Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

モロッコ周遊 2 Riad Sara

2012-05-11 17:32:54 | 中近東/北アフリカ
4月28日

ベッドの中で目を覚ますとなんだか雨が屋根をたたいているような音がする。

モロッコって乾燥したところだと思っていたのでこの時期雨なんて降らないと思い込んでいたし、昨日の晩も予想していたより寒かった。

パティオの天井はガラスで覆われているので光は入るが外の天気はよくわからない。
まだちょっと早いが起きだして玄関の外まで出てみると
  
ありゃりゃ、やっぱり雨だよ。
それにしても玄関の前の路地も、その路地に入る路地(上の写真)もなんて狭いのだろう。

そしてシリアの時もそうだったが、そっけない外観に比べて玄関を入った内側の華麗さ。
  
  
   
柱や壁の浮彫、テラスや軒下のペインティング、壁や床のタイルまで、モロッコの装飾は細かくて女性的だ。

このRiad Saraは全部で7室の小さなホテル、3つ星ほどの決して豪華な宿ではないのだが、17世紀に建てられたという屋敷はそれでもこの華やかさ。

みんなで散々写真を撮りまくって、8時になったのでパティオのテーブルに着くとようやく出勤してきたお姉さんたちが朝食を用意してくれる。
 
メニューはフレッシュオレンジジュースにゆで卵、パンとコーヒーと簡単だが、デニッシュの他にアラビア風のパンととうもろこしパンが出てそれぞれおいしく、なによりもコーヒーがヨーロッパ風に濃いのがうれしい。
元フランス領ではパンとコーヒーの心配がいらないのがいい。

朝食を食べながら今日一日の相談。
フェズのメディナは有名な迷路なので、そこで迷子になるのも面白いかもしれないが、効率よく回るためにはやはりガイドがいた方がよかろうということになり、ホテルの人にお願いする。
1時間もすれば来てくれるようなので、それまでこのパティオでゆっくり待とう。


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コメント (2)
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