いままで、区議として4年間以下のようなことの実現を考え、活動をしてまいりました。
4月の改選を控え、最後の予算特別委員会においても、400分の質問時間をいただいており、それら実現に向けた質疑をしていくつもりです。
いろいろご意見・ご提案をいただけましたら幸いです。
*****中央区の進むべき方向性******
実現したいまちのイメージ:
子どもたちが輝くまち、障がいがある子も障がいのない子もみんないっしょに輝くまち。
子どもがのびのび育つ環境は、大人でもご高齢の方でも誰もが、楽しく生活できる。歴史と文化が息づき、水辺に緑が満ち足りる。
生き生きとした地域社会が、ふれあいと支え合いを育む。
大人たちの背中をみて子ども達が学び、大人がやりがいを感じるまち。ご高齢の方々から子ども達が学び、子ども達からご高齢の方々が元気をもらうまち。
【1】子育て日本一の中央区:子育て支援策
<子どもが育ち学ぶ場>
◆すべての保育の質の向上
認証/認可保育所、認可外託児所、保育ママなどいろいろな保育の形態がありますが、預けられている子ども達にとって、保育のサービスに差がでないように、環境整備をしていきます。例えば、心理カウンセラーの派遣、図書館書籍利用、行事を行う上での支援、医療看護ケア、園庭など遊びの場、スポーツ施設利用などで同等なサービス水準になるようにしていきます。
◆保育所待機児童解消、学童クラブ待機児童解消
区施設、休園中の幼稚園施設などを積極的に活用し、待機児童解消に向け更なる取り組みを行います。
新しい試みとして、区施設の一室に場所を設けて、NPOなどが小規模保育を行う新たな取り組み(「おうち保育園制度」)にも積極的に支援をしていきます。
◆保育ママ制度の負担軽減策
保育ママ制度における、保育ママの負担軽減策を行います。
◆子ども達の遊びの場、芝生や土の上で遊べる広場
まちづくりや公園整備においては、子どもの目線から、子ども達が精一杯遊ぶことができる遊びの場を作っていきます。
芝生や土の遊びの場を積極的に作っていきます。
◆みんな一緒に幼児期のあそびと教育、幼保一元化の取り組み
<子どもの健康>
◆こどもを病気から守る
おたふくかぜ、水ぼうそう、肺炎球菌、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)、インフルエンザなどワクチンで予防できる病気に対しては、予防接種の無料化を行っていきます。接種率の向上も目指します。
◆こどもを事故から守る
子どもの死因の一位は、事故です。
子どもの事故が起きない環境整備と、起きた場合や起きそうになった場合の情報を一元化して集め再発防止の取り組みを行います。
また、事故が起きたときでも対処ができるように、親御さんや子ども達への心肺蘇生やAED訓練を積極的に受けることができるようにします。
◆病児保育の整備
病気のとき、万が一親御さんが子どもの看病・保育ができない場合、親御さんに代わって、看病・保育ができる場が病児保育です。
病児保育がより安全で利用しやすく改善を図るとともに、保育園当園中の急な発熱・発病でも、安全に看病・保育できる場を整えていきます。
<地域で子育て>
◆「中央区子育て応援券」の発行
地域のNPOや行政が実施する子育て支援サービスを利用できる「子育て応援券」を発行し、子育て支援サービスを受ける経済的負担の軽減を積極的に図ります。(バウチャー制度導入)
◆区役所内に「一時預かり保育室」を開設
区役所に気軽にお子様連れで訪れ、ゆっくりと手続きや相談ができるようにします。
また、議会・委員会の傍聴や、委員会委員としての参加も同様に支援します。
◆子育て支援サービスの事業の利用率の低い事業の問題点の解消
子育て支援サービスには、ニーズがあっても、利用率が上がらないサービス(例、ショートステイ事業)があります。
