2月15日 続き
霧島温泉2泊目は宿を変えて、今夜は「旅行人山荘」のお世話になる。
宿へは丸尾の手前から狭い道に入り、山を上がりきる。
宿の名前はまるで民宿のようだが、立派な5階建ての建物。
ここは旅行雑誌「旅行人」の編集長、蔵前さんのご実家で、以前は丸尾温泉旅館と呼ばれていたところを名称変更したのだそうだ。
若い従業員さんに迎えられ、広々としたロビーを通ってお部屋へ。
10畳のお部屋はシンプルで清潔、広い窓からは桜島が見えるはずだが、昼間よりも曇ってしまって残念ながら見えない。
それでは早速お風呂へ、と一階に移動。
「大隅の湯」と「錦江の湯」と名付けられた2つの大浴場は夜中に男女入れ替え。
まずは「錦江の湯」へ入ると
写真はHPから
ちょっと変わった形の内湯は単純泉で無色透明のくせのないお湯。
少し温まったところですぐに露天の方に出てみると
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大きくはないがとても見晴らしのいいお風呂で、こちらは薄く白濁した硫黄泉。
写真はHPから
条件さえよければこんな景色がみえるはずだったのだが、こればかりは仕方がない。
こちらも癖のないお湯で、成分表によると塩素消毒しているとのことだがにおいなど気にならず、適温のお湯でゆったりできた。
お風呂の後は食事処に移動して夕食。
佐賀牛、薩摩の黒豚とお肉が続いたので海鮮コースをお願いしておいたところ
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海鮮サラダにお造り
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飛魚のつみれ蒸しに海鮮の焼き物とまさに海鮮づくし。
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海老の天ぷらは揚げたて、珍しい柿のグラタンも中に海老や鮭が入っていて、柿の好きな父親の気に入った様子。
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野菜も多くてバランスよく、今回の3泊の中ではここの食事が一番良かった。
食事を運んでくれた若い女の子もとても感じが良かったし、お風呂で一緒になった宮崎のおばさまがこの宿のリピーターだと言っていた理由を納得。
さて、お腹はいっぱいになったが、ここでゆっくりもしていられない。
この宿には貸し切り露天が4ヶ所あって、宿泊と同時に1ヶ所を予約するシステム。
一番人気の「赤松の湯」を予約したところ、明るい時間が取れなくて予約は夜の9時から。
お酒の入った男性陣はもう出るのが面倒だと言うので、一人でゆっくり露天を楽しませてもらうことにする。
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「赤松の湯」があるのはこのお庭の先。小さな門に貸し切りの札をかける。
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門の先はかなり急な石段で下に降りるので、所詮年寄りには無理だった。
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脱衣場にはカゴがいっぱい並び、雨の時のための笠まである。反対側には小さなシャワースペースまであって至れり尽くせり。
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そして一人で入るのは申し訳ないほどの露天は、7-8人は入れそうな浴槽が2つ。
ここも薄濁りの硫黄泉で温度はやや熱め。涼しい夜気の中で出たり入ったり、贅沢な時間を過ごさせていただいた。
翌朝ももちろん入れ替わった「大隅の湯」で目を覚ましたが
この朝も天気が悪くて桜島は拝めず。
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朝食には昨夜の伊勢海老が味噌汁になって登場し
セルフのご飯の友には珍しい紫山芋まであってこちらも充実。
さすが旅行者のツボを押さえている宿、と感心しつつ霧島を離れて鹿児島空港へ直行。
家族での旅行はやっぱり気楽で楽しかった。
ジェットスターでちゃんと時間通りに成田に到着した後は、そのままインドネシアに行ったのだった。
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霧島温泉2泊目は宿を変えて、今夜は「旅行人山荘」のお世話になる。
宿へは丸尾の手前から狭い道に入り、山を上がりきる。
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ここは旅行雑誌「旅行人」の編集長、蔵前さんのご実家で、以前は丸尾温泉旅館と呼ばれていたところを名称変更したのだそうだ。
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10畳のお部屋はシンプルで清潔、広い窓からは桜島が見えるはずだが、昼間よりも曇ってしまって残念ながら見えない。
それでは早速お風呂へ、と一階に移動。
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まずは「錦江の湯」へ入ると
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ちょっと変わった形の内湯は単純泉で無色透明のくせのないお湯。
少し温まったところですぐに露天の方に出てみると
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大きくはないがとても見晴らしのいいお風呂で、こちらは薄く白濁した硫黄泉。
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条件さえよければこんな景色がみえるはずだったのだが、こればかりは仕方がない。
こちらも癖のないお湯で、成分表によると塩素消毒しているとのことだがにおいなど気にならず、適温のお湯でゆったりできた。
お風呂の後は食事処に移動して夕食。
佐賀牛、薩摩の黒豚とお肉が続いたので海鮮コースをお願いしておいたところ
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海鮮サラダにお造り
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飛魚のつみれ蒸しに海鮮の焼き物とまさに海鮮づくし。
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海老の天ぷらは揚げたて、珍しい柿のグラタンも中に海老や鮭が入っていて、柿の好きな父親の気に入った様子。
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野菜も多くてバランスよく、今回の3泊の中ではここの食事が一番良かった。
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さて、お腹はいっぱいになったが、ここでゆっくりもしていられない。
この宿には貸し切り露天が4ヶ所あって、宿泊と同時に1ヶ所を予約するシステム。
一番人気の「赤松の湯」を予約したところ、明るい時間が取れなくて予約は夜の9時から。
お酒の入った男性陣はもう出るのが面倒だと言うので、一人でゆっくり露天を楽しませてもらうことにする。
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「赤松の湯」があるのはこのお庭の先。小さな門に貸し切りの札をかける。
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門の先はかなり急な石段で下に降りるので、所詮年寄りには無理だった。
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脱衣場にはカゴがいっぱい並び、雨の時のための笠まである。反対側には小さなシャワースペースまであって至れり尽くせり。
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そして一人で入るのは申し訳ないほどの露天は、7-8人は入れそうな浴槽が2つ。
ここも薄濁りの硫黄泉で温度はやや熱め。涼しい夜気の中で出たり入ったり、贅沢な時間を過ごさせていただいた。
翌朝ももちろん入れ替わった「大隅の湯」で目を覚ましたが
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朝食には昨夜の伊勢海老が味噌汁になって登場し
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さすが旅行者のツボを押さえている宿、と感心しつつ霧島を離れて鹿児島空港へ直行。
家族での旅行はやっぱり気楽で楽しかった。
ジェットスターでちゃんと時間通りに成田に到着した後は、そのままインドネシアに行ったのだった。
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実際は設備も食事もしっかりしたホテルですが、料金はお手頃でとてもよかったです。
旅行人はチベット圏やシルクロード方面のガイドブックがとてもくわしくてお世話になっているのですが、雑誌の休刊以来ガイドブックの更新もないのが残念です。
私はすっかりアジアのゲストハウスのような感じだと勘違いしておりました。
以前、蔵前さんのトークショーのあと、本にサインをいただいたんですけど、ひとりひとりに違うイラストを描いてくださって、そのことを尋ねると、
「いやぁ、おんなじ絵を描いても、描いてる人間は面白くないんだよねぇ」
と話してくださったのを思いだします。
とても居心地良く、特に若い従業員さんたちがみなさん元気でよく気が付き、食事もおいしくて満足度の高い宿でした。
霧島でおすすめです。
やはり旅関係の仕事に就かれましたね~。
お料理もとても良さそうです。