孫たちはそれぞれに中学校の、小学校の入学式を終えて新しいスタートを切りました。弟は、姉のクラス担任だった先生に受け持っていただけることとなり、大喜びです。姉のほうは制服もなければ上履きもなく自由さが目立ちますが、学業はなかなかの力の入れようですから、頑張らにゃー。
彼女が初めて文庫本を読んでいました。これからは読んでいくことにした、と言うではないの。きっと友人の影響を受けたのであろうと、嬉しく思ったのでした。
種だけあっても
花は咲かない
ご縁によって
すべてのものが
開花する
学校で、地域で、家庭で、人は目に見えない多くの力に助けられて生きていると思うのです。人それぞれに有している美しい種。「ありのまま」「あるがまま」とよく見聞きしますが、私は、それが個性だとは思っていない。自分に働きかけられる多くのおかげを受けて「個」は形成されていく。たくさんの影響を受けることが、実はとても大切だと思っているのです。
やってみたいことにはチャレンジを。面白いと思うこと、わくわくするような楽しみごとから、案外道は開けるものかと…。
『毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?』(さとうみつろう)
著者も知らず、手に取って開いてもいないのですが、目に留まった表題でした。