「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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改憲するにしろ、護憲するにしろ、まずは、憲法とは何かをよく知るところから。

2012-03-19 19:15:45 | シチズンシップ教育
 本日3/19、読売新聞では、貴重な世論調査をされていました。

 憲法改正の議論を時々見かけます。

 改正するかどうか、考えるためには、まずは、憲法について、誰もがよく知る必要があります。
 なぜなら、改正に当たって、国民ひとりひとりが貴重な一票を持つことになるからです。
(一応条文も。
憲法第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。)

 
 憲法をよく知るというその前段階を抜きにして、改正議論はありえないと思います。
 
 政府も政治家も、ぜひとも、憲法とはなにかを、まず、国民にご教授していっていただきたいと思います。
 また、私たちも自ら、憲法とはなにかについてを、学び考えて行かねばならないと思います。

 改憲するにしろ、護憲するにしろ、まずは、そこから始めるべきです。


*******読売新聞(2012/03/19)******
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120318-OYT1T00619.htm

憲法改正賛成54%、3年ぶり半数超…読売調査

 読売新聞社の全国世論調査(2月25~26日実施、面接方式)で、憲法を「改正する方がよい」と答えた人は54%となり、昨年9月調査(43%)から11ポイント上昇した。


 改正賛成派が半数を超えたのは2009年(52%)以来で3年ぶり。「改正しない方がよい」は30%(昨年39%)に下がった。

 支持政党別でみると、改正賛成派は無党派層で55%(同40%)、民主支持層で51%(同45%)、自民支持層でも53%(同51%)に上がった。

 「ねじれ国会」については、「与野党が対立する法案が成立しなかったり、遅れたりする」との否定的評価が56%(同51%)にアップし、2008年以降の計4回の調査で最高だった。

(2012年3月18日22時27分 読売新聞)
コメント (1)
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