11月6日 続き
島原のシンボルは駅舎が模している通り島原城。
そこで大きな荷物はロッカーに入れて、早速徒歩10分のお城へ。
枯れた蓮の葉で埋もれたお濠を回り、坂を上がって行くと
現れるのは真っ白な五層の天守閣。
オリジナルは明治時代に取り壊されているのでこれは1964年に再建されたもの。
700円を支払って入ると中は歴史館になっていて、島原と言えば、のキリシタン、一揆関連の展示が大充実。
島原城を築いた松倉重政は島原地獄と呼ばれるキリシタンの残酷な弾圧をしたそうだが
島原の乱に至ったのは2代目の勝家があまりにアコギな税の取り立てをしたためらしい。
この島原城も攻撃されたけれど持ちこたえ、反乱軍が立てこもったのはもっと南の原城。
説明を読みふけってしまったが、反乱軍が皆殺しにされた後、松倉勝家も一揆勃発の責任を問われて死刑になったと知ってちょっと留飲が下がった。
最上階はもちろん展望台になっていて
手前の眉山のむこうにみえるのが1991年に大噴火をした普賢岳。今は平成新山と呼ぶらしい。
反対側には有明海とその向こうの熊本が見える。
天守閣から下りたら城下町を散歩。
所々に温泉の飲泉所があり、足湯も1ヶ所。
新町というエリアに来ると道路脇に水路が流れ
水はとてもきれいで錦鯉が泳いでいる。
ここにあるしまばら湧水館は昭和初期に建てられた家を利用した古民家カフェ。
ここで島原名物のかんざらしをいただく。
シロップに漬かった小さな白玉だ。
この2軒隣にあるのは大正時代初めにお医者さんが別邸として建てたという四明荘。
大きく開け放たれた縁側の先に湧き水の池があって、ここにも錦鯉がいっぱいいるが
水が透明すぎて鯉が宙に浮いているように見える、かな?
この斜め先にあるのは観光案内所や休憩スペースのある清流亭。
おしゃれなラベルのビールなど、お土産も充実している。
島原の観光はこれで終了。
お城の天守閣と雲仙岳の見える島原駅に戻る。
駅構内には島原鉄道グッズがいろいろ売られているので
応援のため味付け海苔をお買い上げ。
が、この先はバスの旅。
左手には海。
右手には噴煙も見える山を見ながら雲仙温泉へ向かった。
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