「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

子育てに、体罰は、不要です。百害あって一利なし。無論、教育での体罰は法が禁じています。

2013-01-10 10:58:47 | 子育て・子育ち
 子育てに、体罰は、不要です。

 本人に身の危険があるときは、身を挺して止めることがあったとしても、体罰は必要ありません。

 教育でも用いることは、法が禁じています。
 学校教育法11条:校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。
 


以下、体罰に関する、精神科医宮田雄吾先生の解説です。

**************************
宮田雄吾‏@yugomiyata

体罰について(1)体罰がダメだと言う前に、体罰がどのようなものか知ることが大切。最初に<体罰の作用>①速効性が高い②作用が強力。他の手段に比べ、強力。では副作用はどんなことがあるか。


体罰について(2)<体罰の副作用>①同じ程度の体罰では次第に効かなくなり、より強い体罰が必要になる②使えば使うほど、ちょっとしたことでも使いがちになる③症状は消えても原因はそのままなので問題が潜伏して悪化していくことがある④体罰を加える人がそこにいないと行動が改善しなくなる。


体罰について(3)さらに言うと体罰が与える効果は「痛み」からくる「恐怖」である。よく言われる教育効果は実は体罰そのものにはなく、「大人が子どもに本気で向かい合う姿勢」が伝わるという副次的効果による。その「本気で向かい合う姿勢」は別の手段でも提供可能。



体罰について(4)学校における体罰は学校教育法第11条によって明確に禁止されている。また児童福祉施設においては通知により懲戒権の濫用に当たるとして禁止されている(ちなみにその通知では自傷行為や他害行為の制止など急迫した危険回避のためのみ許されるとされている)

学校教育法11条:校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。


体罰について(5)体罰を行なっている最中は「子どものためを思って」いるかどうか疑問。それは後付の正当化ではないか。しつけではなく大人の怒りの表出手段にすぎないのではないか。また大人の無力感を反映していたり、しつけることより子どもに勝つことに夢中になっていないかを自問した方がいい。

体罰について(6)<叩かれすぎた子どもはどうなるか>①人を信じる能力が低下する②対人関係が暴力的になりやすい③自分嫌いになりやすい④攻撃性が高まり、そのコントロールが悪くなる⑤未来への希望が低下する⑥一部の精神科疾患の発生につながる
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本日『基本計画2013』パブコメ〆切。橋2つ?無駄な公共事業は、今やるべきことか再考を。

2013-01-10 10:22:40 | マニフェスト2011参考資料

 今日木曜日、1月10日がパブリックコメント締め切りです。

 中央区のこの先10年の計画『基本計画2013』のパブリックコメント。
 

 この計画を良くしておかねば、行政側から、「すでに決まったことですから。」ということの根拠とされる場合が有ります。

 
 すべてみるのは、たいへんですが、少なくとも、ご関心のある分野だけでも、チェック願います。

 ものすごく気になることを、具体的に書きます。


 その3:無駄な公共事業は、今やるべきことか再考を

 日本の借金が増大し将来への漬けが回収不可能な程になってきているときに、そして、日本が、復興支援に全力を費やさねばならないときに、無駄な公共事業は、本当に今やるべきことか、再考をすべきではないでしょうか。日本が借金大国になった大きなひとつの要因は、各基礎自治体が、削減の努力を怠ったことにあると思っています。

 にも関わらず、その公共事業によって得られる効果が少ないのに、事業が計画されようとしています。それも、二橋。

 橋をそんなにつくりたいというのであれば、少なくとも、区民の防災上の安全性が最大化される場所を十分に検討したうえで、架橋の計画を出すべきでしょう。

 中央区がこだわる場所への架橋の必要性があるのか、疑わしいと思います。



 


*****中央区のホームページより*****
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/rousqu_kihonkousoukihonhoushin/index.html


「基本計画2013」の策定にあたり区民の皆さんのご意見を募集します

 平成20年2月に策定した現行の「基本計画2008」は、平成24年度をもって前期5カ年が終了します。区では、これまでの状況変化や中長期的に予測される変化をとらえた施策の直しを行い、今後10年間を見据えた新たな基本計画「基本計画2013」の策定を進めています。
 このたび、「基本計画2013(素案)」を取りまとめましたので、広く区民の皆さんのご意見を募集します。
 いただいたご意見は、検討の上、計画に反映していきます。

