市立総合病院休止の是非をめぐって市長の解職請求(リコール)が成立した千葉県銚子市で、出直し市長選が10日告示され、6氏が立候補しました。
17日の日曜日が投開票日です。
どうしても市長になっていただきたい方が立候補されています。
病院再建をどのように進めるかが大きな争点ですが、その方こそが、再建へと導くことができると信じています。
その方とは、偶然に偶然が重なってお会いすることになりました。それが、先日の5月9日土曜日の夕方、告示日前日でした。
お会いして、お話をする中で、この方こそと思うに至った次第です。
偶然に偶然が重なった出会いとは、先日4月25と26日、札幌市で開催された政権公約マニフェストの勉強会において、小樽市議の成田議員や小樽市長選挙に立候補された森井秀明氏と出会うことができました。
彼らは、地域医療を立て直すことに非常に熱心に活動をされており、その彼らから、今回の銚子市長選挙に立候補された方をご紹介いただきました。
札幌に行って、銚子につながるとは、夢にも思いませんでした。
今回の銚子市長選挙は、とても大切です。
銚子市民にとっては、一番大切なもののひとつ健康を守る要(かなめ)である市民病院の再建がかかっています。
中央区にとって、大切なことは、銚子市とは、『東京都中央区と千葉県銚子市との災害時相互援助協定書』が結ばれております。災害時においてお互いが、医療資機材、食料、飲料水等を提供したり、職員を派遣したり、被災者の一時収容する施設を提供するなど助けあう固い約束を交わしているのです。今後とも、交流を深めて行きたい市の市長選挙であるわけです。中央区の発展に、銚子市は欠かせない存在だと考えています。
日本にとって、大切なことは、銚子市の市立総合病院の再建が果たせた暁には、それがモデルとなりうるということです。全国953の公立病院の約7割が赤字であり、地域医療が崩壊の危機に面している昨今、銚子市立総合病院の休止問題は、どこの自治体に起こってもおかしくない問題であるのです。
中央区議会議員として、そして小児科医師として、今回の銚子市長選挙は、たいへん注目をしています。
私が応援する候補者は、現在選挙期間中であり、現段階では、こちらでの公開は控えさせていただきます。
17日の投開票を終え、無事当選の吉報とともにご紹介できればと思っています。
選挙戦の記事を朝日新聞より引用しておきます。
****朝日新聞(09年5月11日)*****
市立総合病院休止の是非をめぐって市長の解職請求(リコール)が成立した千葉県銚子市で、出直し市長選が10日告示され、6氏が立候補した。病院の再建をどのように進めるか、17日の投開票日に向けて論戦が繰り広げられる。
立候補したのは、元市長の野平匡邦氏(61)、医師の松井稔氏(45)、前市長の岡野俊昭氏(63)、市民団体代表茂木薫氏(58)、前市議石上允康氏(63)、語学塾経営高瀬博史氏(59)=いずれも無所属=の6氏。
*****引用終わり****
*銚子市長選挙に詳しい分析を加えている情報サイト
早稲田大学マニフェスト研究所によるもの
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/12/00010021.html
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0905/0905050738/1.php
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0905/0905110122/1.php