「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区議会 本会議 2日目 答弁

2010-09-23 23:53:49 | 政策・マニフェスト
本会議、一般質問二日目、区側回答の要点をメモとして記載。
 
詳細は、後ほど出る議事録でご確認を。


22日
水曜日

5 鈴木幸子議員
(公明党)
◇うつ病対策について
⇒中央区ではうつ患者246名、そううつ患者65名。
 企業、地域、学校に保健士を派遣するなどし知識の普及啓発している
 産業医研修会の場で、医師会が中心に早期治療のレベル向上を行っている
 認知行動療法に関して昨年講演会をやった
 区独自でデイケアを持つことは難

◇精神対話士について
⇒活用も有効な手段
 兼職できないが、教員や管理者に知識の普及を行う

◇乳がんと子宮頸がんの検診無料クーポンの支給事業について
⇒国の平成23年度概算要求では、検診の無料化の方向
 マンモグラフィ車の導入の必要性を検討

◇子宮頸がん予防ワクチン接種について
⇒8月まで、950名のうち200名以上が接種
 対象者の拡大は、接種の動向や国の動きをみて

◇末期がん患者の在宅療養について
⇒在宅療養支援協議会で在宅療養診療所、訪問看護、訪問介護の協力体制を検討する

◇あんしん居住制度について
⇒制度の普及は、敬老館などの場で周知
 契約時に自己負担がないように調整を開始する

◇宅配サービスについて
⇒ニーズや他地域の状況、商店街の意向を聞きながら、実施する場合の課題や実施方法を検討していく


6 志村孝美議員
(日本共産党)
◇核兵器廃絶について
⇒平和都市宣言をもつ本区は、核廃絶も当然
 晴海への船舶は、神戸方式で。都において判断。
 秋葉市長の姿勢に賛同

◇民主党政権の「新しい公共」論について
⇒2005年基本計画で述べる
 政府の円卓会議と同様の趣旨を持つ、経過を注視
 民間の活力を活用

◇保育制度を根本から変える「子ども・子育て新システム」について
⇒4/1現在定員2134人のうち1635人が認可保育園(76.6%)
 今年度中に認可保育園の枠は1974人へ
 待機児童対策は喫緊の課題
 0-2歳の重点配置、夜間、一時あずかりなどを充実させる点で認証保育園も有効

◇高齢者の「無縁社会」問題について
⇒高齢者の悉皆調査は困難。
 安否確認や見守りは、日常的に実施する必要あり
 夏季加算は国に動きあり。区は、夏季見舞金。
 配食サービスの利用拡大

◇ワーキングプア解消と雇用確保のための自治体の責務について
⇒区内の若者の就労状況の調査はない
 都の東京仕事センターヤングコーナー、国の新卒応援ハローワークと連携
 京華スクウェアの相談
 区の非正規職員賃金は、人事勧告に従っている
 指定管理の施設では、雇用者の実態を把握する

◇中小企業支援・内需拡大を軸とした景気回復策について
⇒景気対策で予算の20%140億円計上した
 中央区買い物券5億5000万円分実施。
 東京湾大華火祭で74億円の経済効果
 雇用促進策
 公共投資
 などの区としての内需拡大策を実施した
 中小企業への対策では、円高などで資金繰りの悪化はありうるため、緊急融資を本年3月まで延長、商工相談で返済期間の延長。

7 鞠子勝彦議員
(日本共産党)
◇重要文化財相当の明石小学校「保存・活用」を巡る問題について
⇒明石小学校は平成元年に改築を求める1万4000の請願があった
 建築学会の重要文化財ゆえの保存要望提出は遅い
 記録保存は取り組む
 残る学校の整備は、調査を行って
 登録文化財にし、その後重要文化財にする手法は、一般論では成り立つかもしれないが、そのまま明石小学校にあてはまるかは疑問
 高輪台のリノベーションは立地異なり比較できない
 リノベーション案は、改築案にまさる内容ではないため、積極的な検討にいたらない
 白紙撤回は理解をえることができない
 教育、防災を考え、明石、中央、明正は予定通り行う

*区長は、リノベーションを検討した旨の発言をした。それに対し、いつ検討したかと再質問したが、再質問に対する答弁において回答せず。

◇築地市場現在地再整備問題について
⇒データ開示の遅れ、盛り土汚染は誠に遺憾
 無害化するかどうか都の対応を注視
 10月初旬に結論あるはず。
 築地の伝統と賑わいを継承し、発展させていく

8 田中耕太郎議員
(かけはし)
◇平成21年度決算と平成23年度予算について
⇒平成21年度決算では、商工業融資、コミバス、緑化推進、新型インフル対策、景気雇用策など事業展開できた
 平成23年度予算では、
 歳入面:区民税の伸びや基金・起債を活用し健全性を保つ
     700万円以上の住民税1割減、
     法人住民税が昨年並みの減から、税収、使用料の納付向上を目指す。
 歳出面:行政評価をし、予算編成、事業再構築をする
     496億円の基金、41億円区債
     学校改築、児童館整備、小規模特養、労働スクウェア、区施設の再編を行う。
   