そのサービスの問題点を検証し、利用しやすい形にしていきます。
◆地域の人材の子育て支援への参加、多世代交流の場作り
ご高齢のみなさまの経験知識が、子ども達に伝えられる場をつくっていきます。
【2】子どもの可能性が最大限のびる『教育の中央区』、いつまでも学び続ける中央区 :教育施策
<乳幼児期>
◆みんな一緒に幼児期のあそびと教育、幼保一元化の取り組み
親の働き方により、預けられる場所が変わり、受ける教育が変わってしまうのではなく、教育の中央区としての教育の場を、幼稚園児にも、保育園児にも同じように受けられる仕組みを作っていきます。
◆発達障害の早期発見、早期対応
発達障害の早期発見、早期対応ができるように、区内乳幼児施設への心理士の派遣を積極的に行っていきます。
五歳児健診の導入も検討していきます。
<学童・青年期>
◆確かな学力を育む
教育の根本は、学力にあります。学力を増進するためには、まずは、勉強の時間を増やしていくことが大切です。地域・ご父兄や学習塾などと連携して学習意欲のある子どもたちに対応していきます。
子ども達に真正面から向き合っていく教員を養成するための研修のさらなる充実、教員と連携して子どもを教育するご父兄のための研修、そして、何よりも教員が教育に全力を傾けることができる公的なサポート体制の充実を図っていきます。
◆幼保小連携、小中連携の強化、小中一貫の取り組み強化
日本の先進事例を参考に、小中一貫の連携が深まる方策を。
◆小学校・中学校でのキャリア・デザイン
子どもの頃からいずれ成人したら働くのだという社会人意識を育成していきます。
内容として、自己分析から始まり、さまざまな業種や職種の具体的な仕事内容を学習・体験します。「職業体験型施設」の活用も検討していきます。その場合の引率者として、教員・ご父兄の他に、研修を受けた高齢者のボランティアの参加も募っていきます。
子どもたちのボランティア体験の場も積極的に拡大していきます。
◆健康教育
健康であること、病気を予防すること、生まれてからの人の一生のライフサイクル、ストレスマネジメント教育をはじめ心理学、心肺蘇生など救急救命法等学ぶ場をもちます。
◆食育
食文化の拠点「築地市場」を抱える中央区として、市場を活用した現地見学、生産地の見学などをはじめ、食を扱う皆様のお話をお伺いすることを通して食に対する意識を高めていきます。
◆メディアリテラシー教育
いたるところに、メディアがあふれています。
携帯電話、インターネット、テレビ、ゲーム機などこれらを安全に活用することをはじめ、見聞きする情報を鵜呑みにするのではなく、どのように理解していったらよいかそのすべを考える機会を提供します。
◆シチズンシップ教育
社会人意識を子どもの頃から育成するために、憲法の条文解釈を超えた政治学教育や経済学教育を実施します。
全国から大学教授をお招きし、児童・生徒のみならず、ご父兄も参加型の講座を充実させていきます。
さらに、こどもの頃から地域の治安・防災・国防などの社会人意識を育てるために、警察、消防署、国会などの社会科見学に加えて、区役所、区議会、省庁、郵便局、企業などの仕事を見学・体験する講座を充実させます。
◆キッズ・マナー講座
義務教育課程のすべてで小笠原流の師範を招いた礼法の科目を必修化している区がありますが、子ども達に礼法を学ぶ場をつくります。児童・生徒だけでなく、ご父兄対象の「家庭における躾」を考えるきっかけとします。
◆スポーツ事業のさらなる活性化
日常的に、プロやオリンピック経験者らに指導を受ける機会を設け、スポーツのレベルアップを図っていきます。同時に、スポーツ指導層のサポート体制の充実。
◆自然体験の場の提供
桧原村の中央区の森や宇佐見、小諸、館山など区外区有地も活用しながら、自然体験の場を積極的につくります。
