曇り、19度、91%
昨日の福岡 香港便、朝、福岡発で台北経由です。珍しく陽があるうちに香港に戻ってきました。香港のイースターのお休みはもう少し先、でも、日本の春休みです。家族連れ、卒業旅行のグループで満席の飛行機です。
途中の台北も大雨、香港に着くと曇ってはいますが、路面は雨が降った後でびっしょり。そんなお天気のせいもあるのでしょうか、エアポートエクスプレスの香港ステーションのタクシー乗り場は長蛇の列です。その上、やって来るタクシーの数も少ない。そうだわ、この時間、タクシーの運転手さんの朝シフトと夜シフトに替わる時間でもあります。こんなとき、このセントラルの上に住む人は強い。荷物が軽ければ、上向きになっているヒルサイドエスカレーターを使います。荷物がやや重ければ、香港ステーションの反対側から出ている16人乗りのミニバスで、家の近くまで連れて行ってもらいます。
飛行機が香港着陸するや、私の頭の中はモモさんで一杯です。ただでさえ速い足が、超が付くほど速くなり、どう帰れば最短かをパッと割り出します。昨日はミニバスを使って帰ってきました。
昼間は、お手伝いさんと一緒に過ごしているモモさんです。鍵を差し込み顔だけ出して、モモさんを抑えてくれるようにお手伝いさんに頼みます。今回、私はスーツのまま帰ってきました。いえ、スーツしか持たずに出て行ったという方が正解です。スーツをガリガリされては堪りません。私を見て悲鳴に近い声を上げるモモさんにちょいとKissしてトイレに駆け込み着替えます。出て来た所を猛ダッシュのモモさんに掴まります。小さいながらもしっかりと肉玉のモモさん。ダッシュしてぶつかって来ると、私ですらヨロリ。そこを受け止めて、顔中歓迎のベロベロ洗礼を受けます。それでも家を走り回り、いよいよ感極まったのか、所定の場所におしっこまでなさいます。
まだ、興奮覚めやりません。次は荷物を開ける番です。今回も、買い物らしきものは何もありません。フキに菜の花、空豆。トランクを開けると、まず中に入り麻薬犬よろしくクンクン。異常ありません。と、私が件のフェルトのパグを見せた所が、見出し写真です。「見るだけよ!」確かに見るだけで関心を示しません。これを頻繁に使うようになると話はまた違ってきます。
荷物の整理を簡単に済ませて、膝の上に乗せると、やっと落ち着きを取り戻すモモさんです。もう何回、こんな儀式みたいに決まり決まったことを繰り返して来たことやら。普段は、外出先から帰宅しても起きても来ないモモさんです。でも、数日のご無沙汰の後は、全身全霊で迎えてくれます。ありがとう。
ちなみに、今回出かける前のモモさんです。 私がよそ行きの靴を履くと、それと分かったのか、自分のベットに上がります。枕の上の黒いのは、ついさっきまで私が着ていたポロシャツです。このポロシャツを抱え込むようにして、
この状態でお休みします。あと3時間もすれば、お手伝いさんが来てくれますよ。と言って出かけようとしたものの、何度も、モモさんお様子を見に戻って行く私です。
主人が随分甘やかしたのか、帰って来るといつも太っていらっしゃいます。