◇若者と子どもたちのキャリア形成・教育について
⇒小学校職場見学、中学校職場体験のキャリア教育を行っている
 ハローワーク連携の出前講座を行っている
 生きる力につながる
 
◇児童虐待防止対策について
⇒乳児全家庭訪問を生後4週までに
 子どもホットライン設置
 児童相談所と密接な連携
 要保護児童支援協議会で事例集をまとめる
 健康祭りでオレンジリボンの啓発活動

◇新しい公共について
⇒2005年基本計画で述べる
 政府の円卓会議と同様の趣旨を持つ
 区民参加型ワークショップを積み重ね協議型まちづくりを検討
 本音を聞くことは大事
 世論調査で行っている

以上、
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朝日新聞に敬意 大阪地検特捜部の押収証拠改ざん事件スクープ

2010-09-23 21:35:51 | メディア・リテラシー
 9月21日から大きく報道されている。

 押収証拠が検察側に有利になるように検察により改ざんされるとは、信じられない話である。
 改ざんが起こりうる環境をいかに防ぐことができるのであろうか。
 特異なことなのか?
 実は改ざん行為がなされることが横行していて、その中の氷山の一角が、ジャーナリストの力により明らかにされたということか。

 大阪地検特捜部の押収証拠改ざん事件は、朝日新聞のスクープ記事から始まった。
 ジャーナリズムのあるべき姿を見せてくださったことに、朝日新聞に敬意を表したい。

21日朝刊では、朝日新聞のみ一面で改ざんを掲載


21日夕刊では、各紙一面で改ざんを掲載



*****朝日新聞 朝刊2010/09/21***** 
http://www.asahi.com/national/update/0920/OSK201009200135.html

 郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜部が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)が改ざんされた疑いがあることが朝日新聞の取材でわかった。取材を受けた地検側が事件の捜査現場を指揮した主任検事(43)から事情を聴いたところ、「誤って書き換えてしまった」と説明したという。しかし、検察関係者は取材に対し「主任検事が一部同僚に『捜査の見立てに合うようにデータを変えた』と話した」としている。検察当局は21日以降、本格調査に乗り出す。

 朝日新聞が入手した特捜部の捜査報告書などによると、FDは昨年5月26日、厚生労働省元局長の村木厚子氏(54)=一審・無罪判決=の元部下の上村(かみむら)勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=の自宅から押収された。FD内には、実体のない障害者団体が郵便割引制度の適用を受けるため、上村被告が2004年6月に発行したとされる偽の証明書や文書の作成日時などに関するデータが入っていた。特捜部は証明書の文書の最終的な更新日時を「04年6月1日午前1時20分06秒」とする捜査報告書を作成。FDは押収の約2カ月後にあたる7月16日付で上村被告側に返却され、村木氏らの公判には証拠提出されなかった。

 朝日新聞が今夏、上村被告の弁護団の承諾を得てFDの記録を確認したところ、証明書の文書の最終的な更新日時が「04年6月8日午後9時10分56秒」で、特捜部が捜査報告書に記した最終更新日時と食い違うことが分かった。

 このため、朝日新聞が大手情報セキュリティー会社(東京)にFDの解析を依頼。本来は「6月1日」であるべき最終更新日時が「6月8日」と書き換えられていた。その書き換えは昨年7月13日午後だったことも判明。この日はFDを上村被告側に返す3日前だった。

 また、他のデータについては上村被告が厚労省の管理するパソコンで操作したことを示していたが、最終更新日時だけが別のパソコンと専用ソフトを使って変えられた疑いがあることも確認された。検察幹部の聴取に対し、主任検事は「上村被告によるFDデータの改ざんの有無を確認するために専用ソフトを使った」と説明したとされるが、同社の担当者によると、このソフトはデータを書き換える際に使われるもので、改ざんの有無をチェックする機能はないという。

 特捜部は捜査の過程で、上村被告の捜査段階の供述などを根拠に「村木氏による上村被告への証明書発行の指示は『6月上旬』」とみていた。だが、証明書の文書データが入ったFD内の最終更新日時が6月1日未明と判明。村木氏の指示が5月31日以前でなければ同氏の関与が裏付けられず、最終更新日時が6月8日であれば上村被告の供述とつじつまが合う状況だった。

 朝日新聞の取材に応じた検察関係者は「主任検事から今年2月ごろ、『村木から上村への指示が6月上旬との見立てに合うよう、インターネット上から専用のソフトをダウンロードして最終更新日時を改ざんした』と聞いた」と説明。FDの解析結果とほぼ一致する証言をしている。(板橋洋佳)

■主任検事が大阪地検側の聴取に対して説明した主な内容は次の通り。

 上村被告宅から押収したフロッピーディスク(FD)を返す直前、被告がデータを改ざんしていないか確認した。その際、私用のパソコンでダウンロードしたソフトを使った。改ざんは見あたらなかったため、そのソフトを使ってFDの更新日時データを書き換えて遊んでいた。USBメモリーにコピーして操作していたつもりだったが、FD本体のデータが変わってしまった可能性がある。FDはそのまま返却した。

