曇り、20度、91%
2月2度目の帰国は香港、福岡間でした。旧正月明け、しかも、全く予定外の帰国でしたから、直行便のチケットはとれず、帰路の福岡、香港は台北でトランジット、待ち時間2時間の旅となりました。
空港には、ラウンジという施設があります。日本でよく見る所では、「さくらラウンジ」JALのラウンジです。ファーストクラスやビジネスクラスのチケットを持っている方ならこのラウンジを使う事が出来ます。私のように常にエコノミーの人は、それぞれの航空会社のカードを持っていなければ、入れません。そんなわけで、キャセイのラウンジを使わせてもらっています。
ラウンジ本来は長距離旅行の方達が寛ぐための場所ではなかったのでしょうか。普通の待ち合い室よりゆったりとしたスペース、これまた座り心地の良い椅子。リフレッシュできる、少量の食べ物にアルコールをはじめ様々な飲み物。軽くシャワー−を浴びる事も出来ます。そして、その空間は静かである事が第一条件です。
今回、地元香港に始まり、福岡、台北のラウンジを使いました。つまり、2月は羽田も含めて、四カ所のキャセイのラウンジを使った事になりました。一遍に書ききれないので、2回にわたって紹介します。
順番を色々考えましたが、私の時系列通りに、まずは地元香港のラウンジから。
キャセイパシフィックは、一時はおもてなし世界一などといわれていましたが、今はその見る影もありません。ただ、カーゴーでの活躍は世界でも有数な香港ベースのエアラインです。
キャセイパシフィックと同系列のドラゴンエアー、この2つのラウンジは香港の国際空港(香港は国内線はありません。)の四カ所ほどあります。その時のゲートの一番近いラウンジを使います。
どのラウンジも作りが似ていて、入るとコーヒーをはじめ飲み物と果物 ビュッフェの広い部屋です。ビュッフェの品物は時間帯で違います。地元ですから中華ばかりかというとそうではありません。そこの所の配慮が素晴らしく、西欧人にも充分に対応しているビュッフェです。 果物、サンドイッチ、ペイストリー、それぞれ三種類以上揃えられています。飲み物も豊富です。 コーヒーマシンでは碾きたてのコーヒーが楽しめます。あまり美味しいので、つい飲み過ぎてしまいます。パンもトーストが出来るように、 ヂュアリットの業務用トースターまで置いてあります。
奥に進むとバーがあります。ビール、カクテル日本酒もあります。私がバーを利用するのは、アイスクリームをもらう時だけ、機内と同じハーゲンダッツの小さいものがサーブされます。
このバーの横もしくはその奥がキャセイパシフィックの売り物ヌードルバーです。流石にこのコーナーばかりは香港色豊かです。頼んでから作ってくれる、ヌードルが二、三種類。点心が、二種類ほど。大きなサイズではありません。品よく小ぶりな器で出て来る所がいい感じです。 味は地元です、口うるさい方でもきっと美味しく召し上がるはず。この日は、雲呑麺にチャーシュウパオ。見出し写真のシャーシュウパオ、これじゃなくてはね。ここにも飲み物、小さなビュッフェが用意されています。 焼売が2種類入った大きな蒸し器。
食べ物だけとってもご覧のようですが、トイレは常に清潔、ビュッフェの食べた後の食器の片付けも迅速に行われます。もちろんロケーションも素晴らしく、飛行機の離着陸を眺める事が出来ます。要するに、ホテルのカフェの朝のビュッフェの雰囲気を思い浮かべてください。時折、中国人の子供が騒いでいることもありますが、静かな空気が流れるラウンジです。