妹が失踪しその事件の容疑者とされたイ・ドンシク。現在は地方にあるマニャン派出所で巡査部長として働いている。ソウルから来たエリート警部補のハン・ジュウォンと組むことになり、2人はぶつかり合いながらも連続殺人事件を捜査していく。次々に起こる事件と明かされていく真実。本当の怪物は一体誰なのか?』アマプラの解説からお借りしました。


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もっといっぱいの桜を見よう

2023-04-13 23:44:34 | お散歩&写真日記

「もっといっぱいの桜を見よう。」

それは来年の私の決意。

今年は上野の桜を見て、そして少し遅れましたが、いつも楽しませてもらってる近所の公園にも行って桜を見ました。

またバスの中からも車の中からも、街の中の桜の風景を見たように思いました。

だけどふとこの過ぎた季節を思うと、見ていない桜がたくさんあるように感じました。それはどこか有名な桜並木を見に行くということではなくて、毎年見ている自分の街の桜たち。

あの高校の桜も、あの街路樹の桜たちも、あの公園の桜も、今年は見ていないなぁ。

毎年毎年同じなんだけれど、毎年毎年感動してきました。

短い桜の季節。

来年は、あの桜この桜に会いに行こう。

友達に会いに行くみたいに会いに行こう。

そんなことを、思っている今の私です。

 

4月3日の月曜日は青空で、歯医者の帰りに散歩しながら帰りました。

 

手入れもされていない伸び放題の桜の木。

だけど、本当にどんなところにも、桜の木って植えられているんだなぁと思いました。

 

そしてほんの数日でも、同じ桜と言われていても、その主役の座をバトンタッチしているのですね。

8日の日、内科と整形のはしご。

その帰り道で撮りました。

 

しかし・・・・

歯医者だとか整形だとか内科だとか、みんな病院の帰り道でって、なんか「どういうこと !?」って思っちゃいますよね。

なんか情けないなぁって思うけれど、「負けないぞ~!」とも思う^^


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3月の暮らし☆2023

2023-04-12 17:08:26 | 梢は歌う(日記)

4月も3分の1過ぎてしまったわけですが、3月のおまとめ日記を書いておこうと思います。

3月はゆきちゃん(スノウさん)の誕生日があり、そして1周忌がありました。

夫殿は白内障の手術で、その後の通勤自粛で1週間ほど家にいました。

実家では姉が、膝の二回目の手術で2週間ほど入院していました。

私自身は思うことがあって、マンションのサークルの一つをやめさせてもらい、もう一つを頑張ると決意し、また勢いで新しく始めた(始まってしまった !?)陶芸も最低限のお道具もそろえ、なんだかやる気も出てきました。

それからあまりにも少ない時間数になっているので、「仕事をしてます。」とは、あまり大きな声では言えないような気がしているのですが、それでも次の年度のために、バイトの方も自宅での方も、それぞれ打ち合わせが終わり、少しずつ2023年のもう一つの新年に向けて動き出しました。

なんだか3月は、花たちが少しずつ、または一気に咲くように、みなそれぞれが動き出した、そんな感じだったような気がします。

(その続きを知っている4月の今、ちょっと胸がチクチクします。が、今、ここでは沈黙^^)

 

下の囲みは昨年の4月7日に投稿したものです。本当は今年も同じくらいにまとめることが出来たはずなのにと思うと、ちょっと残念。

1か月を振り返ってみると、結構いろいろなことがありました。

 
3月の暮らし☆2022
なんか最近、毎日が忙しいです。楽しく一日は終わるけれど、自分の心に問えば「ヤル気」と言うものがありません。 2月の終わりだったか、3月の初めだったか、サークルのあ......
 

 【映画】

いつもここから書き始めるのですが、3月はとうとうおまとめ日記を書くことが出来ませんでした。数が少なかったのもありますが、何かあと1本、観たような気がしているのですが、思い出せないのです。勘違いかもしれませんが、これからは自分を過信せず「メモ大事」と肝に銘じていきたいものです。

とりあえず、映画は3本は観ました。

映画館では《「RRR」を見てきました。》(21日)

おうちシネマでは《「 ビール・ストリートの恋人たち 」を読み、そして見ました。

あと1本は「キングダム2」です。その1回目の映画館で観た感想は→「キングダム2 遥かなる大地へ」

 

 【ドラマ】

映画の本数が少なかったのは、はまりまくった「ヴェラ」のせいです(;^_^A

その感想は→「ヴェラ~信念の女警部~」にドはまり+

「+」の部分は「カササギ殺人事件」と「パムの秘密」

3月終了だった朝ドラの感想も書きました→「舞いあがれ !」は見ていました。

同じく3月終了したドラマの感想も書きました。→冬シーズンのドラマを振り返って

 

 【お芝居】

wowowで中川大志さんの舞台を見て感想を書きました。彼、すごく人気があるんですね。その記事ピンポイントで、ブログのお客様がたくさんみえられました。

その感想は→音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」

 

 【読書】

「ビール・ストリートの恋人たち」を読みました。その感想の記事は【映画】の項目でリンクしています。

 

 【漫画】

「ドラゴンの子」を読みました。

無料で読めます。読めれれば読まれるほど、作者の方に良いことが起きるみたいです。

こちらです。

 

