この物語は、今は漫画家になっている藤原秋が、高校の時のあこがれである美人巨乳教師で当時の副担任だった仲井間真(当時は旧姓の祐生)が偶然アパートの隣の部屋に夫婦で引っ越して来たことから始まる。実は高校の時に真の胸を触ってしまったのが黒歴史になっているのだが、このアパートでも真の夫婦生活を除いてしまう。しかし真は夫とはかなり年の差があり、欲求不満気味。どんどん若い藤原に魅かれていく。そう、この物語は、藤原と真が繰り広げる禁断の愛がテーマなのだ。
今回藤原は、新しく担当編集となった宮ヒナコの手配で、彼女と真と三人で熱海にやってくる。次の作品のテーマがNTRなので、藤原と真は不倫旅行という設定の取材旅行。ヒナコは二人と襖一枚隔てた隣の部屋にいる。
藤原と真は、この巻ではもう少しで一線を越えるところだったのだが、思わぬお邪魔虫が入る。宮ヒナコは寝付きはいいのだが、ものすごく寝相が悪い。うなされ方も尋常ではなく、真に「なにかに呪われてる?」と言われるくらいだ。いいところを邪魔をされた藤原君は、「むしろ呪われてればいいのに・・・」
艶々さんの作品はこのように引っ張るのだが、ここまでくれば、もう時間の問題(←何が?)のように思える。果たして二人の関係はこれからどうなっていくのだろう。
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