<成人期>
◆生涯教育の充実
一生学び続けることができる場を大学とも連携しながら積極的につくります。学ぶことが、生きる喜びや生きがいを生み、健やかに長寿が全うできることにつながるように。
◆「総合型地域スポーツクラブ構想」
スポーツをみて、やって、応援して楽しむことができる地域での場づくり。
<教育環境、施設整備>
◆京橋図書館資料などの貴重な歴史資料の整理
◆学校整備計画の区全体での再構築
◆復興小学校の保存活用をしながらの更新、「復興小学校保存条例」の制定
復興小学校は、そのもともとの堅牢なつくりゆえ、耐震性・耐久性の面から、現存のままでも子どもたちの安全が確保されています。
地域のシンボルとなり、日本建築学会や中央区文化財保護審議会から、その文化財相当の高い評価を受けている校舎の安直な解体は慎み、賛否両論を、子どもたちの目線を忘れることなく十分検討したうえで、今後の教育の需要に合わせた更新を図っていくべきであると考えます。
<教育現場のノーマライゼーション>
◆ひとりひとりに対応した幼児期から青年期までの一貫した特別支援教育
◆小中学生の障がいのある子もない子もいっしょに放課後が過ごせる居場所づくり(児童館、学童・プレディ、銀座中学校教室など)
【3】生き甲斐を持ち続けられる、健やかに長寿を全うすることができる中央区:高齢者施策
◆在宅療養支援体制の緊急整備
◆在宅療養の鍵となるケアマネージャー、ヘルパー、訪問看護の皆様の研修、学習の場を充実。
◆拠点型のデイケア施設整備
介護度の改善に意欲的に取り組める拠点型デイケア施設の整備(参考施設:山口県夢のみずうみ村)
◆敬老館整備、多世代交流の場づくり
◆特養待機者解消
◆教育文化スポーツを楽しみ学ぶことで介護予防
◆認知症サポートの更なる充実
【4】いつまでも、健康であり続ける中央区:医療保健福祉施策
<教育、相談、体力づくり>
◆新生児訪問事業、
◆学校での健康教育充実、
◆健康相談事業充実
◆総合型地域スポーツクラブ構想
<予防、備え、早期発見>
◆子どもの事故防止、予防接種無料化、5歳児健診
◆8020運動(80歳になっても、歯が20本。)の継続発展、歯周病予防の取り組み
◆健診受診率の向上
◆災害危機対応連携、心肺蘇生法普及
◆教育・文化・社会貢献による介護予防
<医療>
◆脳卒中、心疾患、肝疾患など医療連携ネットワークの強化
◆安心・安全の出産施設整備
<医療療養介護、ケア>
◆在宅療養の支援体制整備
◆都市型地域ケアの確立
◆24時間安心安全コール、
◆成年後見制度の広がり
<ひとが健康になるまちづくり>
◆ノーマライゼーションが当たり前の環境整備
◆無煙環境整備
◆グループホーム等整備を併せ持つまちの更新
◆校庭・園庭等芝生化推進、
◆自転車道・遊歩道整備
【5】ノーマライゼーションの徹底:障がい者施策
<学ぶ>
◆ひとりひとりに対応した幼児期から青年期までの一貫した特別支援教育
◆小中学生の障がいのある子もない子もいっしょに放課後が過ごせる居場所づくり(児童館、学童・プレディ、銀座中学校教室など)
<働く>
◆区役所内積極雇用(秘書課など)、業務発注
◆「さわやかワーク中央」の江戸バスなどによる交通不便の解消
<住む>
◆グループホーム整備
◆地域移行の推進
<参加する>
◆裁判員裁判への参加の支援
<支える>
◆成年後見制度の普及
【6】築地市場の現在地再整備:産業文化振興施策
<現在地再整備>
◆現在地再整備案の提示
<観光文化>
◆観光文化のひとつの拠点としての整備、築地ブランドの世界への発信
<産地とつながる>
◆産地とつながる市場作り支援
<食の安心・安全>
◆移転候補地の土壌汚染問題について、東京都に区民や市場関係者への説明/リスクコミュニケーションを求めていく
