Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ベトナム・ラオス北部の旅 13 ダオサンの日曜市

2009-02-12 20:31:39 | 東南アジア
1月4日

本日もまた暗いうちにホテルを出て幹線道路から外れた山の上、ダオサンの日曜市を見学に行く。

車で山道をどんどん登っていくと市場へ向かう少数民族がちらほら見え出す。なにも大変な山のてっぺんではなく平地に市をひらけば、と思うが、四方八方から人が集まるので山の上が一番公平なのだろう。
 
山の向こうは中国の雲南省、みんな山道をバイクや徒歩でえっちらおっちら登ってくる。

 市場に着いた頃はまだそれほどの人出でもなかったが、時間が経つにつれてどんどん人が増える大盛況の市場。

売っている物は
  
肉や野菜。手前の黒っぽいものは納豆を干したようなものだろうか。
 
鮮度ばつぐん、生きたお肉も量り売り。
 
マントウや、右のはさみで切っているのは懐かしい味の麦飴。
  
衣料品を物色する女性達はどこでも熱心。
 おばあちゃんが売っているのはお線香
 裏手にはもちろん軽食屋もあり
 涼粉のおやつなど売っている所はいかにも中国が近い。

そしてここに集まる少数民族
   
ダオコド族の既婚女性は髪を剃り上げ、赤い三角帽と銀の輪を頭に載せている。よく落ちないものだと感心するが、寒いからか帽子の上にタオルを巻いている人が多いのが面白い。赤ん坊の帽子や服も手が込んでいる。
  
大きな三つ編みのかもじをつけたハニ族。パタンのハニ族とはまったく衣装も顔つきも違うが、やはりハニ族というらしい。
  
このモン族の上着は細かいパッチワークが見事。額の真ん中のお団子も見事だ。

日が高くなるにつれて芋の子を洗うように混んできた市場を出て山を下ると棚田が美しい。
 
 ずっと曇りがちだった今回の旅行、最終日になってやっとピーカンになった。


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3 コメント

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Unknown (honihoni)
2009-02-13 12:07:48
始めまして。面白く、ラオスベトナム旅行記をはいけんしてます。

この旅行はツアーなんでしょうか。いつか行ってみたいです。断片的に知っている土地が出てくるので、ツアーでまとめてこの流域が見れるなら、参加してみたいと思っているものですから。ご教示いただけると嬉しいです。

冬のベトナム北部やラオス北部は寒く無かったですか。私が良く行く宿は、お湯が無くて魔法瓶に入れたお湯をもらってそれを水道の水とあわせて水浴びします。冬は大変貴重なお湯です(笑)。

これからもたのしく、拝見させていただきます。
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Unknown (kmala KMAR)
2009-02-13 22:00:09
何を隠そう、あたしは民族衣装マニアでございます。だから、やはりいつかこのあたりに行きたいなぁって思うんですよね。民族衣装もかわいらしいですが、記事のあちこちで垣間見られる素朴な食文化にも興味あり。

でもアジアって遠い。特にラオスが遠い。なかなかラオスが選択肢に入らないんですよねぇ。年に一度ぐらいのペースで、アジア方面に行くのですが、なんか食い倒れかビーチリゾートを求めてしまい、そうすると、いつもラオスが後回し。だから、luntaさんの記事でラオス紀行疑似体験って言うの、結構楽しんでます。
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Unknown (lunta)
2009-02-13 23:24:45
honihoni 様、

はじめまして、いらっしゃいませ。
拙い旅行記ですが楽しんでいただけて光栄です。

この旅行はご指摘の通りツアーです。西遊旅行という会社が催行していますが、ラオスとベトナムの北部をめぐるこのコースはたぶんここしかやっていないと思います。脚の便の悪い所ですし、村めぐりをするのにはやはりツアーが便利ですね。

ラオスの山岳地帯、この冬は暖冬のせいか心配したほどには寒くありませんでした。お湯が出たのは半分ぐらい、ぬるいシャワーよりは魔法瓶のお湯の方が頼りになりますね(笑)。

またぜひお寄りくださいませ。


Kmala KMAR 様、

アフリカ好きのKmalaさん、少数民族はお好きだと思っていました。中国の貴州省、雲南省からベトナム北部のあたりは特にいろいろな民族衣装が見られる宝庫のようですよ。ただしこれは明らかに滅び行く文化、早く行かないと見られなくなってしまうでしょう。今でも形こそ独特ながら、布や糸はけばけばしい中国製の化繊になりつつありますから。

ラオスはヨーロッパからは確かに遠いですね。でもフランス人はよく来ているみたい。ベトナムやタイよりのんびりと素朴で、酒もおいしいらしいですよ。

ところでアフリカの美男村の話はどうなったの(笑)。
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