「築地まちづくり方針(素案)」への東京都に対する意見書提出期限は、2月21日(木)です。
郵送の場合締切日消印有効。
多くの意見を都へ!
提出方法: http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/01/23/documents/07_01.pdf
「築地まちづくり方針(素案)」: http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/toshi_saisei/saisei08_02.html
なお、意見書作成に当たっては、築地市場の建築物の価値も念頭におき、考えることも大切だと考えます。
もし、有効活用が可能であれば、地域やまちの記憶として、新たな街の魅力の創出に役立つはずです。
こちらが、うまくまとめられた映像です。
→ https://youtu.be/O591A7vgvOU
今川憲英×入江経一
TSUKIJI WHOLESALE MARKET
<意見書を書くにあたって、私が重要と考えている観点>
1、「築地地区」は、食のプロが集うまち
最重要な観点として、食と食文化のまち「築地」で、今最も求められていることは、食のプロが集うということであり、食のプロが集うことに貢献する施設整備
改正卸売市場法に則り、柔軟な市場開設も可能であることをうまく活用を検討すること
2、環状二号線と「築地地区」のスムーズな連結
都知事が、平成29年6月20日に公約をした「築地は守る、豊洲を活かす」というコンセプトのもと、豊洲新市場と築地場外市場をいかに結ぶかがカギとなる。
そのためには、ハード面で最も重要な観点は、環状二号線と「築地地区」とのスムーズな連結、
3、豊洲市場からの食のプロ及び観光客の流れの誘導策
豊洲市場を訪れた食のプロ及び観光客が築地場外市場へ流れる誘導策
あわせて、五輪中は、選手村からの選手も「築地地区」を訪れる誘導策
例えば、豊洲市場と築地場外市場間の往復の移動手段を走らせること、そのための乗り降りの場を交通結節点に設けること
4、MICEとよく一緒に考えられる「カジノ誘致」は、中央区及び中央区民、地元医師は、決して許しません。
5、段階的整備をたとえするとしても、整備を待つ土地を芝生化あるいは、保育施設や運動場をつくり、有効活用すること、決してアスファルト舗装やまたは、砂利のままで囲って整備の時が来るまで寝かせておくようなことはしないこと
6、「築地地区」は、豊洲市場からの物流も多量に来るため、歩車完全分離の考え方で動線を、地下なども有効活用し実現すること
7、「築地地区」の観光客の回遊性を高めるため(23haは広いため、歩きまわることはムリ)、ゆっくりと走る移動手段、ディズニーランドにあるTOONタウンで走っているすぐにとまれる列車(ジョリートロリー)みたいな乗り物(葛西臨海公園の列車でもよいです。)を走らせるなどすること(すぐに止まれてディズニーランドでも普通に歩く人といっしょに共存できているため、上述の歩車完全分離と矛盾しません。)
8、例えば、ディズニーランドのレベルでの段差ゼロを実現すること
9、築地市場の建物は、建築学的に意義があり、かつ、耐震構造も強化可能であるため、再利用できる部分はきちんと残すこと
10、MICEや世界中から訪れる者に、レセプションなどで、築地ブランドの食を堪能できるようにソフト・ハードで配慮すること
11、計画策定過程における区民都民の主体的参加
「築地まちづくり方針」を作っていく過程においても、「1 将来像」(4ページ)で記載があるように、区民や都民が主体的に参加し、意見を述べることができる機会をもっと多く作っていただきたい。
12、広場を多く取って、区民都民の憩いの場となるようにしていただきたい。
13、都議会で話題になっていますが、「第1章はじめに」(1ページ)の文章の中と、「1 具体化に向けての流れ」(2ページ)のところで、都知事が、平成29年6月20日に公約をした「築地は守る、豊洲を活かす」「食のテーマパーク」に関する記載をきちんと入れていただきたい。
などなど