【7】ひとが健康になるまちづくり、歴史伝統を大切にするまちづくり、区民みんなでつくるまちづくり:都市整備施策
<まちづくりの方針>
◆「まちづくり区民会議」設置、「まちづくり協議会」改革
住民の皆様と話し合って、自分たちのまちがどうであってほしいのか、まちの将来像・マスタープランを描きます。(バリアフリーのまち、歴史と伝統、風格を大切にした美しいまち(景観計画策定)、環境にやさしいまち(エコタウン構想策定)、災害に強い安心安全なまちを含めたまちの将来像)
そのための話し合いの場作りとしての「まちづくり区民会議」設置、「まちづくり協議会」改革。
◆「景観行政団体」として登録します。
<まちの更新>
◆地域貢献施設整備を誘導する「共同建てかえ」の手法によるまちの更新を検討します。
<地域ごとの課題の解決>
◆『まちづくり基本条例』の更なる発展
◆晴海通り混雑の解消
◆朝潮運河架橋 中止
◆月島三丁目児童遊園の整備、スーパー堤防化工事中止
◆再開発工事における周辺地域との調整
【8】 地域の核となる商店街振興:産業文化振興施策
◆ 築地市場現在地再整備
2兆円規模の地域経済波及効果の更なる拡大に努めます。
◆ 経費節減や商店街の特色を出すための整備
アーケードの耐震化、太陽光パネル設置、LED導入、カラー舗装、バリアフリー
◆特色を出すためのビジョンづくり、地域の核としての商店街
◆経済環境に合わせた経営支援
◆情報化し、商店街のよさを日本・世界に発信
◆スカイツリー後のひとの流れづくり
◆ワークライフバランスや障害者雇用の促進、そのインセンティブ
◆各商店街や海外とのネットワークの形成
◆地域との連携強化、子どもの声がひびく商店街
そのきっかけとしての地域通貨の導入や、子どもの遊び場、多世代交流・居場所づくり
◆災害対策拠点となる商店街づくり
【9】町会/自治会/ボランティア/NPOとの協働推進:市民参画・男女共同参画施策
◆偏りのない庁内人事
行政実務、特に副区長や教育委員会などについては、区の内外を問わず、性別、年代を超えて広く専門家としての見識を優先して人材を登用・抜擢します。
◆区役所内に協働ステーション設置
◆協働を推進する団体への資金援助のさらなる充実
◆協働を推進する団体を新たに立ち上げる思いをもったひとへの支援策の充実
◆協働を推進する各種団体から積極的な政策立案を受ける場をつくる
◆企業とも連携した協働推進、ワークライフバランス
◆タウンミーティング(定例住民集会)
区民の皆様と直接対話をする正式な場をもちます。
区長への手紙などの制度を通じ区民の皆様からいただいた声は施策づくりに積極的に役立てさせていただきます。
中央区の重要事項には、区民アンケート実施し、区民の皆様の声を施策に反映させていきます。
【10】循環型社会の徹底:環境施策
◆エコシティ積極推進、エコタウン構想
◆地域で地域の緑を育てる仕組みづくり
◆障がいのある方々、高齢者の雇用の場としての緑化事業
檜原村間伐材利用での雇用の創出
◆校庭、園庭、公園などの緑化、芝生化の推進。芝生作りによる地域づくり。
◆公用車、コミュニティバスをエコカーに
◆環境教育、子ども環境サミット開催
【11】安心、安全のコミュニティの再生:防災など安全対策
<生活>
◆孤独死ゼロ
◆独居サポート制度
◆24時間365日の安心コール
◆地域見守りネットワークの全区展開
<防災>
◆要援護者の災害時の避難名簿登録
◆地域と企業との連携による防災
◆帰宅難民対策
◆エレベーターの早期復旧に全力をあげる体制整備
◆近隣区との連携強化、災害時協定を結んだ銚子市などとの連携強化
◆橋の耐震化の早急なる実施
◆ペットの避難対策
【12】国際観光都市、平和都市:観光文化施策
◆国際交流の推進
◆国際観光都市としての基盤整備