 【お出かけ】

東京ステーションギャラリー「佐伯祐三」展

↓ その時に行った丸の内周辺散歩。やっぱり東京は面白いなぁと思います。(17日)

久しぶりの東京散歩

「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」

↓ その時に行った、上野のお花見記事 (24日。ここに来る前に実はバッグのバーゲンに行きました。新しいバッグを買ったりすると、どこかに行きたい気分になりました。)

笑顔の花が咲いていました

上野の山の夜桜

 

 【その他の日記】

こまめではありませんでしたが、なんだかんだと日記をブログに書いていました。

「疲れた~!」と言っても良いですよね。(1日2日の日記)

3月4日は、誕生日でした。(ゆきちゃんの1周忌&3日4日5日の日記)

「お片付け日和」(6日7日)

陶芸体験に行ってきました。(8日)

マスクを忘れた~!!(9日、夫殿の白内障手術の日でした。)

3月10日は。(東京大空襲の日。思い出すようにしています。今の私は病院通い。)

「それを知りたいんです。」と少女は言いました。(3.11)

あまりこまめじゃない日記(10日から14日までの日記☆ホワイトデーがあったり姑の家に行ったり・・)

陶芸は、「体験」終わり。(15日16日)

家から出ない生活にホッとする(18日19日20日の日記)

来客があると、家が片付く(22日☆これもお仕事の一つです。)

アバウト10歳差の友達たち(23日、午前と午後と10歳年下、10歳年上の友人に会いました。学ぶことが多いです。)

春は花の祭り☆2023(29日はサークルの活動を少しだけ頑張ったかな。)

「3月の4枚」☆2023

 

 【さらにその他の写真日記】

 歯医者・整形とはしごして、夫に迎えに来てもらって銀行回り&ランチ(25日)

 19日に買った新しいパソコンのために、ようやく動いたのが26日でした。バイバイ、今までありがとう。君との時間はとっても楽しかったよ。

 30日は陶芸のためのお買い物に連れて行ってもらいました。帰りのおやつ兼昼食。

31日ラストの日は、友人とランチ。すぐに帰ってしまう人なので、そのあと映画に行こうと思っていましたが、予想していた以上に早く帰ってしまったので、少し休んでいたら、急いで帰る案件が生じて帰宅。でもバスの中で寝込んで、終点でお茶を飲み時間をつぶし、何やら行ったり来たりの無駄な時間を費やしていたような・・・

それなのに、見たかった街の風景が見ることが出来たような気がして、良かったような気がしてしまった私は、本当にポジティブ人間なのだと思います。

 

この日のサヨナラは

 何気にお世話になっていたような気がします。なんでも終わるということは寂しいことですよね。

 

 

 1年がかりで書いてきた「約8年」、一応書き終わりました。

本当はもっと書き足りないなと思うのですが、きっと私は無意識に彼女の命日までに、書き終えたかったのだと思いました。

・「約8年 その18」の中で

>「泣き虫kiriyはこの時、号泣してたかと言うと、まったく泣きません。その時泣いているように見えたら、みんなが泣いていてなんとなくバツが悪いので泣いているように見せているウソ泣きです。私は別れや悲しみに鈍感な人で、そういう感情は、一旦波が静かに引いて行き、そして後から後から押し寄せて来るのに似ています。」

「別れや悲しみに鈍感な人・・・」と書いてしまったけれど、顔見た途端に号泣した義父の死の時のことを思い出し、あとからそれは全く違うなと思いました。

ただこれだけは言えます。私の中の悲しみは

>一旦波が静かに引いて行き、そして後から後から押し寄せて来るのに似ています

この1年、本当に涙を流してきたように思います。そしてそれはこれからも・・・・かも。

でも良いのです。

いた人がいなくなるというのは、そういうことだと思うからです。

 

私の3月は、それなりでしたが私的にはかなり充実していたように思います。

 

 

 そしてまた、さようなら・・・が

私たちが知ったのは4月2日でしたが、本当は3月28日にお亡くなりになっていた坂本龍一さん。

音楽も素晴らしかったですが、私はまた一人、正しいことをきちんと言ってくださる大人を失ってしまったように思えて、それもまた悲しく思います。

 

Merry Christmas Mr.Lawrence

 

1月の暮らし♡2023

2月の暮らし☆2023


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音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」

2023-04-10 13:04:22 | 観劇・コンサート日記

3月25日にwowowで放送されたものを録画して、26日に観ました。

「鎌倉殿の13人」から中川大志が好きになり、好きになってみると、過去に観て印象深かった映画「砕け散るところを見せてあげる」の主演が彼だったなと思いだし、認識を新たに、彼への注目度が高くなっていたのです。

そしたらですね、wowowでこのお芝居の放送があると知りました。

楽しみだなぁと思いました。でも「この変なタイトルは何 ? 」ってなりました。

 

2月に(やはりテレビで)【舞台「薔薇王の葬列」】を観て、リチャード3世に興味を持ちました。

シェークスピアの描いた彼は、湾曲した肉体の醜い男だったのです。

この「歌妖曲~中川大志之丞変化~」は、「リチャード3世×昭和の歌謡界」。

またも「???」

となりましたが、観ると、「ああ、なるほど~。」と思いました。

 