1 意見の提出期間
 平成24年12月14日(金曜日)~平成25年1月10日(木曜日)
 なお、提出期限を超過してお寄せいただいたご意見は受理できない場合がありますのでご注意ください。

2 意見の提出方法および提出先
住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)を明記し、区役所2階企画財政課に持参、郵送、区のホームページからの入力、Eメールまたはファクシミリでお寄せください。

<提出先>
 郵便 〒104-8404
    東京都中央区築地1-1-1
    中央区企画部企画財政課企画主査
 ファクス 03-3546-2095
 メールアドレス shinkeikaku@city.chuo.lg.jp
またはこちらにご意見をお願いします(クリックしてください)
基本計画2013(素案)はこちらからご覧になれます。

「基本計画2013(素案)」(全 編) PDF・4,735KB
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/rousqu_kihonkousoukihonhoushin/files/1(whole).pdf



「基本計画2013(素案)」(総論編) PDF・3,374KB
 総 論 編
 第1章 計画の基本的考え方
 第2章 中央区の目指す方向
 第3章 中央区の現状と今後の動向
 第4章 10 年後の中央区
 第5章 計画推進のための区政運営の考え方
 第6章 計画の体系
「基本計画2013(素案)」(各論編・附属資料) PDF・1,515KB
 各 論 編
  第7章 基本目標への取組
  第1節 思いやりのある 安心できるまちをめざして
   第2節 うるおいのある安全で 快適なまちをめざして
   第3節 にぎわいとふれあいのある 躍動するまちをめざして
 付 属 資 料
   付属資料1 中央区基本構想


区の基本計画

「基本計画2008」
「基本計画2008」(平成20年2月)はこちらからご覧になれます。

【問合せ先】
企画財政課企画主査
電話 03-3546-5212 ファクス 03-3546-2095

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本日『基本計画2013』パブコメ〆切。復興小学校取り壊しの誤ちから学ぶべき

2013-01-10 09:48:04 | マニフェスト2011参考資料

 今日木曜日、1月10日がパブリックコメント締め切りです。

 中央区のこの先10年の計画『基本計画2013』のパブリックコメント。
 

 この計画を良くしておかねば、行政側から、「すでに決まったことですから。」ということの根拠とされる場合が有ります。

 
 すべてみるのは、たいへんですが、少なくとも、ご関心のある分野だけでも、チェック願います。

 ものすごく気になることを、具体的に書きます。


 その2:復興小学校取り壊しの誤ちから学ぶべき

 残念ながら、中央区は、耐震性には問題がないにも関わらず、重要文化財相当の非常に高い価値を有する復興小学校を、中央区文化財保護審議会からの保存活用を求める異例の意見書が出されているにも関わらず、取り壊した恥ずべき経験があります。
 それになんら学ぶことなく、安易な取り壊しが繰り返される可能性が、計画から読み取れます。

 子ども達の安全を守るべき条件、地域の防災拠点となる条件としての、「耐震性に問題がないこと」が、復興小学校には問題があったかのように誤解されている区民のかたにお会いしましたが、それは誤りであることを指摘します。

 計画素案では、2校は、建築物の保存に向けた取り組みの推進となっています。最悪、残されるのは2校のみで安易な取り壊しが繰り返される可能性があることが読み取れます。






*****中央区のホームページより*****
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/rousqu_kihonkousoukihonhoushin/index.html


「基本計画2013」の策定にあたり区民の皆さんのご意見を募集します

 平成20年2月に策定した現行の「基本計画2008」は、平成24年度をもって前期5カ年が終了します。区では、これまでの状況変化や中長期的に予測される変化をとらえた施策の直しを行い、今後10年間を見据えた新たな基本計画「基本計画2013」の策定を進めています。
 このたび、「基本計画2013(素案)」を取りまとめましたので、広く区民の皆さんのご意見を募集します。
 いただいたご意見は、検討の上、計画に反映していきます。

1 意見の提出期間
 平成24年12月14日(金曜日)~平成25年1月10日(木曜日)
 なお、提出期限を超過してお寄せいただいたご意見は受理できない場合がありますのでご注意ください。