◆東京の玄関口としての交通基盤整備
以上
4月の改選を控え、最後の予算特別委員会においても、400分の質問時間をいただいており、それら実現に向けた質疑をしていくつもりです。
いろいろご意見・ご提案をいただけましたら幸いです。
*****中央区の進むべき方向性******
実現したいまちのイメージ:
子どもたちが輝くまち、障がいがある子も障がいのない子もみんないっしょに輝くまち。
子どもがのびのび育つ環境は、大人でもご高齢の方でも誰もが、楽しく生活できる。歴史と文化が息づき、水辺に緑が満ち足りる。
生き生きとした地域社会が、ふれあいと支え合いを育む。
大人たちの背中をみて子ども達が学び、大人がやりがいを感じるまち。ご高齢の方々から子ども達が学び、子ども達からご高齢の方々が元気をもらうまち。
【1】子育て日本一の中央区:子育て支援策
<子どもが育ち学ぶ場>
◆すべての保育の質の向上
認証/認可保育所、認可外託児所、保育ママなどいろいろな保育の形態がありますが、預けられている子ども達にとって、保育のサービスに差がでないように、環境整備をしていきます。例えば、心理カウンセラーの派遣、図書館書籍利用、行事を行う上での支援、医療看護ケア、園庭など遊びの場、スポーツ施設利用などで同等なサービス水準になるようにしていきます。
◆保育所待機児童解消、学童クラブ待機児童解消
区施設、休園中の幼稚園施設などを積極的に活用し、待機児童解消に向け更なる取り組みを行います。
新しい試みとして、区施設の一室に場所を設けて、NPOなどが小規模保育を行う新たな取り組み(「おうち保育園制度」)にも積極的に支援をしていきます。
◆保育ママ制度の負担軽減策
保育ママ制度における、保育ママの負担軽減策を行います。
◆子ども達の遊びの場、芝生や土の上で遊べる広場
まちづくりや公園整備においては、子どもの目線から、子ども達が精一杯遊ぶことができる遊びの場を作っていきます。
芝生や土の遊びの場を積極的に作っていきます。
◆みんな一緒に幼児期のあそびと教育、幼保一元化の取り組み
<子どもの健康>
◆こどもを病気から守る
おたふくかぜ、水ぼうそう、肺炎球菌、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)、インフルエンザなどワクチンで予防できる病気に対しては、予防接種の無料化を行っていきます。接種率の向上も目指します。
◆こどもを事故から守る
子どもの死因の一位は、事故です。
子どもの事故が起きない環境整備と、起きた場合や起きそうになった場合の情報を一元化して集め再発防止の取り組みを行います。
また、事故が起きたときでも対処ができるように、親御さんや子ども達への心肺蘇生やAED訓練を積極的に受けることができるようにします。
◆病児保育の整備
病気のとき、万が一親御さんが子どもの看病・保育ができない場合、親御さんに代わって、看病・保育ができる場が病児保育です。
病児保育がより安全で利用しやすく改善を図るとともに、保育園当園中の急な発熱・発病でも、安全に看病・保育できる場を整えていきます。
<地域で子育て>
◆「中央区子育て応援券」の発行
地域のNPOや行政が実施する子育て支援サービスを利用できる「子育て応援券」を発行し、子育て支援サービスを受ける経済的負担の軽減を積極的に図ります。(バウチャー制度導入)
◆区役所内に「一時預かり保育室」を開設
区役所に気軽にお子様連れで訪れ、ゆっくりと手続きや相談ができるようにします。
また、議会・委員会の傍聴や、委員会委員としての参加も同様に支援します。
◆子育て支援サービスの事業の利用率の低い事業の問題点の解消
子育て支援サービスには、ニーズがあっても、利用率が上がらないサービス(例、ショートステイ事業)があります。
