京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

新しい門出

2018年04月09日 | 日々の暮らしの中で

孫たちはそれぞれに中学校の、小学校の入学式を終えて新しいスタートを切りました。弟は、姉のクラス担任だった先生に受け持っていただけることとなり、大喜びです。姉のほうは制服もなければ上履きもなく自由さが目立ちますが、学業はなかなかの力の入れようですから、頑張らにゃー。
彼女が初めて文庫本を読んでいました。これからは読んでいくことにした、と言うではないの。きっと友人の影響を受けたのであろうと、嬉しく思ったのでした。

   種だけあっても
   花は咲かない
   ご縁によって
   すべてのものが
   開花する

学校で、地域で、家庭で、人は目に見えない多くの力に助けられて生きていると思うのです。人それぞれに有している美しい種。「ありのまま」「あるがまま」とよく見聞きしますが、私は、それが個性だとは思っていない。自分に働きかけられる多くのおかげを受けて「個」は形成されていく。たくさんの影響を受けることが、実はとても大切だと思っているのです。
やってみたいことにはチャレンジを。面白いと思うこと、わくわくするような楽しみごとから、案外道は開けるものかと…。

『毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?』(さとうみつろう)
著者も知らず、手に取って開いてもいないのですが、目に留まった表題でした。

コメント (4)
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