1月31日
早朝、5時半に頼んでおいたタクシーで空港へ。
気温は15℃ほどで、インドのケララ出身だという運転手に「カタールはどう?」と聞いたら「寒い」だって。
妙なオブジェでいっぱいのドーハの空港は早朝からトランジットのお客さんでいっぱい。
ワンワールドのステータス・カードでビジネスクラス・ラウンジに入れたが
豪華なことで有名なカタール航空のラウンジとは大違いの狭いラウンジでがっかり。
それでも一応朝ご飯をいただけたので良しとしよう。
搭乗時刻が近づき、ゲートで東京から着いたばかりのS社ご一行様10名と無事合流。
ここからは添乗員におまかせなので気楽なものだ。
オマーン行きの小さなA320へはバスで移動。
ほぼ満席の機内にさすがに東洋人は我々以外には見当たらない。
空港を飛び立って高層ビル群に別れを告げると
眼下はひたすら平らで砂色の景色。
やがて1時間ほど過ぎると
砂の中に急に岩山が見えだした。相変わらず緑の全く見えない景色だが、これが初めて見るオマーン。
やがてマスカットに近づき、高度が下がると真っ白な家並が見えてきたが、そのすぐ後ろには岩山が迫っているのがわかる。
見る限り高層ビルなどは一つもない。
滑走路に着陸するとボーディング・ブリッジの備わった大きなターミナルが見える。
オマーンも立派なものじゃないか、と思ったらこれはまだ建設中の新ターミナルだそうで
我々がバスで移動したのは横に細長い旧ターミナル。滑走路には初めて見るオマーン航空の飛行機がたくさんいて楽しい。
が、楽しいのはここまで。
いかにも旧態依然とした天井の低いターミナルに入ると、入国審査には南アジアからの人々が大行列を作っている。
この列に並んでいるうちに添乗員は別の窓口でビザを取得。5オマーン・リアル(約1500円)で10日間有効のビザがもらえるが、支払いのレシートを入国審査で見せる仕組み。
手分けして並べるのがツアーのありがたさだが、ビザの支払いが済んでも入国の列は遅々として進まない。
見ていると入国審査官のまわりに仲間がやって来ては話しかけ、お話ししている間は目の前に入国者がいても作業はストップ。いかにもアラブという感じだが、さすがに自分の番でこれをやられた時にはいらついた。わざといやがらせしとるんかい
なんとか入国を果たしたら税関を通る前に免税店でアルコールの入手。
イスラムの国、オマーンではビールがなかなか買えず、ホテルではあってもとても高いということで添乗員がまとめて買いに行く。飲む皆さんは大変だ。
そんなこんなで荷物を受け取り、無事これから世話になる4WDの運転手たち4名と合流して空港を出るまで1時間半もかかった。
今回のツアーでは現地スタッフはドライバー4名だけで専任ガイドはなし。
車は1台がトヨタ、残り3台は三菱で、乗り込むとまだ新車の匂いがする。さすがに去年のヒマーチャルとは大違い。
空港を出るとすぐに美しい舗装のハイウェイに入り、行きかう車もきれいな日本車やドイツ車ばかりだが
道路脇はまるで採石場のような岩山の景色が続いて荒涼としている。
しばらく行くうちに低層ながらも真っ白なビルが見えてきて、これが首都マスカットの新市街であるルウィ地区。
道路脇にはマックやらピザハットやら、おなじみのファーストフード店がいっぱい。
ここを抜けて、今夜の宿は海べりのムトラ地区にある Mutrah Hotel。空港からここまで1時間。
増築を重ねたホテルらしく内部は複雑。通された部屋は広いがちょっと暗くてかび臭かったが、部屋によってずいぶんちがったらしい。
ホテルの前はお店の並ぶ大きな通りだが、すぐ裏はまた岩山でなかなかすごい景色。
オマーン一食目はインド人経営のホテルなのでいきなりカレー・ビュッフェの昼食。
その後は早速オールド・マスカット地区の観光へ。
ムトラから4キロほどの道のりは道路脇にきれいに花が植えられ、維持はさぞ大変だろうと思う。
そんな苦労もオールド・マスカットには宮殿があるからで
白い行政ビルの先に見えるのがオマーンの王宮、その向かいにはまだできたばかりらしい国立博物館。
宮殿前の広いコロネードには香港からの団体、ベトナム人の一団、それに我々日本人と東洋人だらけ。
香港とベトナムからのみなさんは港に停泊しているクルーズ船のお客らしい。
そしてみなさんがその前でポーズをとる、これがオマーン王宮。
しかしこの華やかな王宮はほとんど迎賓館で、現国王のカーブース・ビン・サイード陛下がここにいらっしゃることはほとんどないのだそうだ。
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早朝、5時半に頼んでおいたタクシーで空港へ。
