チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

クルクル抹茶のロールケーキ

2015年03月05日 | 菓子

雨、16度、95%

 年末に頂いたヨックモックのお菓子、和風のクッキーがありました。初めて見るクッキーです。ヨックモックは、シガールやラングドシャーの洋風のクッキーを素敵な缶に入れて売り始めた老舗です。私など缶欲しさで買ったこともあるほどでした。アラブの方達に大変気に入られたとかで、近年アブダビやドゥバイにお店が出来たとききました。そしたら、あらまあ、香港にもお店がオープンしました。けど、この和風のクッキーは売っていません。小さな箱入りの和風クッキー、ゴマや抹茶がありました。

 この抹茶のクッキーのおいしかったこと、抹茶の洋菓子はパリのお菓子屋さんにまで浸透しています。ピスタッチオやほうれん草より手軽にきれいな緑が得られる抹茶です。けど、流石日本のお菓子屋さん、ヨックモックの和風クッキーは、この抹茶の苦みを実にうまく使ったクッキーでした。小さな個装クッキーは、あっという間に私のお腹にはいりました。抹茶の美味しさを持つお菓子を焼きたいと思ったほどでした。ところがひと月に及ぶ、チクチク、信じられないほど忙しかった2月、お菓子を焼く暇がありませんでした。

 おひな様の日に、和菓子を作ろうと台所に立った私ですが、急に予定変更、そうそう抹茶のケーキが食べたい。というわけで、抹茶のロールケーキを焼きました。クルッと巻くロールケーキが好きです。中には果物を入れて巻いてもいいし、バタークリームだってホイップクリームだって何でも好きです。

 このロールケーキの生地は、随分と試行錯誤して出来上がった、私のレシピで作ります。たっぷりのシロップを生地に含ませて、巻き易くするのはどうも好きではありません。シロップをアンピペせずに、割れることなく巻ける生地です。 粉はほんのちょっぴり、柔らかな生地です。抹茶やチョコレートがはいると生地が沈み、膨らみが出なくなります。充分に膨らみを持たせるには抹茶は手早く生地に混ぜることです。

 ヨックモックのクッキーは、抹茶とバターの絶妙な組み合わせが口の中で拡がりました。和風和風させ過ぎるのも、今ひとつ、良く抹茶のロールケーキに小豆が巻かれていますが、あまり好きではありません。そんなわけで、さっぱりとしたバタークリームを巻きました。抹茶のリキュールが少しあったら、良かったなあ、と思います。

 この抹茶のロールケーキ、コーヒーよりはお茶、日本茶にも薄めに入れたダージリンにも合います。

 ロールケーキは手間がかかりません。口溶けのいいお家で作ったロールケーキ、自分で作ったロールケーキが大好きです。

 

コメント
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