文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

弐十手物語6-10

2022-03-13 08:54:50 | 書評:その他

 

 

 

 

 

 

 かって「週刊ポスト」に連載されていた本作。1978年3月から2003年11月までのことだ。最初は狼の睾丸と二つ名を持つ同心、藤掛飯伍が主人公のようだったが、次第に死神と呼ばれる、菊地鶴次郎という同心が主人公のようになっていく。

 彼が死神と呼ばれるのは、彼に関わる女たちが皆死んでいくからである。彼は三枚目の要望で腕もからっきし、しかし訳ありの女たちにはものすごく持てる。それは彼が命がけで女に惚れるからである。女の方も鶴次郎の心根にほだされて惚れてしまうのである。

 なにしろ最初に鶴次郎が惚れたのは、女凶賊の鬼神のお松。彼の初めての相手もである。お松は磔になり刑死するのだが、このときの鶴次郎の落ち込み具合がすごい。しかし彼は立ち直って十手者として活躍していくのだが、彼に関係した女は死んでいく者が多い。

 これらの巻は、主役が藤掛飯伍から菊地鶴次郎へ変化していく過渡期のような意味合いが強い。だから飯伍中心の物語だった理鶴次郎中心の物語だったりする。掲載誌が「週刊ポスト」だったからだろう。エロい場面も期待できるので、こちらに興味のある人にもいいかな(笑)。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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