 

中川大志が演じる鳴尾定は、肢体が曲がり、顔も歪んで生まれてきてしまった男。光り輝く芸能家族である鳴尾一族の中では、決して表に出てはいけない影のものとして扱われてきました。

その彼が闇医者を使って、美しき桜木輝彦に生まれ変わり、トップスターの座に上り詰め、そして一族に復讐を果たすという物語なのです。

昭和の歌謡界の話でも、確かにシェークスピアという感じがしますね。

ネタバレのようですが、ここまでは許容範囲のものと思ってくださいね。

 

しかし役者さんって大変だなぁと、改めて思いました。その仕事を「受ける」と言ってしまったその時から、その舞台のために逃れられない戦いが始まるのですものね。

昨年の彼は、その前半は重い兜の衣装を着けていたかもしれませんが、そののちは、肢体をくねらせた姿勢で舞台の練習を重ねたのですから。舞台の放送後のインタビューで、徐々にその姿勢に慣れて、真っすぐに立っている方が疲れたと笑って言っていました。

そして、このお芝居は「音楽劇」であり、歌の練習にも励まなければなりませんよね。でもその歌のレッスンは、彼にとってはとっても楽しいものだったらしいですよ。

 

キャストさんはみな良かったです。私はやっぱり浅利陽介が好きなんだと思います。鳴尾定の理解者であった義兄弟の徳田誠二が物語の中でも好きでした。

愛を渇望して止まない男が、その愛を信じることが出来ずに破滅していく物語で(リチャード3世なのですものね)、切なく哀しかったです。

 

「薔薇王の葬列」、そしてこのお芝居ときて、私の中の興味の風船が「リチャード3世」で大きく膨らみつつあります。

こんなニュースを見つけました。

「リチャード3世の「凄惨な死」、遺骨から明らかに」

2014年のニュースですが、

>「シェークスピアの戯曲では背骨が湾曲し、権力に飢えた残忍な人物として描かれるリチャード3世だが、現代の研究ではリチャード3世を倒して台頭したテューダー朝によって本来の姿が歪曲(わいきょく)されていることが分かっている。(c)AFP/Richard INGHAM」

すこぶる興味深いじゃないですか。

 

それからまた、私はその歪んだ体を修正するシーンで、デジャブみたいな感覚に襲われました。見たことがあるという既視感です。確か・・・・手塚治虫の漫画だったかな ?

検索してみたら、今はAIが答えてくれるんですね。

「手塚治虫の「湾曲した肢体をギブスで伸ばす漫画」についてですね。手塚治虫は、日本の漫画家・アニメ監督・医師であり、ストーリー漫画の先駆者の一人とされています¹。手塚治虫の作品には、医療や科学技術に関する要素が含まれていることが多く、その中には「湾曲した肢体をギブスで伸ばす漫画」も含まれています¹。しかし、この作品については詳細な情報が見つかりませんでした。 ソース: Bing との会話 2023/4/10」

これ以上は無理なわけですが、なかなか面白い経験をしたように感じました。

 

お芝居の感想から、徐々に離れていってるような気もしますので、もう終わりですが、観ることが出来て嬉しかったです。

下にリンクしたHPは、すこぶる丁寧でキャストさんたちのインタビュー動画もあり、読み応え見ごたえ十分です。

またその下のは、桜木輝彦の解禁されている動画です。

ファンの皆様、お楽しみあれ。

ですね^^

 

サービス満点のHPは→こちら

 

桜木輝彦「彼方の景色」ミュージックビデオ


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冬シーズンのドラマを振り返って

2023-04-09 16:04:01 | テレビ・ラジオ

最近では、毎回やってるわけでもないことなので、すっ飛ばしてもいいような気もするし、意外と自分の過去記事を読む私でも、あまり意味のない記事になってしまうのが、このシーズン毎のドラマのまとめ感想なんです。

それは最初から意味がないというのではなく、時間がかなり空いた後に読み返すと、そのタイトルのドラマの内容が思い出せないものがあるんです。

 

つまり一つ一つ丁寧に書けば、あとから読んでも、思いだすことが出来るからいいのですが、まとめ記事は内容・あらすじ・出演者さえも省いた「見ていました」という記事になってしまうので、時には「感動しました。」と感想が書いてあるのに、「なんだっけ?」となることもあって、それで意味のない記事になってしまうと言う情けない意味なんです。

それでも書いておこうかなと思ったのは、冬シーズンのドラマのお気に入りがたくさんあったし、何よりも、私のご贔屓様のドラマがあったからですね、やっぱし💛

 

シーズンの初めに「楽しみな「Get Ready!」と地上波ドラマ」という記事を書いて、その中で

>増えるかもしれませんし、減るかもしれません。

と言ったのですが、本数は増えてしまったかもしれません。だけど飛び石のように見ていて、内容は知っていても、そんなにはドラマ視聴時間は増えなかったかもしれないという微妙さでした。

もう次のシーズンのドラマの話題で賑やかになっていますし、すでに興味もないことだと思いますが、読み捨てられる雑誌のようにしないために、少しだけ振り返ってみてはいかがでしょうか・・・・・などと言ってみる‥‥m(__)m

