文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

ばくおん! !7,8

2022-07-01 08:30:28 | 書評:その他

 

 

 女子高生×バイクというコンセプトのこの作品。女子高生でバイク好きだといっても別にギャルではない。バイク以外は普通?の女子高生なのだ。この7,8巻では、九州へのツーリングのことがメインに語られるが、他の話も結構挿入されている。

 面白かったのは、スズキ愛が爆発している凛ちゃんの話だ。なんと「魔法少女ブルセーラースズキ」に変身しちゃうのである。そして、次々と他メーカーのバイクをスズキに変えていくのだが、果たして・・・。

 彼女たちは、九州へのツーリング前に安全祈願に行くのだが、ライバル関係にあるバイク神社が2社出てくる。特に名前は出てないが、壬生という地名と凛が恩沙とスマホで話しているとき「全国バイク神社認定第一号」というのが出たことから、栃木県にある安住(やすずみ)神社と大前(おおさき)神社がモデルのようだ。しかし、神主がヘルメットをかぶり、後ろに神輿を配したデコバイクで喧嘩神輿(要するにバイク同士で正面衝突する)なんて、そりゃ実名はだせないよな。

 彼女たちは、「つまさきだちスタイル」というチームを結成する。名前の由来は、女の子ばかりで身長の関係でどうしてもバイクにまたがるとつま先立ちになるからだろう。チームを作ったのは、凛がバイク部に入っておらず、バイク部長の恩沙と犬猿の仲(傍から見るとお前ら仲がいいなと思うようなじゃれ合いなのだが)ということで、どうしても部に入ろうとしないからである。だから、部とは別に凛もメンバーのチームを結成したのだ。

 とびっきりの美少女が出てくるわけではないが、出てくる少女たちはどれも可愛らしく、話も笑えてなかなか楽しい。個人的にはスズキ愛の凛ちゃんがお気に入りだが、これは余談。ちなみに、女子高生をわざわざ女子校生と書くような場面はないので念のため。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする