1月25日
7時からの朝食時にはまだ日は上っていなくて、食堂はいまだ怪しい紫の照明の中。 なのでせっかくのオムレツも定かには見えない(笑)。
やっと明るくなった外に出てみると
表は殺風景な大通り沿い。ホテルの正面は藁ぶきのバーと言う感じ。 しかし奥の客室の中央にはプールまであって、夜寒くなければ悪くないホテルだった。
8時半にホテルを出発して、10分もかからずに着いたのはグラン・セノーテ。 セノーテとはユカタン半島に3000以上もあるという天然の泉で、ここは中でも有名な所。個人の私有地の中にあって入場料はUS$30。以前はもっと安かったが、来場者が増えすぎて水が汚れるので大幅値上げをしたのだとか。
公園のように整備された中に東屋があり、まずはその脇にあるシャワーを浴びなければならない。
この日はあいにくの曇り空で気温も20℃ないだろう、寒い! その先にはライフジャケットがたくさん用意されていて、これは必ず借りなければいけない。
そしてこの下にあるのがグラン・セノーテ。
シュノーケルも借りて水に入ると、水温は24℃ほどと一年中一定しているそうで外より温かい。 透明な水の中で他の人たちの脚も良く見えて
水底には亀、水面近くにはメダカのような小さな魚もいっぱいいる。
曇天でなかなか日が差してくれないが、光が差し込むときれい。
奥の洞窟にも日が反射していい感じだ。
水温が高いおかげでここでは1時間以上も水に入っていられた。
我々が来る前から2,3人泳いでいたし、後からも来る人たちもいたがほとんど日本人。
最近、旅先でとんと同胞を見かけないのになぜかユカタン半島ではたくさん見かけた。
セノーテから上がったら水着のままバスで30分ほど移動して、次はシアン・カアン生物圏保護区へ。
すぐにボートに乗って湖を渡るが、風が冷たくてライフジャケットがありがたい。
湖の端からは狭い水路に入り、マングローブの中を進んで行く。 小さな桟橋でボートを降りて、ここからは自力で水路を下るのだが
ここで現地ガイドさんのおすすめでライフジャケットを逆さにして脚に履く。何とも珍妙な姿ではあるが、これで水に入ると
なるほど上半身が適度に水の上に出て具合がいい。
この水路はマヤの時代に作られて水運に使われていたそうで、脚が着くか着かないか程の深さで緩やかな流れがある。この流れに身を任せれば自然に移動できるわけ。
途中では鳥や花が見えたりするが、流れているのでどんどん先に進んでしまう。
プカプカと楽しいのだが、水温はセノーテより低くて20℃もないだろう、陽も差さないので体が冷えてくる。
こうして次の桟橋まで25分。やっと水から上がったら
湿地の中の木道を15分歩いて出発した桟橋で待っているボートに乗り、また湖を渡って終了。
天気が良くて気温が高ければもっと楽しめただろうが、水路下りも面白かった。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
こういうことをしたい時にはツアーが便利です。
ユニークだあ