「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

築地市場移転問題総合シンポジウム 2月13日開催

2011-02-14 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 下記、築地市場移転問題総合シンポジウムが開催され、参加してきました。
 
築地市場移転問題総合シンポジウム
共催:日本環境学会、日本科学者会議 
日時:2月13日(日)13:10~17:00
場所:築地市場厚生会館会議室 

 厚生会館の会議室がほぼ満員になるぐらいのひとが集まる中、畑明郎先生、坂巻幸雄先生、佐藤克春先生らの専門家の皆様から問題提起がなされ、その後、会場内で討論。
 あっという間の4時間でした。

 築地市場移転問題では、大きな問題のひとつに、生産食料品を扱う市場の移転先が、日本最大規模の土壌汚染地である問題があります。
 
 佐藤先生は、「リスクコミュニケーション」に関し、詳しく解説いただきました。
 専門家会議で約束され、東京都が配布するリーフレットでも必ず書かれてはいる言葉ですが、まだ、リスクコミュニケーションがなされていない状況です。
 環境影響評価書案にもその文言、内容について書かれていませんでした。

 土壌汚染について、都、専門家、そして都民消費者市場関係者など一般のひとびととの間で、情報が共有され、一方的説明の押しつけではない、きちんと相互の意見交換のやりとりがあって、その土壌汚染対策の第一歩がはじまるとあらためて感じました。

 東京都には、土壌汚染対策予算うんぬんの前に、どうか「リスクコミュニケーション」を、都民に行っていただきたいとおもいます。

 シンポジウムの様子は、私もビデオ録画いたしました。
 内容にご関心のある方は、ご連絡ください。
 kazuki.kosaka@e-kosaka.jp

 
*シンポジウムの様子は、2月15日『日刊食料新聞』『みなと新聞』にも詳報あり。
  
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