今週9/8、「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止請求訴訟」の第6回公判が開催されます。
都民や市場関係者がいくら求めても土壌汚染問題について専門家を含めての公開討論会を東京都は開催しませんでした。(都議会委員会での参考人招致はありました。)
丁寧な説明を、地元中央区江東区や都民、消費者に、本来なら行うべきではないでしょうか。
さらにいうのであれば、技術会議の提案する土壌汚染処理技術に対し、わずか一週間という短い期間(7/22-7/28)で、質問を東京都は募集しました。(質問募集のホームページ; http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/22/7_22.html)
質問募集締め切りが7/28でした。それから1ヶ月以上経つのに、まだ回答をしていただけておりません。8/2の第14回技術会議では30分程度で会議が終了し、時間が十分あったのにも関わらず、傍聴者からの意見交換の希望が一切無視された経緯があります。
多くの都民、消費者、市場関係者が、本当に日本最大規模の土壌汚染が、処理されうるのか不安を抱いております。
この裁判を通じて、法廷という公開の場で、豊洲土壌汚染の問題の本質が明らかにされれることを願っています。
また、東京都が06年に行った豊洲新市場予定地の土地購入にあたって土壌汚染の影響を不当に低く見積もられていた問題で、行政訴訟があらたに提訴されました。9月28日に第1回の公判が開催されますこともあわせてお知らせいたします。
これら裁判の内容は、第10回築地市場を考える勉強会(日時場所 調整中)の場を借りて、報告される予定です。
裁判には、多くの方が、傍聴にお越しいただけますことをお願い申し上げます。
記
1.第6回公判「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止請求訴訟」
日時:9月8日(水)午前10時~
場所:東京地方裁判所610号法廷
(終了後、弁護士会館5階会議室で原告団報告会を開催)
*第7回口頭弁論 10月27日(水)午後1時10分~同法廷
2.豊洲汚染地購入の公金支出金返還請求訴訟 初公判
日時:9月28日(火)午前11時15分~
場所:東京地方裁判所522号法廷
3.第10回築地市場を考える勉強会
テーマ:裁判の経過報告、土壌汚染対策技術の問題点他、
日時:場所: (未定) 追ってご連絡いたします。
以上、