2 意見の提出方法および提出先
住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)を明記し、区役所2階企画財政課に持参、郵送、区のホームページからの入力、Eメールまたはファクシミリでお寄せください。

<提出先>
 郵便 〒104-8404
    東京都中央区築地1-1-1
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「基本計画2013(素案)」(総論編) PDF・3,374KB
 総 論 編
 第1章 計画の基本的考え方
 第2章 中央区の目指す方向
 第3章 中央区の現状と今後の動向
 第4章 10 年後の中央区
 第5章 計画推進のための区政運営の考え方
 第6章 計画の体系
「基本計画2013(素案)」(各論編・附属資料) PDF・1,515KB
 各 論 編
  第7章 基本目標への取組
  第1節 思いやりのある 安心できるまちをめざして
   第2節 うるおいのある安全で 快適なまちをめざして
   第3節 にぎわいとふれあいのある 躍動するまちをめざして
 付 属 資 料
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本日『基本計画2013』パブコメ〆切。築地市場移転の記載の誤りを正すべきと考えます。

2013-01-10 09:36:01 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 今日木曜日、1月10日がパブリックコメント締め切りです。

 中央区のこの先10年の計画『基本計画2013』のパブリックコメント。
 

 この計画を良くしておかねば、行政側から、「すでに決まったことですから。」ということの根拠とされる場合が有ります。

 
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 その1:築地市場移転問題

 記載に誤りがあります。

 築地市場移転は、確定していません。

 現在、移転候補地は、土壌汚染対策法上の「土壌汚染指定区域」に指定されており、そのような土壌汚染の場所に中央卸売市場をつくることは、法律で禁止されています。
 当然ながら、市場開設の認可も、農林水産省からおりていません。
 よって、確定という言葉は、つかえないと思います。
 

 また、私は、ないと思いますが、万が一の移転があった場合、築地のまちを本気で守るのであれば、中央区が責任を持って、築地に「地方卸売市場」を残すべきです
 中途半端な形は、共倒れになります
 その気概を、計画に書き込むべきと考えます。





 


*****中央区のホームページより*****
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/rousqu_kihonkousoukihonhoushin/index.html


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 平成20年2月に策定した現行の「基本計画2008」は、平成24年度をもって前期5カ年が終了します。区では、これまでの状況変化や中長期的に予測される変化をとらえた施策の直しを行い、今後10年間を見据えた新たな基本計画「基本計画2013」の策定を進めています。
 このたび、「基本計画2013(素案)」を取りまとめましたので、広く区民の皆さんのご意見を募集します。
 いただいたご意見は、検討の上、計画に反映していきます。

1 意見の提出期間
 平成24年12月14日(金曜日)~平成25年1月10日(木曜日)
 なお、提出期限を超過してお寄せいただいたご意見は受理できない場合がありますのでご注意ください。

2 意見の提出方法および提出先
住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)を明記し、区役所2階企画財政課に持参、郵送、区のホームページからの入力、Eメールまたはファクシミリでお寄せください。

<提出先>
 郵便 〒104-8404
    東京都中央区築地1-1-1
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 ファクス 03-3546-2095
 メールアドレス shinkeikaku@city.chuo.lg.jp
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基本計画2013(素案)はこちらからご覧になれます。

「基本計画2013(素案)」(全 編) PDF・4,735KB
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/rousqu_kihonkousoukihonhoushin/files/1(whole).pdf



「基本計画2013(素案)」(総論編) PDF・3,374KB
 総 論 編
 第1章 計画の基本的考え方
 第2章 中央区の目指す方向
 第3章 中央区の現状と今後の動向
 第4章 10 年後の中央区
 第5章 計画推進のための区政運営の考え方
 第6章 計画の体系
「基本計画2013(素案)」(各論編・附属資料) PDF・1,515KB
 各 論 編
  第7章 基本目標への取組
  第1節 思いやりのある 安心できるまちをめざして
   第2節 うるおいのある安全で 快適なまちをめざして
   第3節 にぎわいとふれあいのある 躍動するまちをめざして
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区の基本計画

「基本計画2008」
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