 厚労省元局長の村木厚子氏の話 なぜこんなことが起きてしまったのか理解できない。私にとって無罪証明のよりどころとなる「2004年6月1日」の更新日時データを書き換えた行為はあまりに悪質で、心の底から怖さを感じる。書き換えが個人の責任なのかどうか、今は根の深さが見えていない。検事の職業倫理を内部で徹底し、その能力と倫理が「一級」のものになってほしい。

*****以上*****
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区政の「見える化」

2010-09-23 10:17:45 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 新聞に載っているある国会議員の手記を目にしました。

 今、党に何が必要かという視点で書いています。

 引用)党への国民の信頼を得るためには、党がどう変わり、何をしようとしているのかを国民に見える形で提示する「見える化」が必要であること、具体的には派閥の解消、若手の抜擢、記者会見やテレビなどのメディア対策などです。さらに、冷戦後20年を過ぎ、日本の新たな針路を示すとともに、国民が不安や不満を抱いている個別課題について、党の考えを明示するために民間人を交えたプロジェクトチームを設立すべきことなどを提言しました。(引用終わり

 中央区政で当てはめるのであれば、

 *区政の「見える化」

 *若い力の区政への参画

 *情報発信

 *中央区の新たな針路の提示

 *区民、地域の個別課題の解決、そのための力の結集

 というところでしょうか。

 これから、中央区議会も決算特別委員会が開催されます。
 この議論をみていく中でも、上記を念頭に、区民の皆様の声をお伺いし、一緒に考えていきたいと思っています。
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月島の地価上昇が突出 東京新聞記事

2010-09-23 04:04:10 | 街づくり
 コメントにもありますように、地域コミュニティをしっかり守りながら、月島の街の更新のあり方をよく考えていかねばならないと思っています。

 以下、東京新聞記事より。

*****東京新聞*****

月島の地価上昇が突出 マンション次々、戸惑いも
2010年9月22日 07時07分

 昨年に続き東京・銀座の地盤沈下が際立つ中、同じ東京都中央区の月島では今年一月以降、4・3%上昇するなど人気ぶりが目を引いた。高層マンションが次々と建ち、下町イメージから脱皮しつつある月島地区。しかし地元では、急激な変化に戸惑う新旧住民の声が聞かれる。
 月島を含む中央区の住宅地の市区町村別下落率は、0・7%(前年12・5%)と都内で最も低かった。中でも銀座に近い月島の基準地は0・0%(前年12・2%)と横ばいで、中央区の住宅地の下落率を押しとどめた。
 昔ながらの木造住宅や商店が集まる月島は、激しい変化にさらされている。大江戸線の駅ができた二〇〇〇年以降、都心へのアクセスの良さや下町情緒を売りに高層マンションが進出。同年五千十五だった世帯数は今年六千八百十七(いずれも九月一日現在)に急増した。
 そんな中、月島駅に隣接する高さ約百八十七メートルの超高層マンションを核にした再開発事業も浮上している。
 老舗商店を営む町会役員は「マンションにはそれぞれ自治会があり、町会とかかわらない人が多い」と説明する。新旧住民の融和が進まない中、地域は新たな住民を抱え込もうとしている。
 月島で生まれ、長屋をリフォームした家で暮らす芝浦工業大の志村秀明准教授(地域デザイン)は「進行中の再開発は地域性に合わない。区に将来的なビジョンがないのが問題だ」と指摘。「地域コミュニティーがしっかりしてるのが月島の魅力。それを変えてほしくない」と訴える。
(東京新聞)
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9月22日(水)のつぶやき

2010-09-23 02:46:19 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
05:26 from goo
本日9月22日開催、第10回築地市場を考える勉強会  #goo_kodomogenki http://bit.ly/a4cCQn
06:06 from goo
第10回築地市場を考える勉強会 配付資料 #goo_kodomogenki http://bit.ly/97r4Au
11:22 from web
第10回築地市場を考える勉強会本日18時~築地社会教育会館で開催。土壌汚染処理技術の問題点等畑明郎先生ご講演やコアサンプル廃棄(証拠隠滅)差止裁判及び豊洲汚染土壌を時価購入した公金支出関連裁判の解説、現在地再整備めぐる動きなど、区民・都民・市場関係の皆様の情報交換・共有の時間。
11:28 from web
本日の中央区立豊海小学校でのイベント、地域がこども達を育てるひとつのイベントがんばってください!@shiho_kawai いろんな取り組みがあちこちで実を結ぼうとしている~
13:47 from web
昨日本会議での明石小学校等改築問題に関する区長答弁を思い返していた。今までの中央区の考え方を繰り返しただけであり、地域や卒業生からの保存要望書、日本建築学会など建築関連団体要望書、区文化財保護審議会要望書の反映がどこに見えたのであろうか。この姿勢ではよりよいものは生み出されない。
15:19 from web
東京都中央区議会本会議二日目、休憩後3時30分より再開。次の時間の二人目が明石小学校改築問題や築地市場移転問題を取り上げます。きちんとした時間は読めませんが、4時半前後でしょうか。中央FMラジオ84.0MHzで聞くことができます。
by kosakakazuki on Twitter
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