昨日は、中央区都議選 斎藤一恵候補、森山高至候補 両候補が、月島の再開発問題でお困りの区民の声を直接聴いて下さり、それらに対する考え方を私たちにお伝えくださいました。
たいへん有意義な会であったと思います。
法的アドバイザーとして相談にのっていただくため、たまたま、お越しいただいていた梓澤和幸弁護士らも、議論に加わって下さり、それら議論がたいへん深まりました。
中央区都議選立候補者5人すべての候補にお声掛けをし、事務所にも私自身が直接足を運び、会のお誘いをさせていただきました。
ある候補からは、参加できない旨の直接のお電話でのお返事をいただきました。
ある候補からは、事務所をお伺いした際、お茶を出して下さり、労をねぎらって下さいました。入れ違いで、選対からご丁寧な参加できない旨のお電話もいただきました。
二候補からは、丁寧なお返事をいただいておりますこと、念のため、お伝えを致します。
そのような中、この両候補におかれましては、長時間にわたり、都民の声を真摯に受け止めて下さったことを心から感謝申し上げます。
会においては、中央区、月島のまちづくりに関し、いろいろと問題提起がなされました。
まちづくりをどのようにグランドデザインを描いていくか、それができていないことの問題点が、特に大きく指摘された点だと思います。
都心に住めることの利点も大いにある一方で、巨大超高層建築の場合には、修繕費問題、防災問題、風害、日影被害、インフラの整備が追い付いていないこと、同時に大きな公園整備も必要なことなど、まちづくりを中心としながらも多方面に及ぶお話となりました。
まちづくりの手法として、住民が早くから情報を得て、単なる対立の構図から、高い次元の多くの解決策を見出していくこと、その見出していくプロセスを支える人材の育成も必要だと問題提起もなされました。
最後に、両候補とも、都議選後も、引き続き、月島三丁目南地区等のまちづくりの問題に、ご相談にのって下さることも申し出て下さいました。
今回の都議選、なかなか、候補者の考え方が、それら候補者ご本人の声として有権者に伝わっていないように感じます。
しかし、両候補は、丁寧に都民に語りかけ、説明をしてくださいました。
その姿勢で、積極的に、選挙戦も臨まれておられるのだと思います。
残りの都議選、どうか、各候補の声にじっくり耳を傾け、都政の諸課題の解決に向け、都議として働いて下さるかたをお選び下さい。
両候補、本当に、ありがとうございました。
ご健闘を、心よりお祈り申し上げます。