「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

保育の問題にきちんと対応できる中央区であるために

2011-02-23 23:59:59 | マニフェスト2011参考資料
 以下、コメントいただきました。

もとの記事:http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/25165e89b04155183ec149d04b1d3f5d

*****コメント*****

改善されていません (Unknown)
2011-02-23 23:34:53

一年以上前の記事に対するコメントで
失礼いたします。
現在 子供の保育園探しで四苦八苦しております。
23年度待機児童 0というのは既に成り立っておりません。
仕方なく無認可保育園を手配していますが
認証保育園ですと 最大で月額5万円 区より
補助があるのに 同じ区民で 認可 認証とも
空きが無く入れず致し方なく無認可に入る
区民は同じ子育てという目的でも一切補助を
受けられません。
区の担当者に質問した所 無認可に行くのは
独自の方針の保育園に敢えて行く人との
区別がつかないため 補助は行っていないとの
事でした。同じ区民で 同じように税金を納め
ただ子育てがしたいだけなのに このような
差別があるのか 納得出来ません。生活が成り立つかどうかのレベルの話となり 粗品がある無いといったレベルの話ではありません。
急激な人口増加と区は言いますが 人口10万人の辺りでは どんどん人口を増やす方向に区も
動いていましたし その結果としてどのような
問題が発生するかは お隣の江東区の例があり
小学生でも事前に予測出来ている事です。
区民の声としてお聞き下さい。

******コメント終わり****

 まさに、おっしゃる通りで、私も本日の本会議一般質問の一番目の一番最初の質問でとりあげたところでした。

 討論の中で、認証保育園等認可外施設に通わせる家庭に差額補助を出す場合、その施設に“一定の基準”を設けるということの行政側からの言質をいただいております。

 “一定の基準”を満たすことを条件に、適応範囲を広げることができないか、引き続きの予算特別委員会で努力します。

****2月23日中央区議会本会議一般質問該当箇所抜粋*****
 
 近年、核家族化となり、家族機能が低下し、また、都市化にともなって、近隣関係の希薄化、地域コミュニティの崩壊が言われて久しく、少子高齢化の進行とあいまって、その状況は、年々深刻さを増しています。昨今、「無縁社会」や、「孤族」なる言葉まで誕生しています。
 ストレスフルな生活の緩衝の場、個々の安全基地が本来、家庭でした。家族の絆・つながりが希薄になって家族機能が低下、家庭を補完し支えるべき地域からも孤立し、ストレスの増加は、家庭力を維持できないどころか、その不安定な精神の矛先は子どもに向かっている。子どもの観点からは、「小児虐待」へとつながり、同様に高齢者の観点からは、「行方不明高齢者」、「孤独死」などへと問題が深刻化しています。
 これら状況を打開するためには、区民に身近な基礎自治体として何が対策としてできるか、まずは、子育て支援の観点から、次に、高齢者施策の観点から質問させていただきます。
  
一、「子育てしやすさ日本一の中央区」に向けた子育て支援策拡充について伺います。
 「子育てしやすい区」とするためには、子育て世代のニーズとして高い保育の問題を質量ともに解決することが第一に求められます。

まず、
・「保育料負担」に関する認可保育園と認証保育園等認可外保育施設間での差の解消について です。

 来年度予算で、「保育料負担」に関する認可保育園と認証保育園等認可外保育施設間での差の解消にむけて、認可保育園との差額を増額することが計上されました。補助の対象となる認証保育園等認可外保育施設の施設基準はなにかあるのでしょうか。子どもを預けるすべての施設に適応すべきと考えますが、いかがでしょうか。

次に、
・「保育サービスの質」に関する認可保育園と認証保育園等認可外保育施設間での差の解消について です。

 利用する子どもにとって、認可保育園と認証保育園等認可外保育施設間での「保育サービスの質」の差は、ないのでしょうか。
 認証保育園では、1)園庭が狭いもしくはないこと、2)健康診断の回数、3)心理士の巡回の回数、4)図書利用の便利さ、5)園でのイベントへの区の支援など、いろいろな保育サービスの質の差があると認識致します。

