主人公のオードルは戦鬼と呼ばれた傭兵。その二つ名の通り、正に一騎当千でその武功は並ぶものがない。ところが、その武功を妬んだ王に粛清のための騎士団を差し向けられる。
彼一人なら、騎士団全員を相手にしても勝利できるが、彼の部下はまだまだ半人前と心配したオードルは、自分の死を装って、辺境にある村である故郷に戻ることにする。この手の話には、このような愚かな王が出てくる。まあ、こういった王がいる時点で、この国はお先真っ暗なので、早々と見切りをつけるに限るだろう。今回の事件は、オードルにとってはいいきっかけになったようである。
オードルが故郷に帰る途中、狼に襲われていたマリアという5歳の幼女を助ける。ところが、その幼女からいきなりパパと呼ばれて慌てる。マリアの髪の色はオードルと同じで、その色はものすごく珍しく、この大陸では他に見たことがないらしい。
どうもオードル君、子供ができるようなことは傭兵時代に結構していたようだが、10月10日かけて子供が母親の腹の中で育っていくのは知らなかったようだ。どうも、事をなした翌朝に腹が大きくなるものと思っていたらしい。
そういう訳で、オードルのスローライフが始まるのだが、白魔狼のフェン(ボクっ娘だが、狼のボクっ娘って需要があるのだろうか?)や彼を追って家出してきたレイモンド公爵家の3女の女騎士エリザベスが加わる。果たしてオードルはスローライフが出来るのか。
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