飛浩隆さんの『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』を、今頃読み終えました(^^;)
いや、文庫化されるまで読まないんだったらJコレクションで買うなよって気がするもので・・・(^^ゞ
さて、舞台はコンピュータネットワーク上の仮想リゾート<数値海岸>の一区画<夏の区界>
人間が現実では味わえないようなリゾートを楽しむために創られた場らしい。
ホテルで過ごすだけでなく、様々な家庭の欠けた人物になりかわって楽しむこともできたようだ。
しかし、ここでは人間の訪問が絶えて1000年もの間、取り残されたAIたちが
同じ夏の一日をくりかえしていた。
ところがある日、謎のプログラム<蜘蛛>が街の全てを無化しはじめた。
そして、生き残ったわずかな人々がホテルにたてこもって<蜘蛛>に立ち向かった。
彼らが生き残りをかけて立ち向かう姿も痛ましいのですが、AIとしてそれぞれに創られた背景や
AIだから感じないだろうとゲストに加えられた暴力が明らかになっていくところが、
読んでいてつらいです。
しかも、硝視体化されながらほとんど永遠に苦痛にさらされ続けなければならないなんて、
あまりにも痛ましいです。
このところ、読んでいて痛ましく感じる本ばかり読んでいます。
たまには、カラッと笑える本も読みたいです。まぁ、自分が選んで読んでいるんですけどね。
いや、文庫化されるまで読まないんだったらJコレクションで買うなよって気がするもので・・・(^^ゞ
さて、舞台はコンピュータネットワーク上の仮想リゾート<数値海岸>の一区画<夏の区界>
人間が現実では味わえないようなリゾートを楽しむために創られた場らしい。
ホテルで過ごすだけでなく、様々な家庭の欠けた人物になりかわって楽しむこともできたようだ。
しかし、ここでは人間の訪問が絶えて1000年もの間、取り残されたAIたちが
同じ夏の一日をくりかえしていた。
ところがある日、謎のプログラム<蜘蛛>が街の全てを無化しはじめた。
そして、生き残ったわずかな人々がホテルにたてこもって<蜘蛛>に立ち向かった。
彼らが生き残りをかけて立ち向かう姿も痛ましいのですが、AIとしてそれぞれに創られた背景や
AIだから感じないだろうとゲストに加えられた暴力が明らかになっていくところが、
読んでいてつらいです。
しかも、硝視体化されながらほとんど永遠に苦痛にさらされ続けなければならないなんて、
あまりにも痛ましいです。
このところ、読んでいて痛ましく感じる本ばかり読んでいます。
たまには、カラッと笑える本も読みたいです。まぁ、自分が選んで読んでいるんですけどね。