「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

このゆびとーまれ

2007-10-16 23:25:55 | 医療
民営デイケアハウス『このゆびとーまれ』は、
平成5年7月、富山市に開所した。

障がいがあってもなくても、
子どもからお年寄りまで
幅広い年齢層の人々を預かっている。

三人の看護婦が、
力を合わせ、
設立した。

その一人惣万佳代子氏の思いは、
「明日の百人を救うより、今日の一人を救え」
その思いで、
目の前で困っているお年寄り一人を救うことに
全力投球する。

彼女の、もう一つの思いは
アメリカのケネディ大統領の言葉、
「アメリカが君達のために何をしてくれるかではなく、
君達がアメリカのために何が出来るか考えてほしい。」
この思いをもって、小さなことを
こつこつ実践し、積み重ねていった。

ケネディ大統領のその言葉、
戦艦大和の臼淵磐大尉が残した言葉、
「敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ハレルカ」
とともに、
私も、常に頭にあるもののひとつ。

惣万氏は、
敢えて述べられていないが、
もう一つ、思いをお持ちでいらっしゃる。
彼女の著書
『「富山型」デイサービスの日々 笑顔の大家族 このゆびとーまれ』
で書かれていたが、
「しなければならないことではなく、
したいことがある方が納得のいく今日この頃である。」
「~するべき」でやっていると、
人はいつか燃え尽きる。
「~したい」は、自然に生きられる。


来週、行政視察の時に、
私は個人視察として、『このゆびとーまれ』を
見学する。
これからの介護、保育のあるべき姿、
そこにあると考えている。
すなわち、多世代交流の現場が、そこにある。
当区の在宅医療・在宅療養を考える上で、
大いに参考にしたい。

行政視察に伴い、
クリニック診療は非常に変則的になります。
どうかご諒解願います。

10/23(火)9:30-12:00(高階先生) 午後休診
10/24(水)9:00-12:00(竹内先生) 午後休診
10/25(木)午前休診 13:00-17:00(高階先生)
なお、病児保育は通常通り致します。
ご迷惑をお掛けいたしますが、
よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする