Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

家族で岩手 4 牛の博物館

2009-10-14 01:14:13 | 国内旅行
地図を見ながら道の駅ナビをしていたところ、ゴールの一ノ関の近くに面白いものを見つけてしまった。

その名も 牛の博物館
牛の博物館のホームページ

ここは米沢と並んで有名な前沢牛の産地。これは行かねばなるまい、と道の駅めぐりを切り上げて博物館に向かう。

途中、看板はたくさん出ているものの、どうせお土産屋さんに毛の生えたものだろうとたかをくくって行ってみたら
 
あまりにも立派な建物でびっくり。

すぐに併設のレストランに行きたがる両親をひきずって館内に入ると、館長と思しき男性が喜んで迎えてくれる。「どちらから?」と聞かれたので「東京から」と答えると「えっ、何でここを知ったんですか?」と驚いている。他にお客さんはまったくいないし、よほど入場者が少ないのだろう。

「2階から回ってください」と言われるとおり階段を上がると
 
牛のご先祖から始まって、さまざまな牛の品種の説明
 牛のモコちゃん(と名札が付いている)
  
牛の胃袋にうんこの展示
  
カウベルやら乳搾り用のバケツやら、と多彩な展示。
ちゃんと博物館していて、面白いじゃない。

そして「2階の端まで行ったらカーテンをめくって見て下さいね」と言われていた通り、壁際の重いカーテンをめくってみると
 北上川と黄色く色づいた田んぼが眼下に広がる。

秋らしい景色を楽しんで階下に降りると、ここの展示がまた楽しい。
  
部位ごとのおすすめ料理のパネルがあったり
 日本一の牛飼いたちの写真があったり

壁には賞を取った名牛の血統書が張り出されているのだが、おとうさん、おじいさんの写真が「肉の塊」なのには笑ってしまった。

予想以上に楽しめた博物館を出て、昼食は隣のレストランで、もちろん前沢牛。
 しかしこんな細切れ肉ではUSビーフとの違いもわからない。
けちらないでステーキでも頼めばよかった。

そして最後は一ノ関駅。
ここの大きな売店で探していたものを見つけた。
 南部せんべいのみみ
このカリカリしたところが好きなので喜んでいたら、「捨てるところなのにこれで180円もするの?高いわね」と某ベテラン主婦。

 夕食用に買った「うにごはん」もおいしくて、岩手の旅は好評のうちに終了したのだった。


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6 コメント

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お久しぶりで~す (yokocan21)
2009-10-14 05:30:58
おぉ、この博物館、行きたいです!牛大好き♪(って、食べる方)「牛料理アラカルト」のパネルを隅々まで眺めてみたいです。日本には各地に美味しい牛がたくさんいますよねぇ。
そして、「うにご飯」もいいですねぇ。この夏、海でウニを見つけながら、食べられなかったのがいまだに悔しいです。
ところで、luntaさんさん家の旅行動が、実家とそっくりです。道の駅やら海産物屋は、見たら寄らずにはいられない。旅の目的=温泉&食です。
あぁ、日本で旅したいです。
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yokocan 様、 (lunta)
2009-10-15 02:36:29
わー、お久しぶりです。
yokocanさんちも「花より団子」なんですね(笑)。道の駅は同じようでありながら、探すとその土地ならではの掘り出し物があるところが面白いんですよね。それが当たりだったり、はずれだったり。
ところでトルコではウニは食べないんですか?もったいない!
返信する
Unknown (lumiere)
2009-10-17 17:33:24
ここ、おもしろそーう!
お隣にお肉を食べられるレストランを配置しといてくれるなんて、至れり尽くせりですね。
前の記事の道の駅めぐりも興味深かったです。
車での旅をするとこういう楽しみ方ができるんですね。
それにしても東北はおいしいものがいっぱい。
平泉のうにごはんもとってもおいしそうです。
返信する
lumiere 様、 (lunta)
2009-10-18 22:01:59
牛の博物館、実はちゃんと学芸員さんもいる博物館法上の登録博物館なんですよ。どうやら奥州市の前沢牛の組合かなにかがスポンサーのようで、地元の方たちには博物館よりレストランの方が人気のようでした。
うにごはんもおいしかったですよ~。
でも今回も平泉の餅膳、食べ損なっちゃいました。
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Unknown (miriyun)
2009-10-22 01:15:04
立派なHPももっている牛の博物館名のですね。一時、コブ牛のことを調べまわったことがありましたが、身近な生物なのに案外詳しい博物館やHPが少なかったことを覚えています。
 モコちゃんに、生物の進化と、そして様々な分野からのコレクションや展示、おもしろいですね。
 luntaさんが書いたことで訪問客が増えるかも~!!
 
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miriyun 様、 (lunta)
2009-10-22 23:13:00
奥州市の博物館、「世界で一つだけの牛の博物館」なんだそうですよ。コブ牛の展示も写真ですがちゃんとありました。秋篠宮や高円宮も来館され、名誉理事には正田なんとかさんのお名前も見える立派な博物館なんです。
来館者が増えたら館長さんも喜ぶと思うんですが、車がないと行きづらいのが難点ですね。
機会がありましたらぜひ一度!
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