「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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築地のまちづくり方針(素案)への意見書 H31・2・21

2019-02-21 20:46:59 | 公約2019

東京都 都市整備局 都市づくり政策部 土地利用計画課 まちづくり調整担当 御中

お世話様になります。


築地のまちづくり方針(素案)への意見書を提出致します。

氏名:小坂和輝
住所:東京都中央区月島3−30−3

******意見書******


1、「築地地区」は、食のプロが集うまち
 最重要な観点として、食と食文化のまち「築地」で、今最も求められていることは、食のプロが集うということであり、食のプロが集うことに貢献する施設整備である。
 改正卸売市場法に則り、柔軟な市場開設も可能であることをうまく活用しつつ、例えば、仲卸売り場整備も検討いただきたい。
 「1、将来像」「2 全体目標」において、築地が、食のまちであり、食のプロが集う場所であるべきことを入れていただきたい。

2、環状二号線と「築地地区」のスムーズな連結
 都知事が、平成29年6月20日に公約をした「築地は守る、豊洲を活かす」というコンセプトのもと、豊洲新市場と築地場外市場をいかに結ぶかがカギとなる。
 そのためには、ハード面で最も重要な観点は、環状二号線と「築地地区」とのスムーズな連結が重要であり、それをお願いしたい。
 環状二号線側道から「築地地区」へ進入・退出が可能にすることを、「地区内車両等交通機能の確保に係る方針」での「(3)方針」(18ページ)に追加記載をお願いします。

3、豊洲市場からの食のプロ及び観光客の流れの誘導策
 豊洲市場を訪れた食のプロ及び観光客が築地場外市場へ流れる誘導策をつくっていただきたい。
 あわせて、五輪中は、選手村からの選手も「築地地区」を訪れる誘導策も求める。
 従って、豊洲市場と築地場外市場間の往復の移動手段を走らせること、そのための乗り降りの場を交通結節点に設けることを「(3)方針」(10ページ)に、追加記載をお願いします。


4、MICEとよく一緒に考えられる「カジノ誘致」は、中央区及び中央区民、地元医師は、決して許しません。
 カジノを連想させる24ページの「ナイトライフも充実させ、にぎわいを創出すること」の「ナイトライフも充実させ」を削除し、「食と食文化にまつわる施設を充実させ、にぎわいを創出すること」に変更することを求めます。

5、段階的整備をたとえするとしても、整備を待つ土地を芝生化あるいは、保育施設や運動場をつくり、有効活用すること、決してアスファルト舗装やまたは砂利のままで囲って整備の時が来るまで寝かせておくようなことはしないことを求めます。
 よって、「第4章 段階的な整備の進め方」(34ページ)では、「開発前の段階であっても、芝生化あるいは、保育施設や運動場をつくり、有効活用をする」ということを追加記載願います。

6、「築地地区」は、豊洲市場からの物流も多量に来るため、歩車完全分離の考え方で動線を、地下なども有効活用し実現すること
 よって、「(3)方針」(16ページ)に、車道を地下化するなどし、歩者完全分離を行う旨の追加記載をお願いします。

7、「築地地区」の観光客の回遊性を高めるため(23haは広いため、歩きまわることはムリ)、ゆっくりと走る移動手段、ディズニーランドにあるTOONタウンで走っているすぐにとまれる列車(ジョリートロリー)みたいな乗り物(葛西臨海公園の列車でもよいです。)を走らせるなどすること(すぐに止まれてディズニーランドでも普通に歩く人といっしょに共存できているため、上述の歩車完全分離と矛盾しません。)
 よって、「(3)方針」(16ページ)に、観光客が「築地地区」を移動する際の移動手段を充実させる旨の追加記載をお願いします。

8、例えば、ディズニーランドの施設整備のレベルでの段差ゼロを実現すること
 よって、「(3)方針」(16ページ)では、歩行者ネットワークでは、段差ゼロのバリアフリーを目指すことを追加記載ねがいます。

9、築地市場の建物は、建築学的に意義があり、かつ、耐震構造も強化可能であるため https://www.youtube.com/watch?v=O591A7vgvOU&feature=youtu.be  、再利用できる部分はきちんと残すこと
 よって、「(3)方針」(23ページ)では、築地市場のアーチ状の建物は、保存活用する旨の追加記載をお願いします。

10、MICE滞在者や世界中から訪れる者に、レセプションなどで、築地ブランドの食を堪能できるようにソフト・ハード面で配慮すること
 よって、「(3)方針」(23ページ)では、食文化など歴史的、文化的ストックを十分に生かし、同時にその食をMICEで堪能できるようにする旨の追加記載をお願いします。

11、計画策定過程における区民都民の主体的参加
 「築地まちづくり方針」を作っていく過程においても、「1 将来像」(4ページ)で記載があるように、区民や都民が主体的に参加し、意見を述べることができる機会をもっと多く作っていただきたい。

12、広場を多く取って、区民都民の憩いの場となるようにしていただきたい。

13、都議会で話題になっていますが、「第1章はじめに」(1ページ)の文章の中と、「1 具体化に向けての流れ」(2ページ)のところで、都知事が、平成29年6月20日に公約をした「築地は守る、豊洲を活かす」「食のテーマパーク」に関する記載をきちんと入れていただきたい。

14、おもてなしゾーンでは、「上質なホテル」のところを「上質な低層ホテル」と変えることを求めます。
 高層だと、海風を遮断することとなってしまいます。また、北側に広範な日影を生じてしまいます。

以上

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【ポスト平成へ24】行財政改革 予算案を議会として十分にチェックできるようにするとともに、市民に説明し意見交換をする取組。会津若松市。

2019-02-21 07:30:17 | 公約2019

 NHKでは、朝、4月の統一地方選挙の特集を組んでいます。  

 本日2019.2.21 7:27 の放送 https://www.youtube.com/watch?v=WPz_0x13g3c  において、会津若松市(人口約12万人)の画期的な議会の取組が紹介されていました。  

 予算編成にあたり、議会として、予算をチェックできるよう知識を習得するとともに、予算を市民に説明し意見交換するというものでした。  

 意見交換したものを施策にも反映していくとのことです。  
 一つの説明責任の果たし方であり、たいへん参考になります。

 この取組のすばらしいところは、議会として市民に説明をし、意見を聴取しているということです。
 いろいろな政党、会派が、一緒に、市民に説明をするような機会は、なかなかないです。
 意見交換会を通じ、市民は、政党、会派の考え方の違いも理解をしますし、場合によっては、異なった政党、会派と市民がいっしょになって市の課題を考え、ディスカッションができます。
 なかなか、例を見ない、すばらしい取り組みだと、絶賛いたします。





******会津若松市議会HP******
https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2017121400013/

第21回市民との意見交換会開催の結果(平成30年11月6日から14日まで開催) 2019年1月16日  

会津若松市議会は、議会基本条例に基づき、市民と共に歩み「課題解決」を図る議会を目指し、「市民との意見交換会」を開催しています。  
このたび、21回目の市民との意見交換会を平成30年11月6日から14日までの期間に開催し、平成30年9月定例会の報告等に対するご意見をいただくとともに、各地区の課題解に向けてのテーマ別意見交換においても、多くの意見等を伺うことができました。いただいた意見等については、今後の審議や課題の分析・検討の過程において活用させていただきます。  
市民との意見交換会はどなたでも参加できます。次回は本年5月の開催を予定しておりますので、多くの皆様のお越しをお待ちしています。      

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