今、活字離れが進んでいるが、それは、メール、携帯電話、パソコン、テレビなどに現代人は時間が割かれ、本を読むしか時間の過ごす方法がなかった時代と大きく異なっていることによる。
3-4時間あれば、本は一冊読めるわけであるから、できるのであれば、時間をつくって読書をすることをお勧めする。ただ、本は、「読め。」と言われて読むものではなく、楽しんで読んでいるうちに、教養が身についていくものである。
話し言葉は、言葉遣いのいわゆる乱れがあったとしても、それは、時代により話し言葉は変わっていくものであるので、構わない。しかし、書き言葉は、きちんと文章が書けねばならない。
日本語は、縦書きで書くものとして発展してきた歴史がある。アルファベットや数字が入ってきたこともあり、横書きが主流になっているが、手書きをする場合、横書きなら、文章も進まないであろうし、字もうまくならないであろう。
うまい文章とは、簡潔に書くことである。
手で縦書きに文章を書くと、字もうまく、簡潔に書くことを心がけるようになると思われる。
読むこと、書くこと、それは、生きることに通じることであり、真の学問の重要性は、ここにある。
*作家 浅田次郎氏の講演 平成21年5月13日 於日本橋公会堂を聴講して
3-4時間あれば、本は一冊読めるわけであるから、できるのであれば、時間をつくって読書をすることをお勧めする。ただ、本は、「読め。」と言われて読むものではなく、楽しんで読んでいるうちに、教養が身についていくものである。
話し言葉は、言葉遣いのいわゆる乱れがあったとしても、それは、時代により話し言葉は変わっていくものであるので、構わない。しかし、書き言葉は、きちんと文章が書けねばならない。
日本語は、縦書きで書くものとして発展してきた歴史がある。アルファベットや数字が入ってきたこともあり、横書きが主流になっているが、手書きをする場合、横書きなら、文章も進まないであろうし、字もうまくならないであろう。
うまい文章とは、簡潔に書くことである。
手で縦書きに文章を書くと、字もうまく、簡潔に書くことを心がけるようになると思われる。
読むこと、書くこと、それは、生きることに通じることであり、真の学問の重要性は、ここにある。
*作家 浅田次郎氏の講演 平成21年5月13日 於日本橋公会堂を聴講して