そのサービスの問題点を検証し、利用しやすい形にしていきます。
◆地域の人材の子育て支援への参加、多世代交流の場作り
ご高齢のみなさまの経験知識が、子ども達に伝えられる場をつくっていきます。
【2】子どもの可能性が最大限のびる『教育の中央区』、いつまでも学び続ける中央区 :教育施策
<乳幼児期>
◆みんな一緒に幼児期のあそびと教育、幼保一元化の取り組み
親の働き方により、預けられる場所が変わり、受ける教育が変わってしまうのではなく、教育の中央区としての教育の場を、幼稚園児にも、保育園児にも同じように受けられる仕組みを作っていきます。
◆発達障害の早期発見、早期対応
発達障害の早期発見、早期対応ができるように、区内乳幼児施設への心理士の派遣を積極的に行っていきます。
五歳児健診の導入も検討していきます。
<学童・青年期>
◆確かな学力を育む
教育の根本は、学力にあります。学力を増進するためには、まずは、勉強の時間を増やしていくことが大切です。地域・ご父兄や学習塾などと連携して学習意欲のある子どもたちに対応していきます。
子ども達に真正面から向き合っていく教員を養成するための研修のさらなる充実、教員と連携して子どもを教育するご父兄のための研修、そして、何よりも教員が教育に全力を傾けることができる公的なサポート体制の充実を図っていきます。
◆幼保小連携、小中連携の強化、小中一貫の取り組み強化
日本の先進事例を参考に、小中一貫の連携が深まる方策を。
◆小学校・中学校でのキャリア・デザイン
子どもの頃からいずれ成人したら働くのだという社会人意識を育成していきます。
内容として、自己分析から始まり、さまざまな業種や職種の具体的な仕事内容を学習・体験します。「職業体験型施設」の活用も検討していきます。その場合の引率者として、教員・ご父兄の他に、研修を受けた高齢者のボランティアの参加も募っていきます。
子どもたちのボランティア体験の場も積極的に拡大していきます。
◆健康教育
健康であること、病気を予防すること、生まれてからの人の一生のライフサイクル、ストレスマネジメント教育をはじめ心理学、心肺蘇生など救急救命法等学ぶ場をもちます。
◆食育
食文化の拠点「築地市場」を抱える中央区として、市場を活用した現地見学、生産地の見学などをはじめ、食を扱う皆様のお話をお伺いすることを通して食に対する意識を高めていきます。
◆メディアリテラシー教育
いたるところに、メディアがあふれています。
携帯電話、インターネット、テレビ、ゲーム機などこれらを安全に活用することをはじめ、見聞きする情報を鵜呑みにするのではなく、どのように理解していったらよいかそのすべを考える機会を提供します。
◆シチズンシップ教育
社会人意識を子どもの頃から育成するために、憲法の条文解釈を超えた政治学教育や経済学教育を実施します。
全国から大学教授をお招きし、児童・生徒のみならず、ご父兄も参加型の講座を充実させていきます。
さらに、こどもの頃から地域の治安・防災・国防などの社会人意識を育てるために、警察、消防署、国会などの社会科見学に加えて、区役所、区議会、省庁、郵便局、企業などの仕事を見学・体験する講座を充実させます。
◆キッズ・マナー講座
義務教育課程のすべてで小笠原流の師範を招いた礼法の科目を必修化している区がありますが、子ども達に礼法を学ぶ場をつくります。児童・生徒だけでなく、ご父兄対象の「家庭における躾」を考えるきっかけとします。
◆スポーツ事業のさらなる活性化
日常的に、プロやオリンピック経験者らに指導を受ける機会を設け、スポーツのレベルアップを図っていきます。同時に、スポーツ指導層のサポート体制の充実。
◆自然体験の場の提供
桧原村の中央区の森や宇佐見、小諸、館山など区外区有地も活用しながら、自然体験の場を積極的につくります。
