「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

土木は市民から感謝されてなんぼの商売

2009-05-15 17:48:15 | 街づくり

 土木、都市整備のあるべき姿を、述べられた文章がありましたので、掲載します。

 ポイントは、土木の役割として、過去の「ものづくり」だけの時代から大きく変わり、「社会づくり」が求められるようになった。そのためには、地域と一体となって、事業を進めることが必要である。特に、造るプロセス、社会とかかわるプロセスを大切にして、事業を進めていかねばならない。


 以前から、「まちづくり協議会改革」を主張してまいりましたが、中央区の開発が、少しでも、この述べられたことに近づくように今後とも努力してまいります。
 すなわち、「まちづくり説明会」でなく、真の意味の「まちづくりに対する住民との意見交換ができる場」となることを目指したいと思います。

 

 下線、赤字、太字は、小坂による。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20090501/532360/

****以下、ケンプラッツ土木より転載*****

編集長が語る日経コントラクションのみどころ

土木は市民から感謝されてなんぼの商売
2009年5月8日号

2009/05/01

 やりがい 感謝 プロセス  やはり、自分の手掛ける土木事業が社会のためになっていると実感しながら仕事をしたい。そう考えるのはごく普通のことです。ところが、そんな普通の願いがかないにくくなってきています。日経コンストラクション5月8日号の特集では、実際に市民から感謝され技術者がやりがいを感じた事例を通して、土木の意義や社会とのかかわり方を見つめなおしました。題して「市民に教わる『土木の意義』」です。

 取り上げた七つの事例に共通するのは、市民の声に耳を傾け、身近な問題を解決しようとしていることです。そして、地元を巻き込みながら、あるいは事業者と地域が一体となって進めるプロセスに特徴があることです。土木の枠内だけで問題解決を図ろうとするのでなく、土木の外の人たちと交流することで思わぬ解決策が見つかり、互いにハッピーになった例もありました

 それらは「事業」というより「運動と呼んだほうがよさそうなものばかりです。事業によって得られる成果だけでなく、造るプロセスや社会とかかわるプロセスを大切にして、プロセスをデザインすることが求められていると思います。真の意味で土木が市民の身近な困りごとに取り組んできたかどうかも問われています。

 さらに言えば、土木の役割はいまや「ものづくり」そのものにあるというより「社会づくり」にあるという認識が必要だと感じます。社会資本の整備水準が低く、ものづくりが社会づくりに直結した時代は過去のものとなりました。ものづくりは社会づくりのための一つの手段にすぎないと認識し、ものづくりによらない手段を含めて社会づくりをいかに進めるかを考えていかなければなりません。

 そのような方法論がすべての土木事業に通用するとは限りません。しかし、シビルエンジニアリング(市民工学)でありながら、市民と乖離(かいり)してしまった土木が生まれ変わるための突破口の一つになるのではないでしょうか

 本号の特集は、4月10日号の創刊20周年記念特集「土木復権」に引き続き、土木が社会とのつながりを再構築し、技術者がやりがいを取り戻すヒントを探しました。最近、やりがいを感じなくなった、感謝されたことがないという土木技術者に読んでいただきたい特集です。

畠中 克弘=日経コンストラクション編集長[日経コンストラクション]

*****転載以上*****

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【築地 UP DATE 5 】 「豊洲新市場建設事業」に関する環境影響評価調査計画書

2009-05-15 11:19:08 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 東京都は、築地市場移転候補地、豊洲の土壌汚染地の「環境影響評価調査計画書」の縦覧と意見書の募集を開始するという広報を出しました。

 土壌汚染対策法が改正され、豊洲移転候補地は、あらためて土壌汚染区域に指定されます。
 その様な場所に、生鮮食料品をあつかう市場を本当に建設してよいのか、あらためて考え直す必要があります。
 食の安全・安心が守られるか、きちんと見なければなりません。そのひとつの方法として、今回の「環境影響評価」は、大変重要です。
 私もよく、分析し、意見していきたいと考えます。


****以下、本日発行区報転載****

区のおしらせ 中央
平成21年5月15日号

「豊洲新市場建設事業」に関する環境影響評価調査計画書の縦覧等および意見書の募集

縦覧・閲覧

日時
5月20日(水曜日)から29日(金曜日) 午前9時30分から午後4時30分(土曜日・日曜日を除く。ただし、図書館は休館日を除く。)


会場
中央区役所7階環境保全課
日本橋特別出張所月島特別出張所
京橋図書館日本橋図書館月島図書館
・都環境局都市地球環境部環境都市づくり課(都庁第二本庁舎8階中央)
・都多摩環境事務所管理課(立川合同庁舎4階)

意見書の提出

6月8日(消印有効)までに対象事業名、住所、氏名(都外在住で都内在勤・在学者は、勤務先・学校の名称・所在地を明記)、環境保全の見地からの意見を記入のうえ、郵送または持参する。

 

【意見書の提出(問合せ)先】 
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
都環境局都市地球環境部環境都市づくり課
電話 03-5388-3440

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