以前紹介した「主任がゆく!」の2巻目。主人公はもちろん企画部第一企画室主任の北見しろみさん。なお、北見主任と呼ばれているが、この会社(ぶんか商事)では、主任とは、係長のことである。だから部下の査定もする。このあたりには、会社によって違うので、一概には言えないが、係長と主任の両方を置くようなところでは、主任は係長の下となる。
なお、北見は年齢不詳となっているが、同期入社の企画部第二企画室主任で北見とは犬猿の仲の東が30代前半となっているので、北見も同じような歳だと思われる。(どちらかがものすごく浪人や留年をしてなければだが)
この間では北見の実家が出てくる。父親が亡くなったという連楽がきて、北見が手伝いの部下と実家に帰るのだが、何と働いているところから新幹線3時間、特急3時間、鈍行2時間、バス1時間で、最後は徒歩40分らしい。おまけに、実家の母親の喋る言葉が宇宙人語で意味不明。どんな田舎や?(結局父親は、亡くなったのではなく、いなくなったということ。実は、熊と格闘して滝に落ちて、下流に流されたらしい。その熊をお土産に帰ってきたところは、さすが北見のお父さん。)
それにしても、北見さんはものすごくパワフル。見た感じは美人でナイスバディなのだが、すぐ手が出るし、居眠りはするし、屁はひるし、もう野生児丸出し。基本的には4コマの連続で話は進んでいくが、北見さんの野生児かげんにもう爆笑の連続だろう。
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