<成人期>
◆生涯教育の充実
一生学び続けることができる場を大学とも連携しながら積極的につくります。学ぶことが、生きる喜びや生きがいを生み、健やかに長寿が全うできることにつながるように。
◆「総合型地域スポーツクラブ構想」
スポーツをみて、やって、応援して楽しむことができる地域での場づくり。
<教育環境、施設整備>
◆京橋図書館資料などの貴重な歴史資料の整理
◆学校整備計画の区全体での再構築
◆復興小学校の保存活用をしながらの更新、「復興小学校保存条例」の制定
復興小学校は、そのもともとの堅牢なつくりゆえ、耐震性・耐久性の面から、現存のままでも子どもたちの安全が確保されています。
地域のシンボルとなり、日本建築学会や中央区文化財保護審議会から、その文化財相当の高い評価を受けている校舎の安直な解体は慎み、賛否両論を、子どもたちの目線を忘れることなく十分検討したうえで、今後の教育の需要に合わせた更新を図っていくべきであると考えます。
<教育現場のノーマライゼーション>
◆ひとりひとりに対応した幼児期から青年期までの一貫した特別支援教育
◆小中学生の障がいのある子もない子もいっしょに放課後が過ごせる居場所づくり(児童館、学童・プレディ、銀座中学校教室など)
【3】生き甲斐を持ち続けられる、健やかに長寿を全うすることができる中央区:高齢者施策
◆在宅療養支援体制の緊急整備
◆在宅療養の鍵となるケアマネージャー、ヘルパー、訪問看護の皆様の研修、学習の場を充実。
◆拠点型のデイケア施設整備
介護度の改善に意欲的に取り組める拠点型デイケア施設の整備(参考施設:山口県夢のみずうみ村)
◆敬老館整備、多世代交流の場づくり
◆特養待機者解消
◆教育文化スポーツを楽しみ学ぶことで介護予防
◆認知症サポートの更なる充実
【4】いつまでも、健康であり続ける中央区:医療保健福祉施策
<教育、相談、体力づくり>
◆新生児訪問事業、
◆学校での健康教育充実、
◆健康相談事業充実
◆総合型地域スポーツクラブ構想
<予防、備え、早期発見>
◆子どもの事故防止、予防接種無料化、5歳児健診
◆8020運動(80歳になっても、歯が20本。)の継続発展、歯周病予防の取り組み
◆健診受診率の向上
◆災害危機対応連携、心肺蘇生法普及
◆教育・文化・社会貢献による介護予防
<医療>
◆脳卒中、心疾患、肝疾患など医療連携ネットワークの強化
◆安心・安全の出産施設整備
<医療療養介護、ケア>
◆在宅療養の支援体制整備
◆都市型地域ケアの確立
◆24時間安心安全コール、
◆成年後見制度の広がり
<ひとが健康になるまちづくり>
◆ノーマライゼーションが当たり前の環境整備
◆無煙環境整備
◆グループホーム等整備を併せ持つまちの更新
◆校庭・園庭等芝生化推進、
◆自転車道・遊歩道整備
【5】ノーマライゼーションの徹底:障がい者施策
<学ぶ>
◆ひとりひとりに対応した幼児期から青年期までの一貫した特別支援教育
◆小中学生の障がいのある子もない子もいっしょに放課後が過ごせる居場所づくり(児童館、学童・プレディ、銀座中学校教室など)
<働く>
◆区役所内積極雇用(秘書課など)、業務発注
◆「さわやかワーク中央」の江戸バスなどによる交通不便の解消
<住む>
◆グループホーム整備
◆地域移行の推進
<参加する>
◆裁判員裁判への参加の支援
<支える>
◆成年後見制度の普及
【6】築地市場の現在地再整備:産業文化振興施策
<現在地再整備>
◆現在地再整備案の提示
<観光文化>
◆観光文化のひとつの拠点としての整備、築地ブランドの世界への発信
<産地とつながる>
◆産地とつながる市場作り支援
<食の安心・安全>
◆移転候補地の土壌汚染問題について、東京都に区民や市場関係者への説明/リスクコミュニケーションを求めていく