 

北川景子主演の「女神の教室」。

共演の山田裕貴と北川景子で「どうする家康」をどうしても思い出してしまいました。すごくまじめなお話でしたね。

どこも悪いところはなかったです。ただ私的には、心躍らず。最終回は見ましたが、その前の数回は抜けました。

詳しい情報はこちらから(ウキペディアへ飛びます。)

 

草薙剛主演の「罠の戦争

主人公の鷲頭が、決して甘い言葉や強い言葉に屈しないで悪を切っていくところはスカッとしました。

罠を仕掛けても、敵もさるものでその向こうを張ってくるのに、そうすると、こちらは更にその上という構図が面白かったですね。

妻の可南子(井川遥)も、夫の足を引っ張る人ではなく、同じ方向を向いて共に戦う仲間だったことが良かったです。

そして友がずっと友でいたことも良かったです。

秘書たちが、みんな良かったし、そのエピソードも。また敵も次々とRPGゲームみたいに変わっていくのも可笑しかったですね。でもやっぱりラスボスはあの人だったのかも。

だけど私は、こういう精神的バトル物は、見ていて疲れてしまって、これも最終回は見ましたが(私も満足度が高いと思った一人です。)、途中はところどころ見ない回も多かったです。

その他の情報はこちらから

 

吉高由里子主演の「星降る夜に」。

大石静香脚本。北村匠海・ディーン・フジオカ・千葉雄大・・。目が喜んでいたかも(;^_^A

お話もすごく素敵でした。鈴と一星の胸がキューンとなるシーンも良かったけれど、佐々木先生やムロツヨシ演じた伴には泣かされました。

ただ最終回、ラスト15分くらいの二人のイチャイチャシーンは、おばちゃんにはちょっといらないシーン・・・・

でもそれは、私以外の世間様のためのものですね。はい、黙っていましょう。

雪宮鈴と一星くらいは、手話で、まだ覚えています。

ほかにもいくつか覚えたのですが、もう忘れつつあります。

やはり使わない言語は、忘れてしまう・・・

 

トップ画像は、このドラマのロケ地だった風景ですね。

何回か書いていることですが、昨年の8月31日に訪れた場所だったので、「ロケ地先回り」的な気持ちになり、嬉しかったです。

 

 

 

ここ(だんだん手抜きの言葉に。)

 

水曜日は「相棒」を見ていました。

そのあと、

門脇麦主演の「リバーサルオーケストラ」。

このドラマ、あとから知ったので1話目が抜けてしまいました。2話目からの視聴でしたが、毎週楽しみに見ていました。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団が撮影に全面協力をしていたとかで、毎回素敵な音楽を聴くことが出来たのが、最高に良かったです。

このドラマ、「のだめ」と言われたりもしたし、途中でヒロインのキャラ変があったと言われたりしたけれど、実は私も同じようなことは感じていました。ヒロインのみならず、急にダークな雰囲気の幼馴染のしょうちゃんも、いきなり明るくなったのは、違和感があり、ちょっとだけがっかりもしました。

でも素晴らしい音楽はすべてに勝る、ということで、細かいことは「まっ、いいか」となりました。

こちら

 

西島秀俊主演の「警視庁アウトサイダー」。

別につまらなくはなかったのですが、2回ぐらいで脱落しました。最終回は見ました。

ウキペディアに飛びます

「忍者に結婚は難しい」も、多分見ていたら、お気楽で楽しかったと思いますが、視聴継続は無理でした。

 

井上真央主演の「100万回言えばよかった」

期待してました。そしてその期待は裏切られませんでした。

「星降る夜に」で15分のイチャイチャシーンはいらないなぁと感じた私なのに、事件解決後、一度消えてしまった直木が、ご褒美のように復活し同じ時間を過ごすのに、丸々一回分使ったというのに、まったく無駄には思えず、滂沱の涙でした。

「愛してる。」、そんな言葉をストレートになかなか言うのは、難しく感じる場合もありますよね。だけど言葉で伝えられるのは、生きている時だけ。そしてその思いが十分に伝えられていれば、残された者もその想いに包まれて、しっかりと生きていけるのだと感じました。

佐藤健も松山ケンイチもすごく良かったです。

それに荒川良々には騙されました。というのは、彼が出てきたとき、俳優的にと、それに彼がいい人に見えた事から、根拠が何もないのに「彼が犯人よね。」などと言っていたのです。

だけど、その後本当にいい人に見えて、「疑って悪かったな。」などと言っていたのです。が、結局・・・・・。

荒川さんの幅って凄いなと思いました。

幽霊の先輩(板倉俊之)とか、菊地凛子の幽霊とか、シム・ウンギョンとか、譲のお姉ちゃん(平岩紙)とかみんな好きでした。

 

友人が、「あれ、『ゴースト』じゃない。そう思ったから止めた。」と言ったのですが、なぜ「ゴースト」を連想したら、だめなのかと思ってしまいました。

詳しい情報はこちら

 

高橋一生の「6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱」

これ、高橋一生だからこその世界観のような気がしました。彼の孤独が生み出したお父さんと、本当の幽霊のお父さん、いずれにしても理解ある人がそばで暮らしてくれるようになって安心しました←なぜ、私が母の気持ちに?(笑)

彼の実際の母は、突き抜けた母でしたね。素敵に見えるけれど、きっとこういう人とは友達になるのは難しいと思いました。まあ、そんなにリアルに考えることはないことですが、こちらも本当の花火の映像を見ることが出来て幸せでした。

詳しいことはこちらにて

 

日曜日は、ドラマ視聴が趣味の人には忙しかったかも。

どうする家康」を見て、

9時からは

妻夫木聡主演の「Get Ready!」。

もちろん私は藤原竜也目当てです。

このドラマ、かなりネット記事で叩かれていました。ドラマの感想を書く人もいいこと書いてなかったような?

