6月1日
スコットランド滞在も残り2日となってようやくエジンバラ観光!
今日は地元っ子の友人が案内してくれる。
バスに乗って、まず降りたのはカルトン・ヒルの麓。
大勢の観光客と丘に上れば
写真でおなじみの風景が広がり、遠くには海も見える。
反対方向、Arthur's Seat と呼ばれる丘の下に見えるのはホリルード宮殿。
宮殿の手前、丘と丘の谷間に線路が伸びていて、先日降りたウェイバリー駅も見える。
線路を渡って門の隙間から宮殿を眺める。この日は王弟のエドワードが来ていたらしい。
そのお向かいにあるのはスコットランド議会。このモダンなデザイン、当然地元民には評判が悪い。
ホリルード宮殿からエジンバラ城までまっすぐ伸びているのがロイヤルマイルと呼ばれる道。
立派な石造りの建物がびっしりと続くが
グラスゴーのような重厚な威圧感はなく、どこか女性的でかわいい。
土産物屋ばかりではなく、スコットランドらしさがいっぱい。「ジキル博士とハイド氏」のモデルとなった男の名を冠したパブもある。
王冠のような塔の目立つセント・ジャイルズ大聖堂まで来ると土曜日ということもあってすごい人出。
あたりには当然のようにバグパイプが響き渡る。
この先にエジンバラ城があるが、ここから丘を降りて線路の両脇に広がるストリート・ガーデンへ。
この日は快晴で気温は20℃以上、芝生の上で日向ぼっこをする人がいっぱい。
公園の隅にあった小さな小屋は公衆トイレかと思ったら昔は交番だったそう。
今はスナックの売店になっているものもある。
本日のお昼は友人おすすめのフレンチ・レストラン、「Forage & Chatter」で。
今回の旅、まともなレストランに入ったのはここだけ。さすがにおいしい。ずっと泊めて夕食まで作ってくれた友人に感謝のランチ。
ゆっくりお昼を食べたらウォーキング・ツアー再開。
お城の下を通り、階段を上がると
グラスマーケット。元々家畜市場があり、昔は絞首刑場でいかがわしいエリアだったそうだが、今は飲食屋台でいっぱい。
この少し先にはエジンバラ大学のキャンパス。いくつも重厚な建物が並んで
Futures Institute が古い建物に入っているのも面白い。
屋上の見晴らしがいいというスコットランド国立博物館の前には
スコットランド版ハチ公のボビー君の銅像。裏の教会の前にも記念碑があるが、犬が飼い主の墓を14年も守ったという話はどうもパブの客寄せのためくさいとか(笑)。
ちなみにこの裏の教会の墓地からハリー・ポッターの作者が本の登場人物たちの名前を借りたということで、この日もハリー・ポッター・ツアーがガイドに先導されてうろついていた。ついでにJ.K.ローリングの家は友人の家の近所だ。
墓地を出ると弧を描いた道にカラフルな建物が並ぶビクトリア・ストリート。
長い行列ができているのはハリー・ポッター博物館。ハリー・ポッターの経済効果、恐るべし。
この通り沿いの建物は2階も通路になっていてカフェなどが並ぶ。
この2階を通り抜け、さらに少し階段を上がるとエジンバラ城の門の前。
高い崖の上に建つ城の姿は印象的だが、中には興味がないのでここから眺めただけ。
城の前にはもう8月のミリタリータトゥーのための観覧席が作られていて、おかげでここからの眺めは見られなかった。
お城からまた谷へと下りて行くと途中の家の屋根には猫。
最後は国立美術館のカフェでスコットランドのレモネードをいただいて観光終了。
天気にも恵まれた一日、友人のおかげでしっかりエジンバラを堪能させてもらえた。
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