【7】ひとが健康になるまちづくり、歴史伝統を大切にするまちづくり、区民みんなでつくるまちづくり:都市整備施策
<まちづくりの方針>
◆「まちづくり区民会議」設置、「まちづくり協議会」改革
住民の皆様と話し合って、自分たちのまちがどうであってほしいのか、まちの将来像・マスタープランを描きます。(バリアフリーのまち、歴史と伝統、風格を大切にした美しいまち(景観計画策定)、環境にやさしいまち(エコタウン構想策定)、災害に強い安心安全なまちを含めたまちの将来像)
そのための話し合いの場作りとしての「まちづくり区民会議」設置、「まちづくり協議会」改革。
◆「景観行政団体」として登録します。
<まちの更新>
◆地域貢献施設整備を誘導する「共同建てかえ」の手法によるまちの更新を検討します。
<地域ごとの課題の解決>
◆『まちづくり基本条例』の更なる発展
◆晴海通り混雑の解消
◆朝潮運河架橋 中止
◆月島三丁目児童遊園の整備、スーパー堤防化工事中止
◆再開発工事における周辺地域との調整
【8】 地域の核となる商店街振興:産業文化振興施策
◆ 築地市場現在地再整備
2兆円規模の地域経済波及効果の更なる拡大に努めます。
◆ 経費節減や商店街の特色を出すための整備
アーケードの耐震化、太陽光パネル設置、LED導入、カラー舗装、バリアフリー
◆特色を出すためのビジョンづくり、地域の核としての商店街
◆経済環境に合わせた経営支援
◆情報化し、商店街のよさを日本・世界に発信
◆スカイツリー後のひとの流れづくり
◆ワークライフバランスや障害者雇用の促進、そのインセンティブ
◆各商店街や海外とのネットワークの形成
◆地域との連携強化、子どもの声がひびく商店街
そのきっかけとしての地域通貨の導入や、子どもの遊び場、多世代交流・居場所づくり
◆災害対策拠点となる商店街づくり
【9】町会/自治会/ボランティア/NPOとの協働推進:市民参画・男女共同参画施策
◆偏りのない庁内人事
行政実務、特に副区長や教育委員会などについては、区の内外を問わず、性別、年代を超えて広く専門家としての見識を優先して人材を登用・抜擢します。
◆区役所内に協働ステーション設置
◆協働を推進する団体への資金援助のさらなる充実
◆協働を推進する団体を新たに立ち上げる思いをもったひとへの支援策の充実
◆協働を推進する各種団体から積極的な政策立案を受ける場をつくる
◆企業とも連携した協働推進、ワークライフバランス
◆タウンミーティング(定例住民集会)
区民の皆様と直接対話をする正式な場をもちます。
区長への手紙などの制度を通じ区民の皆様からいただいた声は施策づくりに積極的に役立てさせていただきます。
中央区の重要事項には、区民アンケート実施し、区民の皆様の声を施策に反映させていきます。
【10】循環型社会の徹底:環境施策
◆エコシティ積極推進、エコタウン構想
◆地域で地域の緑を育てる仕組みづくり
◆障がいのある方々、高齢者の雇用の場としての緑化事業
檜原村間伐材利用での雇用の創出
◆校庭、園庭、公園などの緑化、芝生化の推進。芝生作りによる地域づくり。
◆公用車、コミュニティバスをエコカーに
◆環境教育、子ども環境サミット開催
【11】安心、安全のコミュニティの再生:防災など安全対策
<生活>
◆孤独死ゼロ
◆独居サポート制度
◆24時間365日の安心コール
◆地域見守りネットワークの全区展開
<防災>
◆要援護者の災害時の避難名簿登録
◆地域と企業との連携による防災
◆帰宅難民対策
◆エレベーターの早期復旧に全力をあげる体制整備
◆近隣区との連携強化、災害時協定を結んだ銚子市などとの連携強化
◆橋の耐震化の早急なる実施
◆ペットの避難対策
【12】国際観光都市、平和都市:観光文化施策
◆国際交流の推進
◆国際観光都市としての基盤整備
◆東京の玄関口としての交通基盤整備
以上