 区は、これら保育サービスの質の差をどのように認識し、質の差を埋めるためにどのような取り組みを今後行って行くお考えでしょうか。

(後略)
******

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本日、中央区議会本会議一般質問に立ちます。14時~

2011-02-23 06:58:11 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 今期最後の議会が開催されます。

 私は、2月23日一般質問に立ちます。
 14時からのトップバッターです。
 中央FM84.0MHzで実況中継がなされます。

 いままでの今期4年間を振り返り、重要事項を改めて問うことを考えています。

 もちろん、限られた時間(44分30秒)の中、すべてを網羅できていません。
 残りの部分は、予算特別委員会(400分以上の時間をいただく予定)の中で、質疑して参ります。

 以下、一般質問通告をいたしました。

*****一般質問通告内容******

一、「子育てしやすさ日本一の中央区」に向けた子育て支援策拡充を問う
・「保育料負担」に関する認可保育園と認証保育園等認可外保育施設間での差の解消について
・「保育サービスの質」に関する認可保育園と認証保育園等認可外保育施設間での差の解消について
・NPO法人等が運営主体となり、複数のスタッフで少人数を保育する「ミニ保育所」を開設する制度導入について
・子育て世代の経済的な負担の解消を目的として、地域のNPO法人等や行政が実施する子育て支援サービスを利用できる「子育て応援券(仮称)」を発行すること(「バウチャー制度」導入)について


一、「健やかに、長寿をまっとうできる中央区」「孤独死ゼロの中央区」に向けた高齢者施策拡充を問う
・拠点型のデイケア施設整備について
・在宅療養支援の拡充について
・法定及び任意の「成年後見制度」の普及啓発について


一、公益法人改革の支援策について問う
・区の委託事業を請け負っている社団法人・財団法人などの「公益法人」化移行への支援策について


一、『教育の中央区』としての取り組みについて問う
・幼保一元化の取り組みについて
・小中一貫カリキュラムの導入について
・特別支援教育における幼児期から青年期までの一貫した「個別指導計画」「個別支援計画」について
・障がいのあるなしに関わらず小中学生が安心して過ごすことができる放課後の居場所の整備について


一、「学校施設整備計画」策定と「復興小学校保存条例」制定を問う
・人口増加を背景に「学校施設整備計画」を策定する必要性について
・「復興小学校保存条例」制定の必要性について
・明正小学校の校舎のリノベーション案も含めた更新の計画について


一、「築地市場の現在地再整備」と「環状二号線地下化に向けた都市計画の再々変更」を問う
・移転候補地豊洲六丁目東京ガス工場跡地の土壌汚染問題とリスクコミュニケーションについて
・築地市場の現在地再整備実現に向け中央区がなすべきことについて
・いわゆる「中央区案」としての「鮮魚マーケット構想」の実現性について


一、住民の合意形成にもとづくまちづくり・「まち育て」を問う
・個々の再開発の進捗状況と課題について
・美しいまちづくりに向けた「景観行政団体」登録について
・地域住民の話し合いの場として「まちづくり区民会議(仮称)」をもち、地域のまちの景観やあり方を定める『マスタープラン』を制定する必要性について
・地域貢献施設整備を誘導する「共同建て替え」の手法によるまちの更新について


一、区民ひとりひとりの声を大切にした区政運営を問う
・「全区民アンケート」や、インターネットを用いた大規模な母集団による「区民モニター制度」の導入を問う
・「常設住民投票」の制度化を問う


以上
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中央区 子宮頸がん予防接種 中学生無料接種 接種率 速報

2011-02-23 06:56:03 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 中央区では昨年7月から中学生に対する子宮頸がん予防接種の無料化が開始いたしました。

 1月末初回接種率54.3%、中3では71.9%。

 来年度からは、中高で無料となります。
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