気温は15℃ほどで、インドのケララ出身だという運転手に「カタールはどう?」と聞いたら「寒い」だって。
妙なオブジェでいっぱいのドーハの空港は早朝からトランジットのお客さんでいっぱい。
ワンワールドのステータス・カードでビジネスクラス・ラウンジに入れたが
豪華なことで有名なカタール航空のラウンジとは大違いの狭いラウンジでがっかり。
それでも一応朝ご飯をいただけたので良しとしよう。
搭乗時刻が近づき、ゲートで東京から着いたばかりのS社ご一行様10名と無事合流。
ここからは添乗員におまかせなので気楽なものだ。
オマーン行きの小さなA320へはバスで移動。
ほぼ満席の機内にさすがに東洋人は我々以外には見当たらない。
空港を飛び立って高層ビル群に別れを告げると
眼下はひたすら平らで砂色の景色。
やがて1時間ほど過ぎると
砂の中に急に岩山が見えだした。相変わらず緑の全く見えない景色だが、これが初めて見るオマーン。
やがてマスカットに近づき、高度が下がると真っ白な家並が見えてきたが、そのすぐ後ろには岩山が迫っているのがわかる。
見る限り高層ビルなどは一つもない。
滑走路に着陸するとボーディング・ブリッジの備わった大きなターミナルが見える。
オマーンも立派なものじゃないか、と思ったらこれはまだ建設中の新ターミナルだそうで
我々がバスで移動したのは横に細長い旧ターミナル。滑走路には初めて見るオマーン航空の飛行機がたくさんいて楽しい。
が、楽しいのはここまで。
いかにも旧態依然とした天井の低いターミナルに入ると、入国審査には南アジアからの人々が大行列を作っている。
この列に並んでいるうちに添乗員は別の窓口でビザを取得。5オマーン・リアル(約1500円)で10日間有効のビザがもらえるが、支払いのレシートを入国審査で見せる仕組み。
手分けして並べるのがツアーのありがたさだが、ビザの支払いが済んでも入国の列は遅々として進まない。
見ていると入国審査官のまわりに仲間がやって来ては話しかけ、お話ししている間は目の前に入国者がいても作業はストップ。いかにもアラブという感じだが、さすがに自分の番でこれをやられた時にはいらついた。わざといやがらせしとるんかい
なんとか入国を果たしたら税関を通る前に免税店でアルコールの入手。
イスラムの国、オマーンではビールがなかなか買えず、ホテルではあってもとても高いということで添乗員がまとめて買いに行く。飲む皆さんは大変だ。
そんなこんなで荷物を受け取り、無事これから世話になる4WDの運転手たち4名と合流して空港を出るまで1時間半もかかった。
今回のツアーでは現地スタッフはドライバー4名だけで専任ガイドはなし。
車は1台がトヨタ、残り3台は三菱で、乗り込むとまだ新車の匂いがする。さすがに去年のヒマーチャルとは大違い。
空港を出るとすぐに美しい舗装のハイウェイに入り、行きかう車もきれいな日本車やドイツ車ばかりだが
道路脇はまるで採石場のような岩山の景色が続いて荒涼としている。
しばらく行くうちに低層ながらも真っ白なビルが見えてきて、これが首都マスカットの新市街であるルウィ地区。
道路脇にはマックやらピザハットやら、おなじみのファーストフード店がいっぱい。
ここを抜けて、今夜の宿は海べりのムトラ地区にある Mutrah Hotel。空港からここまで1時間。
増築を重ねたホテルらしく内部は複雑。通された部屋は広いがちょっと暗くてかび臭かったが、部屋によってずいぶんちがったらしい。
ホテルの前はお店の並ぶ大きな通りだが、すぐ裏はまた岩山でなかなかすごい景色。
オマーン一食目はインド人経営のホテルなのでいきなりカレー・ビュッフェの昼食。
その後は早速オールド・マスカット地区の観光へ。
ムトラから4キロほどの道のりは道路脇にきれいに花が植えられ、維持はさぞ大変だろうと思う。
そんな苦労もオールド・マスカットには宮殿があるからで
白い行政ビルの先に見えるのがオマーンの王宮、その向かいにはまだできたばかりらしい国立博物館。
宮殿前の広いコロネードには香港からの団体、ベトナム人の一団、それに我々日本人と東洋人だらけ。
香港とベトナムからのみなさんは港に停泊しているクルーズ船のお客らしい。
そしてみなさんがその前でポーズをとる、これがオマーン王宮。
しかしこの華やかな王宮はほとんど迎賓館で、現国王のカーブース・ビン・サイード陛下がここにいらっしゃることはほとんどないのだそうだ。
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