こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

六代目柳家小さん襲名披露全国公演

2006-11-15 00:00:00 | 未分類
六代目柳家小さん襲名披露全国公演が、小倉井筒屋パステルホールでも
行われましたので、聴きに行ってきました。

前座は、鈴々舎馬るこさんの「まんじゅうこわい」
この噺を生で聴かせていただくのは、初めてです。
まぁ、落語会に行くのはまだ十数回ですから、そんなものでしょうね。

続いて三遊亭歌彦さんの「どどいつ親子」
小学生の息子と父親がどどいつ作りを比べるという噺で、小学校で流行っているのいうのも
しぶいですが、息子がやけに色っぽい歌を創るのですよ(^^;)結構笑えました。

真打は柳家花緑さんの「長短」
枕話で、お客さんと同じエレベータに乗ったけれど気づいてもらえなかったという話があったのですが、
そういや、男性一人と9階までエレベータに乗ったけど・・・まさかねぇ(^^;)
芸人さんって、気づいてもらえないと寂しいけど、騒がれるのも嫌うし難しいものですね。
それはともかく、気の長い男と気の短い男の噺なのですが、のんびり話す気の長い男の表情が好きです。
気の短い男のイライラするところも笑えますし、その対比が楽しいです。
何でも、五代目柳家小さんさんの十八番だったそうで、それで花緑さん意識的にやったのでしょうか?

続いては、三遊亭陰圓歌さんの「中沢家の人々」
圓歌さんの三人の母&義母と三人の父&義父の話です。
事実を大分脚色しているのだろうと思いつつ、大笑いさせていただきました。

ここで中入りがあり、しばらく休憩。続いて襲名披露口上がありました。
襲名披露口上なんて初めて聴きましたが笑えます。楽しいです。落語家さんならではなのでしょうか?

次は、三遊亭小円歌さんの三味線漫談。
様々な効果音(?)を聴かせていただいたり、話に笑わせていただきました。
裏で太鼓をたたくのは、大抵前座さんがされるのですが、今回花緑さんもしてくださっているとのことで、
お得感がありました。

最後は、六代目柳家小さんさんの・・・なんかさんさん言っていると太陽が射しているようですね(^^ゞ
「幇間腹(たいこばら)」を聴かせていただきました。
様々な趣味をやりながら長続きしない若旦那が、今度は鍼をやろうということでたいこもちの一八を
実験体にしようとします。
調子のいい一八は旦那のためなら命も惜しくないなどと言いますが、話を聴いて一度は断ります。
買ってきた鍼の説明書だけ読んで始めようとするのがそもそも無茶で、まず猫に刺したら動かなくなったとか
無茶苦茶です。鍼一本百円というので、しぶしぶ引き受ける一八ですが・・・。
たいこもちとは言っても、おだてるだけじゃないのですね。一八も結構遠慮なく言いたいこと言ってます。
若旦那と一八の駆け引きが面白いです。

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隕石誘拐

2006-11-14 00:00:00 | 未分類
鯨統一郎さん『隕石誘拐 宮澤賢治の迷宮』を読みました。

童話作家の中瀬研二の妻・稔美と息子・虹野が誘拐された。
稔美の父が宮澤賢治の研究家であり、賢治が見つけていたレインボウダイヤモンドのありかを
知らされていると思われているらしい。

賢治の童話とは対照的に、暴力・レイプシーンが多用されており、子供にはすすめられませんが、
童話の内容をここまで曲解して物語を創れるものだな、と感心しております。
普通の賢治ファンにも勧められませんね。
ちょっと、読んでいてきついのも事実です。

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あやかし修学旅行/笛吹き男とサクセス塾の秘密

2006-11-13 00:00:00 | 未分類
はやみねかおるさん『あやかし修学旅行』『笛吹き男とサクセス塾の秘密』を読みました。

『あやかし修学旅行』は、亜衣たちの修学旅行での不思議な出来事の話。
その前に、亜衣たちの学校は、生徒達の要望をほとんど取り入れて行き先を決めています。
その希望とは・・・(^^;)
民間伝承をしらべたい。
そば打ち体験がしたい。
温泉でのんびりしたい。
地方のお祭りをしらべたい。
未確認動物(UMA)をつかまえたい。
バンジージャンプがしたい。
他校の三年生と交流したい。
廃墟の成立過程をしらべたい。
セメント工場の見学をしたい。
地方のローカル線を乗りつぎたい。
etc、etc。
実行委員会の憤りはすさまじいのですが、実現してしまいます。
さらに、夢水が校長の代理で参加したものだから、その迷惑たるやそうとうなものです。
本の中ほどに、修学旅行のしおりも入っていて、気分を盛り上げてくれます。
先生に内緒の裏日程もあって、なかなか楽しいです。

『笛吹き男とサクセス塾の秘密』は、都市伝説「笛吹き男が、子供たちを夢の国へ連れて行ってくれる」から
始まります。噂の中心はサクセス塾。
かならず成績があがると評判で、岩崎三姉妹もその合宿に申し込むのですが、通ったのは真衣だけ。
その3日間の授業を交代で受けることにしました。
迷惑なことに、夢水も洋館の寒さに耐え切れず、サクセス塾の講師として塾内に泊り込むこととなりました。
笛吹き男の予告「生徒130人を消してみせる」を夢水は阻止できるのでしょうか?
真衣が誘拐されたり、塾内に巨大ねずみが発生したり、細々とした問題は発生するものの
偶然と夢水による阻止で事件は解決しました。
これで、岩崎三姉妹全員にボーイフレンドができたのかな?

さて、気楽に読めて楽しかったこのシリーズだけど、取り寄せてまで読まなくていいかもしれません。
小・中学生には面白いよとお勧めしますが、シリーズが長すぎて他のものが読めなくなりそうです(^^;)

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「ミステリーの館」へ、ようこそ

2006-11-12 00:00:00 | 未分類
はやみねかおるさんの『「ミステリーの館」へ、ようこそ』を読みました。
名探偵夢水清志郎事件ノート第10作から読み始めたのは、図書館の児童室にここからしか
置いてなかったから(^^;)
他図書館から取り寄せるかどうかは、あるものを読み終わってからにします。

さて今回は、引退した老マジシャン、グレート天野の作った「ミステリーの館」での消失マジック。
夢水教授が解くまでも無く、一緒に招待した男性が解き明かしたのですが・・・。

この本には一部封印がなされており、解くかどうかは読者次第。
私からすると、最初の謎解きだけを信じると、グレート天野は長い年月味あわなくてもいい
屈辱感に耐え忍んできたということになります。
だから、第2の謎解きがあって当たり前なのです。これは経験していないからついた嘘でしょう。
こういう封印というような趣向はワクワクさせてくれて楽しいですね。

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ミッション・スクール

2006-11-11 00:00:00 | 未分類
田中哲弥さん『ミッション・スクール』を読みました。

図書館で借りたんですけどね。市外からの取り寄せだったのですけどね。
しょうもなー(--;)
下ネタも慣れているし、ばかばかしい話も好きなんですけれどね。
『大久保町の決闘』も読んでいるから予想もついているのですけど、それでも面白くない。
かろうじて「フォクシーガール」「スクーリング・インフェルノ」が面白かったです。
買わなくてよかった(^^;)

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