でもそんなに真面目に考えなくてもいいんじゃないかと私は思うんです。これ、ヒューマンドラマ部分、結構良かったですよ。それに面白かった。

話題性もあったし、視聴率が悪かったのだったら、何かに足を引っ張られたような気がします。だけどそれは外側からだけじゃなくて、内側からも。

真面目に考えてないので「まっ、いいか。」と私は思っているんですが、これかなり設定が甘いと感じていました。

医療ドラマは、結構みんな過敏よ。

このドラマには、最低でももう一人、プロ中のプロがいるんだよね。

それは介護とリハビリの人です。

最後の方では、患者さんを病院に戻してましたが、どうも手術の達人が手術をしたら治るって思ってる人がこれを作ったのかって首をかしげていました。

乳がんの手術などは、その度合いによっては日帰りというのもあるようです…って、姉の二度目はそうでしたから。

だけどそれからが長いのよね、普通のがん治療の場合は。

でもそうではない手術の場合、全身麻酔をかけてその後、帝王切開でも丸一日は絶食で動けないし、内臓の手術の場合、リハビリで1か月なんてざらじゃないかと思うんです。

言っちゃなんだけれど、あの何かサイコロ投げて、5万10万と言ってる占い師、まったく面白くなかったので、そういう人よりもデブなおばさんとか、マッチョな海坊主みたいな人の個人的なリハビリ専門病院に、ガンガン手術をした人を送っていたほうが、面白そうなエピソードが出来たと思います。

こんなことを言っていますが、それは愛があるからかも(笑)

私は続編もみたいし、みんなが驚いても映画化と言われたら見に行く !!

だって、キャストさん、みんな良かったですものね。お話も。

ただ、この設定の甘さを生み出しちゃったのは、そのキャストさんたちの知名度と演技力に頼ってしまったからかしら。

出来ましたら、スタッフ様たちは、そのキャストさんたちと自分たちが勝負するような気持で、より良いものを作って欲しいなと思います。

そうそう。

最終回、とっても良かった。それにチーム再結成の時、「それ、言いたかった。」とジョーカーが言い、最後に藤原竜也が、そのきめ言葉を言うのかなと画面に引き込まれたところで終わってしまいました(笑)

彼が言う「Get Ready!」、聞きたかったですね^^

詳しい情報はこちらから

 

 

安藤サクラ主演の「ブラッシュアップライフ」。

タイトルに興味を持てなくてというのもあったし、ドラマを見すぎじゃないかと思っていたので、初回を見ませんでした。ところが姉の強い勧めがあって、見てみたのです。

面白かったですよね~、これ。私的には、今シーズンの一番だったような気がします。

最初にやはり興味のなさそうな感じだった夫とも、最後は一緒に熱く語りあうようになりました。

ドラマ視聴は、数少ない二人の共通の趣味なので、語り合えるドラマがあるのは楽しいことなんです。

「記憶のある3週目はかなりきついなぁ。」

思わず我が事のように考えてしまいましたが、友達とほかの多くの人を助けるという目的のあった5週目は、その記憶があることが助けになり、つまり大事なことは「目的」なのよねと、またちょっと真面目なことを考えてしまいました。

最終回に出てきた謎の男の正体についても、すごくまじめに考えてしまいましたが(笑)、浅野忠信の無駄使いと世間では好評でしたね。

さりげなく、巷では(と言ってもこのドラマを知ってる人限定)、優秀な人、またはとっても良くできた子供がテレビに出てくると、「人生何週目」とかついつい言ってしまう現象が起きているとか起きてないとか・・・^^

ウキ様から、その他の情報はどうぞ

 

なんだかんだと、楽しい時間をありがとう~!!!

また次のシーズンもよろしくね~と思っている私です。

 

今の時点では、明日から始まる月曜日のキムタク「風間公親教場0」と、また1週遅れの17日から始まる、天海祐希のドラマ「合理的にあり得ない」を楽しみにしています。

また11日から始まる、フジテレビ深夜の「クライムファミリー」は本郷奏多が主演なので、録画して見ようかなと思っています。

後、今の時点で楽しみなのは、金曜日の「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」でしょうか。「コタローは一人暮らし」もコタローが可愛いからなぁ、見ちゃうかもな💛

あっ、今日から始まる「鬼滅の刃」、録画しなくちゃ^^

 


