小松左京氏監修・瀬名秀明氏編著による『サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ』
を読みました。
第1部については、ロボット研究と言っても、単純にヒト型ロボットを作りたいだけじゃなく、
脳科学や心などの研究の手段として使う人もいたりして、幅広くとても面白いものなんだと感じました。
第2部ともなるともっと多様で、人間の脳や心の複雑さが色んな面からスポットライトを当てられていて
際立ち、理解できない面もありましたが、面白く読めました。
(例:フレーム問題を本なしに説明できません(^^;)
小説は、どれも人やロボットについての深い考察が含まれたSFになっていて、
甲乙つけがたい面白さでした。
繰り返し読み返すことで理解が深まるのでしょうが、図書館で借りた本ゆえに
返却日には返さなくてはなりません。
予算と収納場所があればなー。