九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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素質は誰にでもある

2016年05月23日 10時13分28秒 | その他(投稿者・忍者)
今朝の地元新聞に関東インカレで山下選手が三段跳び16m85のオリンピック標準記録を突破したと大きく載っていました。素質とか遺伝とか血筋とか、資質が高い事は確かです。父はオリンピック三段跳び選手、弟(大学1)もオリンピック育成選手、大相撲でも親子で横綱もいます。只、それだけでスポーツの世界が決まる事がないのは誰もが知ることです。それよりもそんな例は全体の1%にも満たないと言うのが実情です。家庭での環境、巡りあった指導者、本人の意識の高さ、の方が遥かに大きなウェートを占めていると思います。身体の大きさや子供のころからの俊敏さや生まれ育った地域の特性(スポ少等)、本人の競技に対しての変わらぬ情熱も大きな影響が出てきます。「強い選手ほど良く努力する」指導者の誰もが認める事です。素質があるかどうかと言うのは、やってみなけりゃ分らない事です。どこで開花するかは個人差、小学生の頃は足が早くても高校では・・の選手は数多くいます。育つ中での指導者の責任は大きいと思います。九里陸上指導者の原田Tの家族も、父は元日本記録保持者(200m・400m)、櫻井先生(現HBG顧問)の指導を受けた母はインターハイ走り幅優勝者、九里陸上卒業の姉はインターハイ100mH優勝者・国体走り幅跳び優勝者、遅咲きの原田Tはインターハイは出場しても大学時代を含めて目立つ活躍はないものの、九里学園の教師となってからは自己新連発(短距離・走り幅跳び)県チャンピョンばかりでなく、実業団大会でも入賞、やはり1パーセントの血筋が遅咲きの花を咲かせたのだと思います。今まで苦労したことを生かし素晴らしい指導者になるような気がします。サァ、九里陸上部員達、県大会目前です。誰もが勝てるチャンスの中にいます。「ビリ哲学」を生かして行きましょう。今日は休養日です。
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