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「ヴェラ~信念の女警部~」にドはまり+

2023-04-07 00:59:57 | 海外ドラマ

〈熱は下がりましたが、気管支あたりが痛くて、夕方過ぎはあまり元気はありません。昼間はなんだか姉妹や友人と長電話。それで呼吸器などに良くない影響を与えているのかなと思っていますが、それを夜に思っても後の祭りですね。とてもコロナには思えません。それなのに発熱外来に行かないとだめなのかと思うと、嫌なので、熱が下がるまで引きこもっているのですが、その生活が徐々に快適になってきてしまっています。・・・・・でも元気になりましたとは言い切れず。m(__)m〉

 

3月にはまっていたドラマのお話をさせてくださいね。

AXNミステリーで3月の初めの4日間、一挙放送したのを録画してゆっくり見ていました。

このサスペンス、タイトルに「女」と付いてるじゃないですか。私、これでなんか避けていたように思うんです。なんとなく「おばちゃんデカ奮戦記」みたいな感じがしちゃうじゃないですか。だけど食わず嫌いはやめて、このサスペンスを見て、本当に良かったです。めちゃくちゃ面白いです。

私はタイトルに「女」をつけてるようじゃだめだよと思うほうなのですが、それなのにこのヴェラが魅力的なのは、女性の持っている細やかな視点から、違和感のある点からバンバンと真実にたどり着いていくところにあるからかもしれません。視点は細やかでも、その発言はストレートで、行動はテキパキ。それなのに優しい。

シーズンの最初のほうに、彼女の学生時代の恩師が出てきますが、若い時にはそのストレートなものの言い方で、だれもから好かれたとは言い難いと、その恩師は彼女に理解を示すのでした。

私があまり得意としない、刑事の家族が事件の関与という話はほとんどありません。それでもヴェラの母がどんなふうに亡くなって、父がどんな人で、また母違いの姉妹がいるらしいということが分かっていきます。

とにかくお話が面白いんですよ。

サスペンス好きな方にはお勧めできます。

そういえば、これ、怪しい人はバンバン引っ張ってきちゃうところも好きです。なんかまどろこっしくなくて良いですよ。あんまり片っ端から怪しくなって片っ端から引っ張ってくるので、意外と終盤まで犯人が分かりづらいのも好きかも。(単に私が鈍いだけかなw)

このドラマは4月に入ってから2話ずつ毎日放送されています。

 

実は私も、うっかりとシーズン5の1,2話を録画に失敗してしまいました。また留守をしていた時に「録画開始します」「録画が終了しました」があんまり出て、夫殿が、なにを私が録画してるんだろうかと見られたらいやだなと余計なことを思って、シーズン8から10までは録画していないんです。またその抜けた分の録画を4月にして5月にはそれを見る楽しみがはあるというものです。3月はヴェラというおばちゃまに朝会うのが楽しみでした。夫が会社に行ったら、録画を見始めちゃって・・・

おいおい、主婦はそれでいいのかって。

いいや、ちっとも良くないんだけれどね、その時、もう中毒になっていたので仕方がないんだ ! 居直り。

物語の感想が皆無ですが、

3月は、シーズン1から7までとそして最後のシーズン11で32話見ました。しかも1話分が意外と長くしっかりと描かれています。(つまりたくさん見すぎて書けないというのが本音w)

で、結局「これ、めっちゃ、美味しいよ~ !!!」しか言わない食レポのような感想になってしまいました(;^_^A

シーズン11だけが6話で、あとは4話ずつです。

 

そして今、この食わず嫌いだったドラマを、やっぱり見てみようと思うきっかけになったYam Yam様のサイトに行ってみたら、なんシーズン12と13の楽しい情報が載っていました。

気になる方は、どうぞそちらのサイトをご訪問ください。→こちらです。

 

そして「+」の部分の話をします。

英国ミステリー「カササギ殺人事件」 〉を3月には、またしっかり見たんです。

それはですね、面白かったという記憶があったからと、そのネタバレなしの感想の中に

>しかし訳の分からない感想を一言書いておくとすると、この作家の仕掛けた罠と言うか真実を知ったら、「どうするのよ、これ!!」って、私も動揺すると思います。

とあったのですが、びっくりしたのは、その「どうするのよ、」のどうするって部分を、自分が忘れてしまっていたんです。

犯人は覚えていたんですよ。

でも見返して、「あー、そうだったなぁ。」と思いましたが、昨年の7月の私は、「致命的だわ。」と感じたのに、今年の3月の私はそうは思いませんでした。(やっぱりネタバレなしなので、この部分、見てない人には何を言ってるのか分からない部分だと思いますが。)

人間というのは、結構下品な生き物だし、アナグラムには弱いところがあるからです。弱いというのは、見つけられないという意味ではなく、見つける喜びに負けるという意味です。作者は殺されて、そのアナグラムの下品さに花を添えたようなものですね。

ただし探偵が草刈正雄さんのようなハンサムじゃ〈なぜ草刈正雄?〉、嫌ですが^^

 

もう一つ「+」のお話。

wowowで「パムの秘密」を見ました。

 

レニー・ゼルウィガーが主演だからです。解説を読むと、主演のみならず製作総指揮を務めたのですって。実話をもとにした戦慄サスペンス。

いや、本当に怖かったです。レニー・ゼルウィガーが本当に醜い。あの「ジュディ 虹の彼方に」で主演女優賞を取った人とは思えないし、「ブリジット・ジョーンズの日記」のキュートさもない・・・・。あっ、もちろん演技で。

