九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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HBG校と合宿の意味(其の一)

2016年03月22日 08時36分34秒 | 合宿関連(投稿者・忍者)
HBG合宿が近づいて来ました。HBG合宿と言うのは学校を選んで合宿するのではなく、顧問、指導者が共通理念を持ち、陸上競技を超越したものを子供たちに教え伝えていくことにより、更に個人の能力を引き出して行こうとする合宿です(ビリ哲学)。全国の強豪校と言われる学校は、どうしても日常から技術指導にばかり力を入れ、連日、合宿でもないのに3時間以上過酷とも思える練習内容を部員に押し付け強化している学校が多く見られますが、ある意味では間違いの様な気がします。それらの方々は何としても強くしたいと思えば選手勧誘が全てで、県内外から優秀選手を集めて勝つ事のみを目標として取り組んでいます。全国で強いと言われている学校の8割は上記の学校ではないでしょうか。そして、数多く集めた選手の半数以上はいつの間にか消えていく、一握りの優秀選手だけが生き残り学校と指導者の名を馳せている。卒業すれば学校には寄りつかず、指導者の顔も見たくないと言う。(九里陸上の練習は朝練習40分、放課後はアップを含めてダウンまで2時間と少ないです)HBG校の狙いは部員を共有することにあります。一人一人を大切にし、弱い選手や落ち込んでいる選手に声をかけていく、合宿での学校差はなく10数名の指導者の心が一つであることに強化の意味を感じます。何故それが必要なのか後ほどその経過について書いてみたいと思います。
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