こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

新 特捜司法官S-A 2

2006-02-12 00:00:00 | 未分類
麻城ゆうさん『ジョーカー外伝 新 特捜司法官S-A 2』を読みました。

実は、この外伝が出ているのに気づいてなくて、『新 特捜司法官S-A 1』は読んでいません。
近いうちに、本屋をめぐってさがしてみようと思います。

さて今回は、TV『特捜司法官S-A』に準レギュラーとして、女刑事ナセルが出てくるのですが、
モデルが州警のナイルなんです。あの時のやるせない悲しみを思い出してしまいました。
この時点では、ナイルは生きているってことなのでしょうか?

細かいところはともかく、この時代、モデル体型のネオヒューマンと言われる子供たちが現れています。
彼らは、幼い頃に体型が特殊なためによくいじめられていた経験を持つ者が多いのですが、
いじめられて泣いていると、君は進化した人類なのだよとなぐさめてもらったという
共通体験があるようです。
そこに、ネオヒューマンたちを狙ったと思われる、爆発事件が連続して起きます。

ドラマのS-A役・秋津秀と、本物のS-Aが捜査し、事件を解決に導くのですが、
後味の悪い出来事も続いています。

書き下ろしでは、『秋津秀に関するレポート』が載っていますが、まずいですねぇ。
1人の少年によって、真相が暴かれるんでしょうか?

いつも特捜司法局によって、社会に悪影響を及ぼしそうな凶悪事件は、闇から闇に葬られていきます。
外伝の方でも、人間の力で社会をよりよい方向に向けられるよう、人々が変わっていくといいのですが。

余談ですが、本物のS-A。
リインの前と秋津秀の前では、どうしてあんなに違うんでしょうねぇ?
秋津の前では、茶目っ気たっぷりで、彼をからかう余裕もあるのに、リインには反感ありありなんですから。
お姉ちゃん(JOKER)を取られそうで嫌だとか?

コメント
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