女優さんは、本当にすごいと思えた作品です。

『2011年12月27日、ミズーリ州トロイの町でベッツィ・ファリアが殺害された。がん患者のベッツィは、化学療法を受けた後で母ジャネットの家で娘マライアらと穏やかに過ごしていたところを、世話好きの親友パムにほぼ強引に自宅に戻された。その後、友人宅から帰った夫ラスが自宅の床で亡くなっているベッツィを発見。取り乱しながらもすぐに通報すると、駆け付けた刑事は他殺と判断、ラスを犯人として連行する。』

 

これを見たとき、「実話をベースにして」という部分で1995年に劇場公開された「シリアルママ」という映画を思い出しました。

「シリアルママ」には彼女なりの社会正義があったけれど、こちらは欲のお化け。

古い映画だけれど、記憶の中のその映画のほうが面白く感じました。こちらのドラマは、面白いとは感じる必要のないドラマだと思うし、なんて表現して良いのか分かりません。

ただ日本にも言葉巧みに人を操り、友人(とは言えないと思うが)の子供を餓死させてしまう人もいる。世の中には、そういうモンスターがいるんだと知っておくことは悪いことではないのかもしれませんね。

 

 


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またも臥せっています。

2023-04-04 23:50:29 | 梢は歌う(日記)

歯医者の帰り道に散歩して撮った桜の花です。

病気をして、なにが嫌かと言えば、

今週、入っていた楽しい予定がみなぶっ飛んでしまったことです。

道具をそろえた陶芸や、きっと何かを学べると思うので、ぜひ聞いてほしいといわれた方の歌の広場。

友達とのお茶。

みんな楽しみにしていたのに、みんななくなってしまいました。( ;∀;)

 

と思えるのは、まだまだ余裕があるってことかもしれませんね。

 

夜、突然来た悪寒と震え・・・・

その後の熱。

コロナかな

または、インフルじゃない?

いったい何処でうつったのか、さっぱり分からない。

今の時代、一番怖いのは、それ以外の病気。

 

とりあえず。しばらく静かにしています。

 

 


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「3月の4枚」☆2023

2023-04-02 23:14:47 | お散歩&写真日記
なにげに久しぶりになってしまいましたが、「#写ん歩クラブ」の月例イベントに参加します。
 
一番上の写真は、3月31日に「おおたかの森」と言う駅のロータリーから撮ったものなんです。
この時、何かのロケ中で・・・・。
なんのロケをやってるのか、すごく気になって高いところから見ていましたら(いわゆる消極的な野次馬)、同じような二人の見知らぬ方としばらくの間おしゃべりをしてしまいました。
これこそ楽しい一期一会 !
 
ところが、そのうちの一人の方とは、別の駅のバス停で5時間後にばったり会って、『あれは本当に何のロケだったのでしょうね。』などと話などをしたのです。すぐにバスが来てしまったので再び短い時間の出会いでした。
なんだか不思議~。
でももうお顔も覚えていないので、3回目はないでしょう。
だけどちょっと面白く感じた楽しい時間だったのは間違いはないことでした。
 
この季節は「桜・さくら・桜」のような気もします。
 
だけど見逃してはいけないものが、多くあると思います。
咲き乱れる、花々や
 
 
天空に輝く月などや・・・
下の写真は、3月7日の月です。
 
 
 
そう言えば、3月の満月は何て呼ばれるのかなって、今頃思いました。
1月は「ウルフムーン」2月は「スノームーン」
じゃあ、3月は ?
なんと「ワームムーン」ですって。
えっ、なんかキモっ‥‥って言っちゃだめですよね(;^_^A
 
 
3月の終わりは桜・桜・桜でも。3月の初めは梅だったのですよ。
今頃は、若々しい緑の葉をつけている梅ですが、月の初めの主役は私だったのよって、梅たちは言っているのかしら。
 
 
 
 
言うわけはないか。花なんだから。
だけど時の流れは、川の流れのごとしでとどまることを知らず。時は見えない風のようなものだけれど、その流れを教えてくれるのが花たちなのかもしれませんね。
 
 
 
 
下の囲みは、昨年の「3月の4枚」です。町中のあちらこちらの桜づくしの4枚でした。
 
 
「3月の4枚」
写ん歩クラブの毎月の企画に参加します。詳しい事は→「写ん歩クラブ『3月の4枚』のお知らせ」 春が待ち遠しいのは、絶対にこの花が咲くのを待っているからだと思う。......
 

 


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2023年の4月1日は土曜日

2023-04-02 03:59:32 | 梢は歌う(日記)

4月1日、サークルのメンバーとお花見散歩に出かけました。 葉桜も多かったですが、それはそれで美しく感じ楽しかったです。

 

ところで、下の囲みは昨年の4月1日に投降したもので、2013年からのツリーになっています。 ということは、そこだけがいわゆる「10年日記」になっているのでしょうか。 10年分読み直してみましたが、実は日付がづれている、そんな年も結構あったのです。それでも、このテーマのこれは10年続きました。

 

 
2022年の4月1日は金曜日
下の囲みは、昨年の4月1日に投稿したもので、2013年からツリーになっています。だから今年もそのツリーを止めるわけには行きません。いつも心の中で父と語らって来た今日の......
 

