社交ダンスが終った夜に (新潮文庫) 価格:¥ 820(税込) 発売日:2008-10-28 |
レイ・ブラッドベリ氏の新作短編集なのですが、何と、ロマンティックでセンチメンタルでコミカルでノスタルジックなのでしょう!
この感想を書こうと今一度パラパラと読み返してみたのですが、どれも面白く愛着が深まって、
数編さえ「これだ!」と選びがたいのです。
新作短編集なのですが、何と、ロマンティックでセンチメンタルでコミカルでノスタルジックなのでしょう!
この感想を書こうと今一度パラパラと読み返してみたのですが、どれも面白く愛着が深まって、
数編さえ「これだ!」と選びがたいのです。
「はじまりの日」の老人たちは、何とも温かい思いを心に残してくれますし、「心移し」の男は、思いやり深く
切ない気持ちにさせてくれ、「埋め合わせ」は、新たなタイムマシンの使い方に驚かされ、
「社交ダンスが終った夜に」は、不思議な男女の物語を語ってくれます。
正直、物語全てについて感想を言いたい気分なのですが、未読の方の楽しみを奪ってしまいそうなので、
この辺で止めておきます。どれも、お気に入りになりました。