夢中の人生

高井信さんの『夢中の人生』を読みました。
昭和六十三年発行・・・つまり、１９８８年ですね。すみません売り上げに貢献できていません。
図書館で借りました(^^ゞ

ショートショート集と言っていいのかな？面白かったです。
分析できない灰の正体の話『謎の灰』
‘‘虫の報らせ’’が実体化する『虫きたりなば』
いくら何でもここまでは、と笑ってしまった『方向音痴』
笑うと飯粒を吐き出してしまうようになった『噴飯』
ジャンケンから始まった『勝負の掟』
完璧な薬だからこその結果『万能薬』
胃のダジャレ連発の『胃変』
確かに実生活に困ると思った『美女ゆえに』
夢だといってあなどっては大変なことになるという『親子の絆』
普通気づきそうなものだけれど(^^;)と思った『不老不死を信じますか』
一番好きな話は、家を出て行った一人娘のテレビ初出演を喜ぶ両親の話『娘のテレビ出演』

もっとたくさん物語があるのですが、キリがないのでこれくらいにします。
図書館や古本屋で見つけたら読んでみてください。面白いですよ。