 

2013年にのエイプリールフールに、父と交わしたくだらないウソ合戦。
そんなつまらないような日常の一コマが、ずっと忘れられない思い出になる‥‥そんなこともありますよね。

そこから始まった、10年のツリー日記です。

 

そしてこの公園の桜の花を見ると、姉妹と母が我が家にやってきたとき、小雨が止んだばかりの誰もいない公園を、みんなで「ポーレチカポーォレ。それは愛の言葉~♪」と歌いながら池の周りを回った思い出が、いつも思い出されるのです。
それは姉の抗がん剤治療のために被っていたウィッグが風に飛ばないように頭に乗せたスカーフを見て、思わず歌ってしまったから。
またその時に、妹二人が早咲きの桜の木の下にいて、何やら指さしながら見上げていたのを遠めに見ながら、かわいい二人だなと、私が思っていたことは誰にも言う必要もないことだったので、言わなかったわけですが、実は忘れられないシーンだったのですよ。・・・・・そんなこともありますよね。

でもこのことは過去のブログに書きました。→ふたりでお花見を。

 

2013年の自治会の花見の会で、「今年の桜を見られても、来年の桜を見ることはできないと思う。」などと挨拶したことも忘れられない思い出ですが、その時の父の言葉は、「今年の桜は今年しか見ることができない。」という風に微妙に意味を変えて、私たちの日常に忍び込んできたのでした。

 

今年しか見ることができない、今年の桜を、私は見たような気がします。 あなた様は如何でしたか?

 

写真の下にも少々の文があります。

 

 

先日、友人と買い物に行ったとき、いつも同じようなことを言っている私ですが

「この季節って、空の上から見たら、日本ってピンクに染まっているんじゃない ?」と言いましたら

「乙女のようなロマンチックなことを言いますね。」などと言われました。

すこぶる褒め上手な方ですよね^^

ところが、昨年の自分のブログ「3月の4枚」を読んでいたら、

>「宇宙から見たら、今の季節の日本はピンク色に見えるらしいですよ。」

という一文があって、思わず私

「えっ、やっぱし !?」となったのですが

そのあとに

>「って、今日は4月1日ですからね^^

だけど、それ、本当だったら良いのにな。」と続いていて、自分のついた嘘に自分でひっかるという‥・・・まあ、楽しい毎日です。

 

2023年4月1日。お父さんへ。

まだロシアとウクライナの戦争は終わっていません。

日本の食料自給率は最低だっていうのに、軍事費は爆上がりで予算を立てて、あんなに戦後頑張ってきた人の思いをないがしろにするかのように、日本は敗戦国のみじめさを今頃味わっているような気が、時々してしまうのです。あれはへつらい費 ?

だって、軍事をどんなに補給しても、戦争なんかできるわけはありません。自国にいながら、みんな飢えて死んでしまいますものね。もしくはかつてのロシアがそうだったように、みんなで犬や猫の肉を食べる羽目になって‥‥いやいや、ごめん。考えたくもないことですよね。

我慢してバッタなら食べるか、仕方がないからってなりますかね。バッタじゃなくてコオロギだよって突っ込まれるかしら。日頃の研究は大事だし、来るべき未来に何があるかわからないから、やみくもには反対はしません。

そういえば、今度家庭菜園を始める友人に、お野菜がちゃんとできたらお分けしますって言っていただいたのですが、それは平和な時のお話ですよね。

私もベランダ菜園をしようと思って、

「また、とりあえずパセリを植えたんだ。」と言ったら、

「今年も青虫を育てるの ?」と言われました。(;^_^A

 

マスクは自由になって、世間では何となく「コロナ収束」ってムードが漂っているわけですが、公園でもマスクを外している人は、そんなにはいませんでした。

私は屋外では外すけれど、やはりお店に入る前にはしますよ。屋外でも上野のように密になって歩いているところでは、しますよ、自衛のためです。

もうこれからは正確な数なんか出ないでしょ。

でも400という数字で震えた過去を忘れたくないです。あの時と今は違うというけれど、周りでかかった人は(結構いるんですよ。)、みんなが楽だったなんてことはなったです。

呼吸器系が弱いので、夫と私は、やはり自衛は大事です。

だけどこの自衛は、やみくもにマスクをすることではないと思いますよ。

 

今度は逆に、マスクを外せと声高にいう人たちが表れて、まったくビックリですよ。

自分で考えて自分で行動しますからって言ってやりたいですよね。

 

私たちのことを言ったら、お母さんは認知症・・・。

お父さんが生きていたら、それを受け止められたかな。

お姉ちゃんは膝の手術をして、私も実はあまり良くない。自分では負けないつもりでも、なんかみんなに庇われている感じがします。

 

って、2023年はこんな感じですよ、お父さん。

えっ、なあに ?

もっと楽しい話はないのかいって?

 

うーんうーんうーん。

ないな。

でもいい話は早々はなくても、それでも毎日は楽しいよ。

 

 

 

 

 

 


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