チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

キャセイパシフィックラウンジ 福岡、台北

2015年03月02日 | 旅行

曇り、17度、83%

 昨日の続きになります。福岡からの帰路は、台北経由、一旦飛行機を降りてのトランジットです。国際線は、概ね出発時間の2時間前には飛行場に入るのは、どこの国でも同じようです。福岡では、朝の10時発の便に乗るために8時過ぎには飛行場に入りました。日本で山のような買い物をした台湾人、大きなカートをひいて長い行列を作ってチェックインしています。福岡の国際空港は、徐々に便数を増やしてはいるものの、スペースも見渡すだけのゲート数です。

 福岡では、キャセイは、同じワンワールドグループのJALの「桜ラウンジ」を使わせてもらっています。何分にも狭い飛行場ですから、この「桜ラウンジ」他のワンワールドグループの7,8のエアラインが使っています。食べ物飲み物のサービスエリアは、 これだけ。まず、コーヒーは作り置きのコーヒーが保温台に乗ったまま。缶にはいった飲み物は、ビールのみ。食べものは、このコーナーの外れに 井村屋の肉まんを温める機械が置いてあり、冷凍の肉まんが温まるのを待ちます。他にはJALのカップ麺、SKYでシリーズが見本で出ています。SKYで蕎麦を頼めば、奥からお湯が注がれて出てきます。つまり、カップ麺の持ち出し禁止を体よくしたもの。クロワッサンと書かれた袋入りのパン、実際はクロワッサンのにおいだけの普通のパンです。これだけ。カップ麺の頼み方は、外人の方にはチンプンカンプン、やっと日本人の頼み方を真似して、麺にありついていました。井村屋の肉まんについて兎や角言いたくはありませんが、ラウンジで食べるの?と思います。

 白人の男性が2人入って来て、見渡すなり、ビールを片手にラウンジを出て行こうとしました。すると、受付の方が、ビールの持ち出しもダメですと言っているのが聞こえます。狭い上に、台湾人の子供たちが大騒ぎ。椅子もリラックスできるものではありません。最悪はトイレです。トイレの数一つ、狭い狭いトイレでした。当然窓は一つもなく、穴蔵のようなラウンジです。もちろん、JALに乗る方もこのラウンジを使うわけですから、他のエアラインだからというわけではありません。あまり気持ちのいいラウンジではありませんでした。

 さて、一時間半ほどのフライトで、台北桃園国際空港に到着。私の乗っていた機体は一時間後に、香港に向けて飛び立つのですが、私はそのまた一時間後の別の飛行機に乗ります。そこで、台北のキャセイのラウンジへと向かいました。この桃園空港でトランジットはよくしますが、台湾に来る時は松山空港を使っていた記憶があります。ちょっと見慣れぬ桃園空港、リノベイションが進んでいてラウンジが分かり難く感じました。

 このキャセイのラウンジ、香港のそれと作りは似ています。ただ、キャセイの本拠地ではないのでスペースは、何分の一でしょう。一つ違うのは、ファーストとビジネスとでは部屋が違いました。ファーストはビジネのラウンジを抜け、その奥にあります。つまり私が書く台北のキャセイのラウンジはビジネスクラス用のものです。

 コーヒーが碾きたてを煎れる事が出来るマシンで飲めます。嬉しや、嬉し。いや、福岡の「桜ラウンジ」のコーヒーの美味しくなかった事。やっと一息。スペースは狭いのですが、椅子はゆっくりとくつろげるものです。 ざっと食べ物のコーナーはこんな感じですが、品揃えも福岡の「桜ラウンジ」の比ではありません。サンドイッチが三種類。パイ地の中華風のものが四種類。このパイ地を使った中華のパイは台湾の町中ではよく見られるものです。 饅頭が三種類、豚肉、ゴマ、クリーム。飲み物もお酒も福岡の「桜ラウンジ」に比べれば充実しています。そして、小さなコーナーですが、キャセイのお得意ヌードルバーがあります。雲呑麺!と急ぐ私、なんとメニューはここ台湾の麺、「牛肉麺」「海老子麺」などがあります。頂いたのは牛肉麺の辛い方。この麺は、おうどんのような感じですが、もっと素朴な味がします。見出し写真がお饅頭と牛肉麺です。パイ地の下で暖まっている、プリン状のもの、暖かなプリント思って、 頂いてみました。なんとほんのり優しい具なしの茶碗蒸し。旅の途中のお腹にはもってこい。

 このラウンジの食べ物、いかにも台湾らしくて好きです。台湾料理は、中華の中でも一つのジャンルが出来るほど、他の中華と違います。豪勢ではないけれど、一口口にすると、あっ、台湾!香りが違います。味がきつくありません。日本でも有名な「鼎泰豊」は、日本の味に作り替えられています。どうか本場で召し上がってください。

 2月は、キャセイのラウンジを香港、羽田、福岡、台北と使わせてもらいました。香港のラウンジがいいのは当たり前、にしても、福岡のラウンジは、最小限度といいたいのでしょうが、寛ぐ場にすらなりません。経費節約は分かります、それでも、もっと優しいサービスをと願います。羽田のラウンジの食事はおいしくなかったけど、今考えると、サービスもロケーションも空間自体の落ち着きはには、心和むものがありました。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする