ここは、「美祢市化石館」。美祢市は、化石の街だ。美祢市の特産物は石灰石。そして、以前は日本唯一の無煙炭の産地としても有名だった。これらに共通するのは、古代の生物の化石を含んでいるということだ。私が通っていた高校に、岡藤五郎先生という方がおられた。亡くなられて久しいが、化石一筋の方で、美祢市にある化石の多くは、岡藤先生が集められたものだ。この化石館はこじんまりした化石の博物館であり、近くにある美祢市歴史民俗資料館とセットになり、色々な化石を展示している。入場料は、大人100円。(ただし歴史民俗資料館は別に100円)
美祢市は人口がどんどん減り、高校も3校が1つに統合されたくらいだから貧乏である。そのせいか、化石館の看板を支えているポールがかなり錆びついたままになっている。これでは、化石館自体が化石になったようでいただけない。訪れた時も閑散としており、もっとPRが必要ではないかと思った。
この写真は、化石館のシンボルともいえるアンモナイトの化石。かなりでかい。