小川一水さんの『天涯の砦』を読みました。
地球と月を中継する軌道ステーション<望天>で起きた爆発事故は、爆発だけでなく
真空にさらされることにより、多量の死者を生んだ。
しかし、緊急閉鎖ドアなどにより少数の生存者もいた。空気ダクトによる声かけから
生存者を確認することができたのだ。
それもつかの間、月往還船<わかたけ>とともに<望天>は大気圏内突入軌道にあることが判明する。
真空がお互いを隔離する中で、どうやって生還することができるのか。
帯の「壁の向こうは、すべてが敵だった」には、様々な意味がこめられています。
目の前の危機を乗り越えるたびに新たに立ちはだかる危機。
ぎりぎりまで息をつかせない展開を楽しめます。
幼児の兄妹だけで閉じ込められたら、この啓太と風美のように耐え切れるでしょうか?
思春期の少年少女が、敵意しか感じない者同志で同室になったら?
ただでさえ切羽詰った状況なのに、様々な災難が発生します。
面白かったけれど、読み疲れました。でも、読んでみることをお勧めします。
地球と月を中継する軌道ステーション<望天>で起きた爆発事故は、爆発だけでなく
真空にさらされることにより、多量の死者を生んだ。
しかし、緊急閉鎖ドアなどにより少数の生存者もいた。空気ダクトによる声かけから
生存者を確認することができたのだ。
それもつかの間、月往還船<わかたけ>とともに<望天>は大気圏内突入軌道にあることが判明する。
真空がお互いを隔離する中で、どうやって生還することができるのか。
帯の「壁の向こうは、すべてが敵だった」には、様々な意味がこめられています。
目の前の危機を乗り越えるたびに新たに立ちはだかる危機。
ぎりぎりまで息をつかせない展開を楽しめます。
幼児の兄妹だけで閉じ込められたら、この啓太と風美のように耐え切れるでしょうか?
思春期の少年少女が、敵意しか感じない者同志で同室になったら?
ただでさえ切羽詰った状況なのに、様々な災難が発生します。
面白かったけれど、読み疲れました。でも、読んでみることをお勧めします。